【朗読後記】桜の話と早口ことば
4月なのに寒いと思っていたら、今日は初夏の陽気です。冬物はもう片付けて大丈夫でしょうか…。今年こそ着なかった冬物を断捨離するぞと今思いました。
私が住む街の桜もだいぶ散りました。今回はこの季節に読みたいなと思っていた梶井基次郎の「桜の樹の下には」を読みました。
グロテスクな表現があるのでおどろおどろしく読む方もいるようですが、私は違う味わい方をしています。
「こんなことを想像できるんだぜ、オレ😏」という感じかなぁ。状況を楽しんでいるのかなと思いました。
隣にいる友人と話しているようですが、お芝居のセリフではないので朗読とセリフの間にしたかったです。
うーん。出だしが少し重かった。後半はまあまあかな。
吟味したつもりでしたがアップロードしてから後悔と反省を繰り返すループにはまっています。もっとおもしろく読みたかったんだけど。
また来年の春に頑張ります😅
もうひとつは「外郎売」です。
声優や俳優、アナウンサーなどが滑舌の練習に使う定番のテキストです。
元は歌舞伎の演目ですが、そこで出てくる長台詞が用いられます。テキストもいくつかあります。漢字の読み方やアクセントもいろいろあって、他の人のものを聞くと、自分が普段使うものとの違いが気になったりします。
私はこのテキストはとても面白いと思っています。如何様にも使えるからです。
滑舌や発音、発声の訓練として、長い息の訓練として、早口言葉として、セリフとして、歌舞伎っぽくなどなど。
つかえることなく滑らかな早口言葉にすることが多いかもしれませんが、今回は速さには拘りませんでした。「外郎売」にしては遅いと思います。もちろん、もっと速く読めますよ😁
今回は「外郎売」をよく知らない人が聞いてもわかるスピードにして、表現物ということに重きを置きました。そして音を潰さず1音1音はっきり聞こえりようにしました。速く読み上げるのではなく、セリフに寄せました。
ん? 15秒マイクロノベルも似てますね。
少しでも面白く聞こえたら幸いです。
よかったら聞いてください。