禁煙外来のメリットをまったく活かせてない件【禁煙日記3日目】
禁煙3日目。禁断症状がひどい感じになってきた。頭蓋骨のなかにモワモワした不快な物体をぎっしり充填されたような感覚が延々と続いていて、作業にまったく集中できない。
実はこれを見越して禁煙外来に行ってたんですよ。チャンピックス(トップ画のやつ)って薬を処方してもらえるんですが、こいつが禁断症状のイライラや不安感を抑えてくれるって触れ込みだったので。
なんで禁断症状が起きるかというと、通常、人間って良いことがあったり、何かを達成したりすると脳がドーパミンって物質を分泌して「嬉しい」「満足だ」って感じる(報酬系って呼ばれます)。でも喫煙者の場合、ドーパミンがニコチンの摂取に紐付いてしまい、タバコを吸わないと分泌されない。よって禁煙するとドーパミン欠乏に陥って、脳がニコチンを欲するからめちゃくちゃイライラする。禁煙外来でもらえるチャンピックスはこの「ニコチンくれ」って欲求をマイルドにすることで禁断症状を緩和するそうです。
ただ、しばらく飲み続けないと効果が出てこないらしい。だからチャンピックスを処方された患者は、1〜3日目に0.5mm、4〜7日目に1mm、8日目から2mmって具合に量を増やしていって、8日目から禁煙を開始するように指導されます。
で、私はなぜか0.5mmのチャンピックスを飲み始めた1日目に完全な禁煙を始めてしまって、当然準備が整ってないからフルスイングの禁断症状に見舞われている次第。この状況を医師に電話したらまず爆笑され、「禁煙は8日目に始めればいいんだからキツかったら吸いなよ」といわれました。
でも、もう3日禁煙しちゃってるし、ピークは3日目ってよくいわれるし、もったいないからこのまま我慢する方針。禁断症状のキツさを抑えるために禁煙外来行ったのに、そのメリットをまったく活かせてないというクソバカムーブに我が事ながら呆れてます。
まあ、こういうプレイだと思って楽しもうと思います。