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パレットいろいろ 〜用途に合わせて使えるパレットのご紹介〜
Macのメモリが届いて、うちのMacPro Early2008は無事、復活を遂げました。一安心です。
さて、今日は、ちょっとパレットを紹介してみようかと思います。
絵を描くのに色を混ぜる時、パレットがあると役に立ったりするんですよね。
昔ながらのパレットと言えば、木製のものがよくイラストとして使われたりしますが、最近では、いろいろな素材のものが出ているので、絵の具の種類によって使い分けするのも良いかと思い、少しだけご紹介してみようかと思いました。
1)プラスチック製の二つ折りのパレット
こちらは、定番のパレットになります。見たことある!という人や使っている人も多いかも知れませんね。数百円程度でお値段も手頃だし軽くて扱い易いというのも定番になる理由のひとつかなと思います。
二つ折りになっているので、ホコリも入りづらいので、出した絵の具も長期間そのまま保存できるというメリットもあるかなと思っています。
こちららは、時間が経って固まっても、後から水を含ませることで絵の具として使える水彩絵の具に向いているかなと思います。
逆に、一度固まってしまうと取れないアクリル絵の具にはちょっと向かない気がしています。アクリル絵の具の場合、固まってからも「剥がす」感覚で取れるかも知れませんが、元通りに綺麗にはならない可能性があります。
私も、このパレットは水彩絵の具用のみに使っています。
2)ミニパレット
こちらは、1つ目のより、より簡易なタイプで、特に特定の色を大量に混ぜて作りたい時に使うと便利なパレットになります。背景用の色を作る時とかにも良いです。
部品などが一切ないので、気兼ねなく豪快に水で丸洗い出来るところも良いところかなと思います。そして、何度も洗って使えるのが、とても環境に優しいなとも思っています。洗って乾かした後は、写真の右側のようにスタッキングできるので場所を取らないのも良い点かなと思います。
こちらも、基本的には水彩絵の具に使うのが良いかと思います。アクリル絵の具では使ったことが無いのですが、アクリル絵の具が固まってしまうと落ちにくいのでは……と思います。
ポリスチレン製で、水彩絵の具でも濃い色だと、少しだけ色が染みこんで洗ってもうっすらパレットに色移りしている時がありますが、本当にうっすらなので使う分には全く問題ない感じです。
こちらも、お値段は5個入りで200円程度なので、取り入れやすいかなと思います。
3)紙パレット
名前の通り、紙パレットなのですが、紙の表面に絵の具が浸透しないようにコーティングされています。(下の写真参照)
ハガキサイズの小さいものから、A4サイズ程度までサイズが豊富で、こちらも持ち歩きなどにも重宝します。
紙の上部が糊付けで止めてあって、一枚一枚剥がして使うことも出来ます。必要な枚数だけ持って行くということも出来るかも知れません。
このパレットは、水彩絵の具にもアクリル絵の具にも使えます。多分、油絵の具にも使えるし、染料系の絵の具でも使えると思います。
とても万能なパレットなので、持っていると色々な絵の具に対応出来て良いかも知れません。
1点気になる点があるとすれば、使い捨てになるので、ゴミが出てしまう点でしょうかね。
アクリル絵の具や油絵の具は固まってしまうと、どうしてもそれを取り除くことが出来ないので、逆に割り切って、こういうのを使うのもありかなと思ったりします。
ということで、絵を描く時の脇役なのですが、それでもとっても良い仕事をしてくれるパレットを今回は紹介してみました。
こんな良いパレットもあるよ〜という場合は、コメントなど貰えたら嬉しいです。
寒くなってきたので、みなさん、体調に気を付けてお過ごしくださいね。