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不妊治療の第一歩!不妊症スクリーニング検査

不妊治療では、クリニックに行って「さあ治療しましょう!」とすぐに治療が始まるわけではありません。
私が通院していたクリニックでは、まずはじめに『不妊症スクリーニング検査』を行いました。

不妊症スクリーニング検査の内容は以下になります。

①ホルモン検査(保険・1,500円)
月経1~5日目に行う血液検査で、各種ホルモンの基礎値を測定します。
②子宮卵管造影検査(保険・3,400円)
月経7~10日目に行う検査です。
子宮の入り口から管を入れて造影剤を流し込み、レントゲンで子宮の形態や両側の卵管の通りなどを検査します。

③超音波検査:2回(保険または自費・1,400~2,000円)
月経11日目頃の低温期に卵胞測定、
月経20日目頃の高温期に排卵確認を行います。
④黄体機能検査(保険・1,100円)
血液検査で、P4(プロゲステロン:黄体ホルモン)とE2(エストラジオール:卵胞ホルモン)を検査します。
これらは妊娠に欠かせないホルモンなので重要です!
⑤精液検査(自費・5,000円)
クリニックで容器をもらい、検査予約時間の3時間以内で家で採取して提出するスタイルでした。
クリニックによっては院内で行うところもあるようです。

③と④は治療開始後、毎回行う検査です。
卵胞の大きさと排卵時期を見てタイミング法の日程や、人工授精や体外受精などであれば手術を行う日程を決めます。

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また、スクリーニング検査では自費で以下もお願いしました。
・甲状腺ホルモン検査(4,000円)
・抗精子抗体検査(7,000円)
・クラミジア抗体検査(5,000円)
・抗ミュラー管ホルモン検査(7,000円)
・風疹抗体検査(2,000円)

1回の血液検査で全部調べることができますが、今まで歯医者や内科でも保険適用の治療しか受けてこなかったので「高っ?!」となりました(笑)

これらの検査で不妊原因が分かれば治療して妊娠!となるのですが、私の場合特に問題がなく原因不明だったため、これから長い長い闘いになるということは当時は考えてもいませんでした・・・。

不妊スクリーニング検査では、他にも子宮頸がん検査などもありますが、私は会社の健康診断で受診していたためクリニックでは行いませんでした。

最近ではブライダルチェックで検査できる内容もありますが、スクリーニング検査でしか行わない検査もあるので、妊娠に不安な方は一度検査をしてみてもいいですね!

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