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腐れ縁だから

君と出会って、何度目かの夏が来る。
良いことも、悪いことも。
交わることも、交わらないことも。


僕たちには、それぞれの人生があった。



君は時折、思い出したかのように言う。




「もし私がいなくなったら、どうする?」



どうしようもないよね
そうはぐらかす僕を見て、君は満足気に、そして寂しげに微笑む。


きっと君には全部分かっている。



どうしようもなくても

僕は、君を探しに行く。



見つけたところで

どうしようもなくとも。


青ブラ文学部の少し艶めかしい雰囲気が好きです。 
投稿者さん達の独立独歩な感じも。

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