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腐れ縁だから
君と出会って、何度目かの夏が来る。
良いことも、悪いことも。
交わることも、交わらないことも。
僕たちには、それぞれの人生があった。
君は時折、思い出したかのように言う。
![](https://assets.st-note.com/img/1716942451044-yxXrkFbi8F.jpg?width=1200)
「もし私がいなくなったら、どうする?」
どうしようもないよね
そうはぐらかす僕を見て、君は満足気に、そして寂しげに微笑む。
きっと君には全部分かっている。
どうしようもなくても
僕は、君を探しに行く。
見つけたところで
どうしようもなくとも。
青ブラ文学部の少し艶めかしい雰囲気が好きです。
投稿者さん達の独立独歩な感じも。