#36 食の嘘を理解すれば様々な『氣付き』『思考』が芽生える。
食の嘘が解れば様々な嘘が見えてくる。
歴史、教育、医療、政治、メディアなどなど。
今日の『思考』
砂糖に関してほんの少し。
砂糖は万病を引き起こすことは最近浸透してきましたが、何故今まで砂糖が沢山使われてきたのでしょうか。
一緒に考えていきましょう。
米国砂糖業界は、1960年代から約50年にわたり、「脂質を摂ると太る」「砂糖は体に良い」という神話を広めてきました。
これは、当時社会問題となっていた冠動脈疾患のリスクを高める原因が「脂質」と「砂糖」の2つが上げられた事で、医学的に冠動脈疾患の原因が砂糖となれば砂糖業界が致命傷となり、そのこと事を避けることから始まっています。
砂糖研究財団(SRF 現砂糖協会)と呼ばれる業界団体は、砂糖が心臓病の原因となる可能性について積極的に「反論」。
団体は、過去60年以上にわたって多額の資金を投じ、科学者に働きかけて砂糖を擁護する偽の論文を発表させてきたと述べています。
例えば1967年、ハーバード大学の科学者たちはSRFから報酬を得て、砂糖と心臓病の関連性を「否定」する論文をニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)掲載しています。
少なくとも過去50年間、砂糖業界が社会を欺くために、偽の科学論文を次々と発表してきたことを明らかにしています。
もちろん「脂質」も「砂糖」も過剰摂取は体に良いものではありません。
ただココでも、砂糖は利害関係により生まれた産物であったことが伺えます。
まさに今現在を見ているようです。
白砂糖の摂取による影響は計りしれません。
糖尿病、低血糖症、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、冷え性、骨粗しょう症(老化現象)イライラ、鬱、キレるなどなど。
『砂糖が栄養だというのであれば家畜に与えてみると良い。たちまち病気になり死ぬ。』と、どこかで耳にしたことがある。
また、砂糖より安価である様々な人口甘味料が飲食品に数多く使用されています。危険なことは言うまでもないと思います。
得に砂糖の代用品である果糖ブドウ糖液糖 『HFCS (High fructose corn syrup)』は、ほぼ毎日のように摂取していることでしょう。
アメリカでは1976年にFDA(米国食品医薬品局)から「安全性が認められる」と分類された後、米国では砂糖に代わってHFCSが清涼飲料水の主な甘味料として使われるようになっています。
果糖ブドウ糖液糖は、下記のような健康被害が報告されています。
1. 体重増加
2. がん
3. 脂肪肝と肝臓への負担
4. コレステロール値の上昇
5. 糖尿病
6. 高血圧
7. 心臓病
8. リーキーガット症候群
9. 水銀摂取量の増加(サンプルの約50%から水銀が検出と報告あり)
果糖ブドウ糖液糖は、遺伝子組換えされたトウモロコシ(キングーコーン)が原料です。
前回#31.#32で書きましたグリホサートを大量に散布され生産された遺伝子組換えコーンを摂取するとどうなることかおわかりになることでしょう。
夏になり体が水分を多く欲する季節になりましたが、様々な甘味料が含まれた清涼、炭酸飲料水などで体を満たしてしまうと元も子もありません。
白砂糖とHFCSは、どちらも栄養のないもので、『百害あって一利なし』といってもよいのではないでしょうか。
これらの代替品として天然のハチミツメープルシロップ、デーツ、ココナッツシュガー、ブラックストラップモラセス、バルサミコグレーズ、ブラウンライスシロップなどが提案されています。
以前#05にて、『あなたの髪の毛からコーン(とうもろこし)成分が検出されます』と書きましたのは皆さんが毎日のように摂取しているからです。
私も、当時観ましたが2007年、米国のドキメンタリー映画「キング・コーン」を興味のあるかたはご覧になってはいかがでしょうか。
砂糖、大手企業やマスコミによる利害関係、キングコーン、果糖ブドウ糖液糖、を
を一緒に思考しましょう。
マガジンでは、自分のために作った安全な(有機食、無添加、オーガニック、無農薬)食品図鑑を以下の様な形式で掲載しています。
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