「寝て過ごす1日」2022/11/21の日記

全く活動的に過ごせなかった。髭も剃らず髪も整えず、飯食っては寝るだけ。金曜日に尾骶骨を打撲したせいで歩くのが辛く、患部を庇いながら移動しなきゃいけないからなおさら億劫。

土曜日なんだけど、デザフェスに行った。

今年の春に初めて行ったんだけど、そこからすっかりハマってしまった。大人の文化祭って感じですげえ楽しい。クリエイターの熱量に当てられて、こっちまで何が作りたくなってくる。

フィルムカメラが2万円くらいで売ってたんだよね。しかも、PENTAXとかCanonみたいなブランド品が！それがその値段で買えちゃうのすげえなあ。修理済みだから、すぐ使えちゃうしフィルムも付いてくる。俺にもっと金があればなあ、その場で買えたのに。

それにしても、デジタル全盛の時代にフィルムカメラを買う理由ってなんだろう。画質の良い写真ならスマホカメラでも撮れるのに、わざわざ画質の落ちる、しかも調整が面倒な旧式カメラを買う必要はあるのだろうか。

思うに、現代は写真が簡単に撮れ「すぎる」からこそ、本当に大切な写真は多少手が掛かっても良いと思う人間の無意識がそうさせてるのかもしれない。スマホでは画面でシャッターボタンをタッチすれば、デジタルカメラと遜色の無い写真が撮影できる。だが、それではあまりにも味気ない。一枚の思い入れは減ってゆく一方だ。

今日の一句
走り出せ　フィルムカメラと　手袋で
季語　手袋