![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/167160843/rectangle_large_type_2_55ad3e9a14a4344a6e050a7d41d22a6d.png?width=1200)
“スーパースター、エリート職人”は必要ない!コミュニケーションが重要【大橋解体】
今回は茨城県結城市の解体企業「大橋解体工業株式会社」さんに取材しました。解体業界の改革と革新をを進める大橋解体専務の大橋さんにインタビュアーの吉川がお話を伺いました!
解体業界のイメージ改革を目指して
大橋解体工業の専務の大橋紀之さんは、製造業から転身し家業でもあった解体業界の改革を進める革新派の経営者です。
![](https://assets.st-note.com/img/1735100796-8tjI91ODHFh2NZ7ovUWXpEek.png?width=1200)
中南米に多く生息すると言われているクチバシが特徴的な鳥がたまたまいたらしいです!
インタビュアーの吉川
「大橋さん、解体業界は一般的にどのように見られていると思いますか?」
大橋さん
「解体業界って“怖い”とか“危ない”みたいなイメージが強いじゃないですか。それを少しでも変えたくて、業界のイメージを変えたり、常識を覆すような取り組みを色々とやっています。」
吉川
「なるほど!具体的にはどんなことを?」
大橋さん
「たとえば会社のキャラクターを作ったんです。“鳥のオオハシ”をモチーフにして、少しでも可愛いイメージを持ってもらえたらなと」
吉川
「確かに可愛いですw
それと他にもSNSの活動もされていますよね?確か𝕏(旧Twitter)で」
大橋さん
「はい、𝕏(【解体屋らしからぬ解体屋】)では業界の裏側とか、日々の取り組みを発信してます。業界のためになればと」
吉川
「解体企業では数少ない解体インフルエンサーだと思うので、私も常にチェックし勉強させていただきますね!」
ぜひ大橋解体工業のSNSをチェック!!
𝕏(旧Twitter)はコチラ!
Instagramはコチラ!
"自称"スーパースターやエリートはいらない!!
吉川
「次に採用についてお聞きしたいのですが、御社が求める人材像はどのようなものですか?」
大橋さん
「まず、『スーパースターやエリート職人はいらない』と考えています」
吉川
「えっ、それはどういうことですか?スーパースターやエリートがいると、むしろ現場で頼りにされるのでは?」
大橋さん
「そうですね、本当の「スーパースターやエリート職人」であれば大歓迎です。でも問題は、自分を過剰に評価して『自称スーパースター』や『自称エリート』のような人です。これ結構いるんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1735114578-EfktPdj73YZXHz59DhlwVsuq.png?width=1200)
大事なポイントなんですけど、『重機オペレーターだから重機の操作以外はやらない』という人がいるのは、現場に悪影響を与えるケースが多いんです。」
吉川
「えっ、悪影響ですか?すごいオペがいた方が仕事も進んで良い影響がある気がしますが…」
大橋さん
「もちろん、スキルが高いのは良いことです。でも、解体現場は一人で完結する仕事じゃないんです。どれだけスキルがあっても、周りと連携できない人がいるとチームが崩れちゃうんです。結果、全体の工期や成果に悪影響が出ることも。」
吉川
「なるほど…。つまり、スキルよりもチームワークが大事なんですね。」
大橋さん
「解体は現場ごとに条件も環境も全然違うので、誰か一人の力で解決できるような仕事じゃない。互いに補い合って動ける“結束力”が何よりも重要なんです。」
吉川
「確かに、解体ってすごくダイナミックな仕事ですもんね。じゃあ逆に、そういうスーパースターやエリート職人が来たらどうなるんですか?」
大橋さん
「もちろん嬉しいです!でもしっかりと見極めないと、自己流で動いちゃったり、周りに指示だけ飛ばしてしまったりする人も多く、最悪の場合現場がバラバラになってしまう。だから、スーパースターよりも“みんなでやり遂げる力”を持った人の方が、現場にとって価値が高いんです。スキルがある上で結束力があれば一番いいですがw」
吉川
「すごく納得しました!大橋さんが目指している“結束力”の現場、素敵ですね。ちなみに逆にどんな人が大橋解体さんは募集していますか?」
コミュニケーションが命の現場
![](https://assets.st-note.com/img/1735116269-ftpoDWX4CM1kbA8I25LNaihU.png?width=1200)
大橋さん
「コミュニケーションや挨拶や報告ができる人です。」
吉川
「なるほど、それはどういう理由からですか?」
大橋さん
「解体現場はチームワークが命なんですよ。だから、挨拶ができないとか、報告をしない人は困りますね。そういう人は情報共有ができないので、機械に乗せるのも正直怖いですし、最悪の場合、事故につながる可能性もあります。」
吉川
「確かに、現場では迅速な連携が求められますよね。他に具体的にどういう人が向いているとお考えですか?」
大橋さん
「コミュニケーションコストが低い人、つまり、失敗しても素直に報告できたり、分からないことを素直に聞ける人が向いています。そういう人は周りも『教えてあげよう』と思いますし、結果的にスキルもどんどん向上していくんです。」
吉川
「なるほど、素直さが成長のカギなんですね。
大橋さん
「技術的には少し未熟でもいいんです。大事なのは、周囲と協力して現場を動かす力です。チーム全体がスムーズに動くためには、技術以上に『人と一緒にやる力』が必要不可欠ですから。」
吉川
「ありがとうございます!非常に共感します!」
大橋解体工業株式会社ではこのような人を募集しています。
・コミュニケーションが得意な人
挨拶や報告、相談がしっかりでき、チームでの仕事をスムーズに進められる人を求めています。
・失敗を素直に認め、学ぶ意欲がある人
完璧である必要はありません。大事なのは、失敗から学び、成長し続けようとする姿勢です。
・チームワークを大切にできる人
「一人で完結」ではなく、仲間と協力し合いながら仕事をやり遂げる力を持つ人を歓迎します。
・柔軟な考え方と向上心を持つ人
現場は日々状況が変化します。その中で臨機応変に対応し、新しいことにも挑戦する意欲のある人が活躍できます。