hCG注射が妊娠検査薬に反応する期間はどのくらい?

フライング検査。

たぶん、妊娠を望んでいる女性のほとんどがしたことがあると思います。

薬を使わないタイミング療法の間はあまり気にしないのですが、人工授精・体外受精へとステップアップすると、排卵誘発のためにhCG注射をします。

フライングのタイミングによっては、このhCG注射が体内に残っていて、妊娠検査薬に反応してしまうそうです。

ぬか喜びしないためにも、どのくらいでhCG注射の影響がなくなるのか知りたいですよね。

影響が出るのはhCG注射後、約1週間

答えから。
hCG注射は1週間程度体内に留まり、妊娠検査薬に反応します。

なので、
人工授精の場合、人工授精から1週間以上開けて
体外受精の場合、移植から1週間以上開けて使用しないと正しい結果が得られない可能性があります。

フライング検査は、大抵の場合着床が期待できる高温期7日後くらいから行う人が多いと思います。

人工授精の場合は、7日以上経てば体内にhCG注射が残っている可能性が低いでしょう。

体外受精で胚盤胞移植をする場合は、高温期7日目に相当する日に移植となるため、BT7以降まで待たないとhCG注射の影響が出る可能性があります。

フライング検査はする?

私は、やめました。
一度も陽性反応が出たことがないからです。

顕微鏡授精にステップアップしてからは、妊娠検査薬が使える頃に病院で血液検査をするため、妊娠検査薬を買うのが不必要な出費と感じたからです。

妊娠検査薬にお金を使うより、赤ちゃんが来てくれた時にベビーグッズを買ってあげる資金にした方が有意義かなと考えています。

私が考えるフライング検査の意義

私は、フライング検査反対派ではありません。

タイミング療法、人工授精などの治療を受けている方で、不妊治療を始めたばかりの方や、妊娠経験(陽性反応が出た経験)がある方は、高温期10日目くらいから試してみても良いと思います。

もちろん、化学流産の可能性も高いので、ガッカリする結果になってしまうかもしれませんが、「お腹の中で授精して、着床できたんだ」と言う事実確認になります。

不妊治療は目の前が真っ暗闇です。
自分がどこでつまづいているのか、それを正しく理解するだけでも、不妊治療を続ける意義があります。

応援してくれたり、励ましたりしてくれる人がいたとしても、結局辛くても続けるには自分の強い意志が必要です。

その意志を持ち続けられる根拠を見つけるのも、不妊治療を乗り切る支えになるのでは?と思います。



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