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卵子凍結はしてて良かった

30代を過ぎてきて
まだ結婚もしていないとなったときに
卵子凍結を考えます

特に35歳から卵子の質が急激に下がる
と言われているんですね
将来的に子供は望むことになると思い、
私は35歳の時に卵子凍結に踏み切りました

そのころは都内でも
独身の卵子凍結をやっているところが
6か所程度しかありませんでした。
自費診療の時代で保険適用外

卵子凍結をするには
何回もクリニックに通う必要があり、
手術をすることにもなるので
自宅や職場から通いやすいクリニックに
することをオススメします。

最初に卵巣年齢のチェックを行います。
AMH(抗ミュラー管ホルモン)といって、
あとどれだけ卵子が残っているかがわかる検査です。
34~35歳の平均AMH値は
3.64(ng/ml)
これに対し私の数値は
3.65(ng/ml)
まさしく平均通り

つまり平均通りに
年齢を重ねていくと急激にAMHが
下がっていくことが予想されます

その他にも必要な検査を
いくつか数日に分けて行い
アンタゴニスト法で
毎日の自己注射などを行い
いよいよ採卵日当日

最初にとれた卵子は
9個

9個は若干少ない


その当時の表で
「1人出産するのに必要な成熟卵の数」
(卵生存率、着床率、流産率から算出)
36歳 20個程度
38歳 30個程度
40歳 40個以上
42歳 70個以上
45歳 250個以上

なので35歳に採卵した私にとっては

約20個程度の卵子が必要


なので、1度目の採卵が終わってすぐに
2回目の採卵に向けて
再度アンタゴニスト法で
自己注射やお薬を投与し始めます

採卵自体は全身麻酔で行いました
怖いのが苦手なので
部分麻酔より全身麻酔派

人生で初めての全身麻酔でしたが
10秒もたたないうちに
フッと意識が遠のきます
目を開けるともう休憩室の中
点滴を打たれながらしばらく安静にします

午前中に採卵し
お昼過ぎにはもう外に出れますが
その日は若干フワフワしているので
お仕事などで大事な用事は入れないほうがよいです

2回目の採卵個数は

14個


これで1回目+2回目分で
なんとか合計23個の卵子凍結ができました

気になる費用は
1回目は約40万(保管費用込)
2回目は約55万(保管費用込)
合計約100万弱がかかりました
2回同じ手術をしているので割高です
もっと若かったり、卵子の調子が良い人は
1回で済むので、本当に早ければ早いほど良い

そしてこの卵子も凍結されるわけですが
解凍する際に2割程度は
細胞が壊れてしまって
使えない、ということもあるので
数はやはりある程度持っておいたほうが良い

数年後、私はこの卵子凍結分も使って
体外受精に取り組むことになるわけですが
この時の卵子は

数年後の採れたて卵子より妊娠率が高いのです


私も始めて知ったのですが
例えば
5AAの40歳の体外受精卵と
5ABの35歳の顕微受精卵
この場合、一般的なグレードだけをみると
5AAの方が良いと思いますよね

違うんです
5ABの35歳時に凍結したものを
顕微授精で受精卵にしたものの方が
妊娠率は高い

いかに若い時の卵子を使えるか

これが非常に重要だと学びました

今卵子凍結をしようか悩んでいる方や
妊活中で、過去の卵子凍結分をいつ使おうか
悩んでいる方、
私もしばらく悩んで
最初は使わず普通に不妊治療をしていましたが

速攻で使い始めることをオススメします


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