”アタリショック”という言葉を初めて使ったのは米トイザらスの副社長さんです

2014年7月22日にウェブリブログ「任天堂雑学blog」にて投稿した記事の転載です。

以下転載開始

ツイッターなどで再びアタリショックについて盛り上がりを見せていますが、極めて重要な事実について触れている人がいないので、ここら辺で指摘しておきます。


日経エレクトロニクス1990.9.3(no.508),p.153,任天堂アメリカ、ソフト管理と消費者情報の収集で40億ドルの市場築く

Howard Moore氏曰く

ライセンス契約によるゲーム・ソフトの管理が任天堂アメリカの成功につながった

ビデオ・ゲーム市場の繁栄を持続するには、この基本方針だけは絶対に守らなければならない

誰でも好きなだけNES用のカートリッジを開発・製造できるようになったら、1983年のアタリショックを繰り返すことになろう

ここまで断定していますから、アタリショックの原因は粗製濫造が原因と言い切っちゃっていいと思います。

知ったかぶって「それだけが原因じゃないよ」という人には

お前それ米トイザらス副社長の前でも同じこと言えんの?

といってあげましょう(笑)


この記事へのコメント

  • tomtom

    1. このエントリは@loderun さんの一連のツイートに対しての
      当て擦りなんだと思われますが、
      氏がブログ本編にて綿密に研究されているのも観た上で
      以上のような発言をされているのでしょうか?

    1. 2014年07月25日 23:46

  • ゼットン金子(BLOG主)

    1. tomtomさんへ
      特にloderunさんを意識したわけではありません。最近は元ナムコの方など業界関係者の方々のアタリショックに対するツィートが目立ちますしね。
      ブログ本編は拝見していますが、前提となる知識が断片的・副次的な資料に基づいており、元米国トイザらス副社長の発言とは比較対象にならないと思います。
      片や当時のビデオゲーム小売販売シェアの50%以上を占めていて、ハード、各ソフトの販売本数、実売単価まで把握している企業の副社長ですから。

    1. 2014年07月26日 10:23


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