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突然突き落とされた日【卵管閉塞の診断】
こんばんは。初めての投稿でちょっと緊張。
タイトルの通り、卵管閉塞の診断を受けまして、「わたしの妊活長くなるな」と思い、記録に残すことにしました。
これから妊活する人の助けにもなればなと。
経緯
細かい経緯は追ってお伝えするのですが、
避妊をやめて1.5〜2年、その後排卵検査薬を使って数回タイミングを試みるもなかなか授からず、
クリニックにてタイミング法を受けながらホルモン検査を実施。
高プロラクチン血症の診断があって、調べられるものは全て調べようと思い、卵管造影検査を実施。
わたしは至って健康体なので、そんな問題ないだろうと思って、「確認のため」という軽い気持ちだったんですね。
ネットでは痛かったというコメントがいっぱいでちょっと不安だったんですが、全く痛くなかったという人もいて、まぁ大丈夫かなとも思っていました。
とはいえ、前日はちょっと緊張。
仕事前に受けようと思ったので朝9:00に予約していざ!
検査
さっそく検査ということで、下着を脱いで検査台へ。
かちゃかちゃ金属音がして、膣から子宮内に管が通されます。
それで造影剤が入っていくわけですが、あまり痛くありませんでした。
そこで写真を3-4枚くらい撮ると、お腹が熱くなってきて、軽めの生理痛のような感じ。
そこからさらに造影剤を入れてさらに数枚の写真。
この辺りから痛くて痛くて、お腹は熱いしなにか鈍器で殴られている感じ?ずっしり重いものがお腹に乗っている感じ。ちょっと息が苦しくなる。
もう終わってくれー!と思ったけど、さらに造影剤を注入。このまま生き絶えるのかと思うぐらい痛くて熱くて、息ができなくなって汗も出てきて、本当に辛かった。
それで写真を撮って終わり。
先生と看護師さんによく頑張ったね。と言われて、汗拭いてくれて終了。
息が乱れていたので、落ち着いたらまた来るね。と先生が言って、落ち着くまで横になってました。
ネット見たら痛くない人もいて大丈夫かなと思ったんですけどだめでしたー、など看護師さんと話してたけど先生なかなかこなくて。
しんとして待ってる時間で、なんか先生深刻な顔してたような?とか、
うっすら遠目で見える写真が、きれいな子宮の形してないような?と思えてきて、すごく怖くなった。
診断
そして先生が来てくれて、伝えにくかっただろうに、とても丁寧に説明してくれました。
両側とも卵管が閉じてしまっていて、
両側卵管閉塞だと。
方法は3つ。
1つは、もう一度造影剤検査をうけること。
卵管の通り道も筋肉なので緊張とか急に異物が来たことで筋肉が収縮するのかも、とこのと。
でも両方ともそんな現象が起こるのも考え辛いし、何よりこんなに痛かった検査もうやりたくない。。
帰ってネットで調べたら卵管造影検査はどのクリニックでやっても結果はそんなに変わらないらしいとのことだったし、
先生の話聞いててもそう思って聞いたけど、まぁ、同じような考えだった。
この選択肢はないかな。
2つ目は腹腔鏡手術を受けること。
卵管の詰まりを解くのと、癒着を剥がす?
もうこの辺から、つらくてあんまり話が入ってこなかった。。
卵管が詰まっていると精子が卵管を通って卵子と出会えないので、自然妊娠は不可能。
自然妊娠にこだわるなら、卵管を通すための手術があるよと。
でも全身麻酔だし、数日入院が必要だし、手術しても改善しない可能性もあると。
この辺りはもう一回先生に話聞きに行かないと。
3つ目は体外受精。
これであれば、体外で受精して戻すから、卵管が通ってなくても大丈夫。
腹腔鏡手術のような手術負担もないし、早く欲しい、とか自然妊娠に拘らなければ。
考えたこと
話聞きながら涙が止まらなくて。
かるーい気持ちで受けたけど、
あぁ、だからわたし子どもできなかったんだなぁ。
子ども作れる身体じゃなかったんだなぁ。
今まで体質改善しようとか栄養取ろうとか食見直したりサプリ飲んだり運動したり、全部方向性間違ってたなぁ。とか
いろいろ。思いました。悲しかった。
わたしの通うクリニックは不妊治療と妊婦さんエリアで区画が分かれているので、子供や妊婦さんに会わないようにしてくれています。
ただ、造影剤検査は妊婦さん用の部屋での受診になります。
受付に入ったときは、いつかはこっちに通えるようになりたいなとか、妊婦さん向けの情報や小さいお子さんを持つ親への情報で溢れていて、いいなぁ。とか思ってましたが、
いざ検査を受けて待合室に戻ると、その華やかな感じとか、わたしには程遠い内容なんだなって思うと、余計に泣けてきて。
あんまり泣いてるので空いてる診察室に入れてくれたんですが、そこにもそういう絵とかがあって、余計につらくてすぐに待合に戻りました。
診察室じゃ落ち着かなかった。
目真っ赤なまま待合にいたら看護師さんが声かけてくれて、本当に大丈夫?とか。診断結果を知らない看護師さんも優しくて、どうしました?大丈夫?って
先生も看護師さんも優しくて大好きなクリニックだったけど、その時はほんと、辛かった。
あとやっぱり不妊治療よりも産婦人科の方がなんかみんな明るいなぁ。眩しいなぁって。思いましたね。
散々泣いて、
泣いて泣いて、
ようやく早く検査受けてよかったな。
原因がわかって、次にやることが見えてきてよかったなと思いました。
なんでなの?って思って泣けてくることもまだあるし、今これ描きながら泣いてるけど。
あともう一つ思ったのが、
造影剤検査で痛いのって卵管が詰まっているからでは、、?
造影剤で圧をかけて子宮全体に造影剤を行き渡らせるわけですが、詰まってるのに圧をかけるから、痛いっていうことな気がする。
実際、詰まってるところに造影剤が届いたところで結構息が乱れて辛そうだったみたい。
それでも通るかもしれないからグッと圧をかけて、それでも通らないから痛いんですかねぇ。
そして卵管起因の不妊って3-40%くらいあるみたいです。10組に1組が悩む不妊のうち、3-40%って考えたら女性全体のうちどれくらいが卵管閉塞なんだろう。なぜ私が‥?っていうのは、ずっと考えちゃいますね、きっと。
旦那に言うときも覚悟が必要で、
俺は子ども欲しいから別れようって言われても仕方ないよなって。
そしたら、子どもいなくても2人で大丈夫だよって、言ってくれました。
泣きながら話してたけど、ちゃんと聞いてくれて、今後のことまじめに考えてくれた。
いつも遅い旦那が、次の日は心配して早く帰って来てくれた。
ほんとに、ありがとう。
次は何をどう進めるのか決めなければなりません。
そのためにはまず先生にもう一度話を聞きに行かないと。
読んでくれた方、ありがとうございます。