日記 2024.2.13(火) 久しぶりの外出/ハローワークへ/こんな日はおしゃれする/買い物/働きたくはないけど仕事したい
昨晩は咳でなかなか眠れず。夜中にトイレに行くのも習慣化してきている。何年か前にも風邪をひいたあとに咳だけ続いて大変だったのを思い出す。本気で喉対策しておかなくては。気づかないふりしていたけれど、昨日洗濯物を取り込むときに花粉の気配を感じたしな。
今日はハローワークへ認定日のため行く。無の1日が始まる。早めに行ってさっさと済ませたかったけれど、早起きできなかった。
こんな日ばかりはおしゃれをしようと思う。帰りに寄りたい店もいくつかある。買い物がてら行くのだと気楽に構えることにする。
花粉の気配を感じた以上、布団はしばらく外には干せないので家の中に干すことにする。カーテンレールに引っ掛けて掛け布団と毛布を干す。なんでも使えるものは使う。
顔を洗ってそのまま洗面台で化粧をする。日焼け止めとパウダーだけでだいたい完結する顔になりたい。今はまだコンシーラーをちょんちょんのせてシミをぼかしてごまかしている。
今日は髪の毛にアイロンも当ててみる。もう1年くらい美容室に行っていないのでいつの間にか髪の毛も伸び、ロングになってきている。夏になると服装が軽くなるのでバランスをとって毎年髪の毛を伸ばすようにしている。逆に冬はアウターやマフラーもあってごちゃごちゃするので短くしていた。長ければ結べるし、このまま伸ばしてみよう。例年に比べて髪の毛の痛みもそんなにひどくないと思う。美容室へ行く理由がまたなくなった。
今日は暖かそうなのでタイツとスカートに薄手のニット、ブラウンのアウターを着た。アクセサリーもつけてバッグもお気に入りを持つ。もうすっかり飽きてしまった冬服たちの中から最大限に自分を盛り上げる服を選んだ。
出発前に朝と昼を兼ねて食べておく。昨日のお味噌汁の残りとご飯、しっかり食べる。お味噌汁のごぼうがすごく美味しくて大好きになってきている。
12時ちょっと前に家を出た。ほんとあたたかい。花粉も今日は気にならないようだ。天気もいい。昨日は一歩も外に出なかったし、3連休はほとんど家で過ごしたからいつの間にか外は春になっていた、というような気分になった。お隣のお屋敷の八朔の木。20個くらいがいい色でついている。もう全部食べごろなんじゃないかな。うらやましそうに目で追いながら通り過ぎる。
新宿までの電車はイヤホンでPodcastを聴きながら行く。なるべく外の音を遮り頭痛を未然に防ぐ。駅を降りて地下の道を通ってハローワークへ。人としゃべるのはものすごく久しぶり。わたしは自分の考えていることを人に話したりするのがすごく苦手だけれど、今日はなぜか素直に話せた。気がついたら淡々と思うことをしゃべっていた。
今日はハローワークに来ている人が少なくて、スムーズに手続きや相談が済む。まだ離職票の作成がされていないようなので仮の手続きを進めているだけなのだけれど。23階のエレベーターホールから外をみる。びっしりと向こうまでビルで埋まる街が見える。何にも感じない。
気になっていたものを探しに行く。まずはイムコのライターを探しに紀伊國屋のあたりにあった葉巻や巻きタバコが売っている店へ行ってみた。風防付き、なし、ロゴあり、なしといくつか種類がある。よく分からずスタッフの方に話を聞いて理解したものの、結局買わずに外へ出た。元住人にも電話して相談してみる。彼一推しの別のものを勧めてくれて話がまったくかみ合わない。無印のカフェでソフトクリームを食べて休憩した。
無印のソフトクリームが大好きだ。クリームソーダにもこのソフトがのっていてどっちも好き。今日はクリームソーダがsold outだったので迷うことなくソフトクリームを選べた。念のためsold outとは永遠にないわけではないですよね、とスタッフの方に尋ねてみる。単純にソーダの在庫切れとのことでまた入荷するとのこと。ほっとした。好きなことのためなら食い気味にコミュニケーションを取ることができる性格だ。
日焼け止めを探しにコスメキッチンへ。日焼け止めの入荷は例年4月くらいなのだそうで今の時期はあまりラインナップが揃っていないのだそう。化粧下地としても使えるすこしカバー力のあるような日焼け止めを探したいのでそれまで待つしかなさそうだ。日焼け止めもいつか自分で作ることになるのかな。
駅ビルの中も念のためパトロール。春服はどんなかなとみて回るけれどときめかなかった。メガネ屋さんでいくつかかけてみたメガネが素敵でメガネが欲しくなる。薄いフレームでレンズは小さめのサングラスが欲しいので探し始めよう。楽しみがひとつ追加された。
それ以外はほとんど物欲もなく、ビショップでフランスのル・パルフェの保存瓶を買った。前回みて気になっていた品だった。在庫はもうこれ一点ということだったので店頭にあったものを買う。口が広くて750mlでサイズもよく見た目も可愛く気に入った。
喉が渇いて自然食品の店へ寄り、キャベツと煮干し豆乳ドリンクを買う。歩きながら飲んだ豆乳ドリンクがすごく美味しくてびっくりした。大麦若葉とよもぎの青汁味。よもぎの香りがやさしく感じられ、甘みがあって飲みやすかった。カフェへ立ち寄ることが減ったらこんな出会いが生まれるようになって嬉しい。
ビショップの紙袋に保存瓶とキャベツ半玉と煮干し、豆乳。新宿で買ったもののラインナップが笑える。最後に駅の中で高級ポテトチップスも買ってほくほくになった。
キャベツと保存瓶の重さをずっしり感じながら、産直市場でお水を2本買ってのろのろと歩く。空を見上げるときれいな三日月。立ち止まって写真を撮る年配の男性。私も撮ろうかな、いや、さすがに荷物が重い。
今日の夜は夕飯をさぼることにする。ポテトチップスを開けてつまみながららっきょう漬け、黒千石納豆、パンを2切れ食べる。変な組み合わせ。キャベツの外の葉っぱはぬか床へ入れておく。ぬか床のために買ったキャベツ。明日は乳酸キャベツを作ろう。鷹の爪とローリエがないので明日買ってくるとする。
ハローワークでスタッフの方の質問に答えているうちにわたしは誰かの会社で働きたくはないけれど仕事は一生していたいんだ、そう思ってるということが分かった。思っていることを滑らかに素直に、しゃべれるようになってきている自分に驚いた。いつもひとりでいる時、これからのこととかどうしようとか、そんなことはあんまり考えていないと思っていた。いつも行き当たりばったりを楽しんでいるだけのような日々だと思っていた。
そんなことに気づくためにハローワークに行って話をすればいいのか。深刻に捉えないで、楽しんでしゃべりたいことをしゃべって帰ってくればいいだけなのか。
これから先、どうしていきたいのかが少しずつ、でも確実に見え始めている。