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にしてつ夏の北海道紀行その1

2023年8月、23歳の夏、友人と2人で北海道の車中泊旅をすることになったので旅の記録を残します!!!

くるま:デリカD5
みち:下道限定
コンセプト:旅の最適化。僕と友人の2人が最大限満足するように最適化する旅を目指す。
お金:予算は無し。基本は節約で、使うところではガッツリ使うメリハリを大事にする。
スケジュール:2人の行きたい場所をGoogleマップのピンを用いて共有。それを元にルートとスケジュールを考え友人に提案。大まかなスケジュールは事前に決めておき、細かい行き先は前日に決定。

こんな感じで共有リストを作って運用する

ちなみに今回の予定ルートはこんな感じ。

事前るーと
行きは青森-函館フェリー
帰りは苫小牧-大洗フェリー


車中泊仕様デリカ
左で友達が、右で僕が寝ます。これは準備中なので汚い;;

1日目:つくば-秋田県


車中泊の準備をし、夕方に出発した我々は秋田県の「道の駅おがち」で夜に仮眠。夕ご飯は道中のスーパーで買った半額まぐたく巻きと紅生姜天。紅生姜天ってなんであんなに美味しいんだ。

写真がなかったので、ベイシアで撮ってた近大生まれのブリヒラかま。

ベイシアは近畿大学と手を組んでるらしく、他にも近大養殖鮮魚が売っていた。普段と違うスーパーに入ってみようということで、ベイシアに入ったが、こういった商品を扱う取り組みはスーパーに行きたくなる理由になって良い。旅にしろ、何にしても「普段と少し違うことをする」って大事だと思う。その積み重ねが新たな経験となり自分の人生の厚みが増すんだよ。

2日目:秋田→盛岡(友達の実家)


夏の車中泊は本当に暑さとの戦いで、窓を開けたり冷感素材の寝具を使ったり対策はするがそれでも暑い。寝ている時もいつもより汗をかくので、翌日のプランにもよるが車中泊旅の入浴タイミングは朝が良いと思っている。そこで問題になるのが「朝温泉空いていない問題」である。車中泊では7時には目が覚めるのだが、その段階で営業している温泉は少ない。この日もこの問題に悩まされていたのだが、Googleマップを巡回していたところどうやら川原毛大湯滝という天然の温泉が近くにあるらしいとのことで行ってみた。かなり細い山道を車で登って駐車場から歩くこと徒歩10分、ついに滝の湯が姿を現した。管理人さんなどはおらず、お金は無料で24時間入れそうな雰囲気でこれはアタリが来たんじゃないか!?とワクワク

この川全部が超適温の温泉である。

滝の周りには着替えられる更衣室も男女別で用意されていた。水着で入浴できるので、男女問わず入れる。おじさんだけでなく、カップルやファミリーなど多様な層の人たちが来ていた印象。

千と千尋の暖簾が可愛い

この温泉の泉質は酸性でなんと驚異のpH1.4。ここまで酸性の温泉には入ったことが無かったが、ヤバい。舐めたらめっちゃ酸っぱい(クセになる酸っぱさ)上、目に入るととても痛い。コーラを飲むと歯がキシキシするあの現象あるじゃないですか。あの10倍は歯がキシキシして「歯が溶けてる!!!」という感じ笑

滝行する友達
※相当水の勢いが強いので真似しないでください。本当に首取れます。

お風呂と逆側も観光スポットになっていたので行ってみた。一面の真っ白な世界はハリーポッターがヴォルデモートから死の呪文を受けた時に訪れた生と死の間の世界のような白さだ(伝われ!!!)。各所から硫化水素?が噴出していてかなり強烈な腐卵臭がする。8月上旬フジロックに持って行った生卵を車内に三日放置した後にカルボナーラにかけて食べたら食あたりした記憶が蘇る;;

まっしろしろすけ
ミニ登山感覚で楽しい。

一番上まで20分くらいかかるので結構な運動になる。先にこの辺りを散策してからお風呂に行った方がスッキリサッパリで良いと思う。

そんなこんなで風呂に入った後はお腹が空く。どうやらこの場所は稲庭と近いらしい。稲庭という名前を聞けばそう、稲庭うどんである!!!
というわけで、稲庭うどん界隈では一番有名らしい「佐藤養助 総本店」に行ってきた。人の名前みたいだ…と思ったら人の名前だった(それはそう)。ようすけねぇ。お盆直前ということもありかなり人も多かったが、提供スピードの速さと店員さんのテキパキさによって回転率が高いので結果として待って良かった。

二種類のつけだれの味が楽しめる天ぷらせいろ

これは美味い!!!稲庭うどんは初めて食べたが、本当に美味い!!!ツルッツルの麺は口当たりが最高で、コシもしっかりしている。食べている感覚としてはそうめんに近いものがあるが、麺の形状とコシによってそうめんよりも食べ応えがある。今後そうめんを食べるなら稲庭うどんを食べたい!そう思えるくらい美味しかった。夏にぴったりの稲庭うどんでした。

お腹も満たされたので友達の実家に向かうことにした。東北に行く時はいつも泊めさせてもらっていて、3回目である。控えめに言って優しすぎる。「施されたら施し返す!恩返しです!!!」と大和田常務が言っていたように、そろそろ大きな恩返しをしないといけない。。。
道中で立ち寄った「道の駅十文字」。ただの道の駅かと思いきや、ありえないくらいビールが充実しているのだ。地元のクラフトビール以外にも世界中の有名クラフトビールを多種多様に揃えている。正直クラフトビール好きは入店必須である。購入したいビールがたくさん置いてあったが、【散財は北海道に着いてから】と自分たちに言い聞かせて耐え凌いだ。

道中で立ち寄った道の駅十文字のビールコーナー

友達の実家に着くとチワックスのモコとスコティッシュフォールドのれおが出迎えてくれた。れおくんはもう目が見えなくて耳もほとんど聞こえないらしい。それでも嗅覚と手足の感覚器官を巧みに使ってトイレやご飯の場所を把握していたのは素直にすごいと感じた。

れおくん
モコちゃん

ちょうどこの日は盛岡で花火大会がやっているとのことで見に行った。
今年初の花火大会の花火だ。展望台から盛岡の夜景は煌びやかで、自分が思っていたよりも遥かに都会な盛岡の姿が写し出されていた(人口約30万人の県庁所在地なので当然と言われれば当然かもしれないが!)
日本ってどこにでも人が住んでいるよなぁ。。。

盛岡の展望台から見た花火と夜景

夜ご飯はお母さんにご馳走になった。お母さんの手料理は味がドンピシャに好きな味で毎回最高すぎる。ロールキャベツが美味しすぎて本当に弟子入りしたくなった。こんなに美味しいロールキャベツは無いですよ先生…!

こんな豪華な夜ご飯をありがとうございます

これにて2日目が終了。書いてみるとなんやかんや書くことが多くて2日目にして超盛り沢山な内容となってしまった笑

引き続き3日目以降も書いていく予定なのでよろしくお願いします!!!
ちなみに今は友達が作業をしなければならないとのことなので、長く滞在しようと決めた積丹の最高の温泉で書いています。

寝てるんですけど!!!!作業しないんですか!!!!!!!!!

寝る人

今聴いている曲。YUKI元から好きではあったけど、フジロックでライブ見てからどハマった!


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