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お母さんの精神の病気の原因
私のお母さんは、良い人だと思う。
年齢を重ねるごとに、子供の頃には気づかなかったことが見えてくる。
リスペクトの気持ちが増していく。
とても優秀で、努力家で、きちんとしている人だった。
今の言葉でいう「意識の高い人」だった。
ただ、お母さんが間違っていたのは、
『他責思考』と、『自分は良い人だと思いすぎていたこと』。
精神の病気の原因は自我が強すぎるところも原因の1つと思う。(私の研究)
我が子を可愛いと思えなかった母は、
その事実を受け入れることができず、
私を攻撃することで、その現実から目を背けた。
私は小学生の頃から母に、
「悪魔」
「あの父親の子だもんね」
「汚い女」
「お姉ちゃんは腹黒いコウモリだから近づいちゃダメ」
こんな言葉は日常茶飯事だった(笑)
私が想像する普通の親子の会話はしてきていないと思う。
ちなみに私は汚いらしいから
洗濯物は私だけ一人だけ別で洗わされていた。
母は、自分の子であることを否定することで、自分を保っていた。
「しおりは悪魔だから、殴らなくちゃいけない」(成敗?笑)
そんなことも、よく言っていた。
お母さんの一番の問題は、自分の弱さや醜さを直視しなかったこと。
自分の中の問題から目を背けたこと
• 「私はいい母親である」
• 「私は善人である」
• 「潔癖なクリスチャンである」
この「私はこういう人間だ」という自己像を、何があっても守ろうとした。
プライドと弱さは、紙一重だなと思う。
母は「理想の自分」を守るために、私を攻撃することを正当化した。
これは明らかに、良くない循環だった。
歪みは歪みを生み、やがて歪みだらけになっていく。
今の世の中も、どんどんそうなってしまっている気がする。
でも、1人が気づけば1000人に影響があるって、友人が言っていた。
(数、間違ってたらゴメン)
だから私は、みんなの意識が変わることをあきらめていない。