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SKY。S(正直)K(考えられないくらいに)Y(ユンベンソン)。ユンベンソンって何?

2022/03/14

・知らん。

今朝の最寄駅。目の前に広がる商店街もまだ目覚めていないようだ。今日は日曜日。朝の8時ちょっとすぎ。起きて一食目に口にするものが朝ごはんなら、昨日の夜ご飯は昼ごはんで、一昨日の朝ごはんは昨日の夜ご飯だななんてことを頭の一番隅の方に追いやりつつも考えながら歩いていると、目の前から男女のカップルがこちらへ向かってくる。基本的にこの時間は駅へ向かう人が9割なので、明らかに流れに逆らっているように感じられる。まるで、流れるプールの水を全部飲み干すように。こういう危険因子のようなカップルの会話を盗み聞くのは非常に面白い。どんな人生を生きてくれば、そんなに浅い思考を巡らせ、核を失った言葉をはけるのか、一度聞いてみたい。とはいえ、相手はこちらに向かってくる格好なので、会話を聞き取れるとしたら一瞬であることを悟った。それは、春の訪れよりも敏感に俺のセンサーにかかった。だいたい5メートルほどの距離だっただろうか。3×4の証明写真を全力で投げて届くか届かないかという距離感で、カップルの言葉を聞くことに成功した。
女「ゆなって結構、抱え込む人なのね、で、私と一緒で不安なことがあっても素直に言えないタイプじゃん?ソウタならわかるよね?」
男「…(うんこして〜トイレないかな♪)」
すれ違いざま3秒で入手できる情報の限界が↑である。でも、やはり、興味深い。面白いのは、私って○○なタイプじゃん?で妙にしっくりくる解答を出せる女がこの世には一人も存在しないことではなく、女の腰に手を回した男の手は間違いなく、その女のお尻に当たっていることである。なんも面白くない。悔しい。。。くそっ。くそつ。くそー。朝8時からお尻触りたい。人生イイことなんかないか、くそ。俺ってマックでチキンクリスプに水みたいなタイプじゃん??くそ

・死が怖い

自分がいつか死ぬ時。そんなことを考えると、今を生きる意味をすっかり見失ってしまいそうになるくらい、眩暈がする。死を考えることにはパワーが必要で、下手するとそのパワーを全部まるごと吸い取られてしまう。死はこわい。猿でもわかることだ。九九よりも簡単。ただ、自分の死はまだ良いとして、人の死はもっと怖い。たとえば、腹を痛めて産んでくれたお母さんが死ぬ。共働きだった両親に代わって一生懸命に愛を教えてくれたおばあちゃんの死。ここらへんは考えたくもない。怖いというよりも、言葉にできない、もどかしささえ感じさせる薄暗く、そこが見えない恐怖を内包している。そんな禁断の質問に私の推しメンである橋本愛さんが、こんなふうに答えていた。
「寂しい考え方だけど、両親やおばあちゃんは自分よりもちょっと早くだけ上にいって、上でしばらくの間、私を待っててくれるだけ。だから、ちょっとの間だけ離れるだけって考えれば怖くない。」と。
あーーーかぅわあいいいい!。かわいい。そんなことよりも顔が可愛い。綺麗。美しいなーーーー。もう早く、来世になって、橋本愛さんの近くに転生したいなー。あー美しい。時に美しさは死をも忘れさせる。
サンキュー美しさ。

・苦手意識

大小はあるとしても、誰もが何かに対して苦手意識を持つだろう。スポーツや芸術とかは顕著に出やすい。友達に紙とペンを渡し自由に書けよと言っても、全くペンが進まず、終いには俺絵下手だしとかいう始末。別にお前の絵なんて誰も見ないし、価値なんてほぼ0。けど、書かない方が無価値。その先に何もないからな。このように芸術に対する苦手意識は根深かったりする。そんな俺の苦手意識はエスカレーター。まだ、誰にも言ったことがない。がかなり苦手である。ウガンダキリンの上にアフリカゾウをちょうど乗せることよりも苦手である。どのタイミングで乗ればいいかわからない。途中すれ違う人とどんな顔で視線を共有すればいいかわからない。どのタイミングで降りればいいかわからない。下りにめちゃ可愛い子が乗っていたとき、どう追いかけていいかわからない。なんで右と左を歩くと止まるに分けたのかわからない。何から何までわからない。難しい。そのくせ、年齢制限や身長制限とかもなく、誰でも利用できる。しかも、無料。もちろん、世にはエスカレーター講座とかもない。俺いったいどうすればいいんだよ。1回5000円×3回の初級エスカレーター講座があれば受講します。おねがいします。得意で金を稼ぎ、その金で不得意を補う。意味わからんな。おわりぃ

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