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最寄り駅にも落ちてたドラゴンボール。意外と近くにあるもんだな。近いと案外気づかないもんだな。

・普通ってなんだろうな。

めちゃめちゃ並ぶトマトラーメン食べに行った時、友達が白シャツだから、、、とボソボソ言ってきた。俺はなるほどなと思った。そいつとは付き合いが長いから、何が言いたいのかは概ねわかる。そいつは食べるのが下手だからいつも周りに飛ばす。おそらく、彼は真っ白のTシャツに赤いトマトラーメンのスープを飛ばすのを懸念していたのだろう。けど、仕方ない。白Tでこの店に来てしまった時点で多少の赤いシミは受け入れろと思った。もしくは、服に飛ばないように気をつけてたべろ!って言おうと思った。そうしたら彼は、とぶのコワイから今回は豚骨ラーメンにしよ、スープ白いし、とぼそっと言った。いや、お前なんで飛ばす前提なんだよ。普通はとばなさいように気をつけて食べたりするんだよ。しかも、ここトマトラーメン有名なんだぞ。めちゃくちゃ。いつもはめちゃ並ぶからな。けど、そいつは頑なに、とばすのを怖がって、赤いトマトラーメンを食べるのを拒んだ。人それぞれに普通ってあるんだな。普通ってなんだろうな。俺はもちろんトマトラーメンを食べて、食べ終わった時にはシャツに赤い斑点が無数にできていた。

・扱われ方。

バイト先のサメが死んだ。正確には死んだらしい。おれは死体をこの目で見ていないし、死んだところに立ち会ってもいない。だから、死んだらしいとしか言えない。けど、死んだのは嘘ではなさそうだ。この前、お店に行ったとき、大きな水槽が空になっていた。俺のバイト先ではサメを飼っていた。ちっちゃいコバンザメ。すごく可愛かったし、すごく可愛がっていた。店長含め、アルバイトから社員、お客さんまで総出で可愛がっていた。残念ながら、今はこのバイト先は休業中である。そんななか、サメが亡くなった。その死体をバイト先の店長は生ごみの日に捨てたらしい。絶賛コロナで休業中のため、ゴミの回収に来てくれないから、近くのマンションのゴミ箱にビニールに包んで捨てたとのこと。なんか寂しいな。。。。あまりにもひどいじゃないか。あんなに可愛がっていたのに、死んだ途端こんな扱いをするなんて。せめて、弔ってあげたかった。まるで生きていたから、可愛がっていただけに感じる。いや、本来なら、本来の自然界はそうなのかもしれない。正しい気もする。けど、サメなんかかわいそう。俺はどんな扱われ方するんだろうか。考えてみたけど、どうでもよかった。つまり、葬式は死んだ人のためではなく、残された人のためにあるんだって実感した。

・いつからこうなったじゃない。

今は過去の意思決定の結果。最近はつくづくそう思う。しかも、過去の意思決定の連続。過去は途切れ途切れなんかじゃない。じゃあ、よくつまんないやつが言う「いつからこうなったのか。」お前で考えろと思うけど、結局、お前が意識的にか無意識的にか意思決定した結果なんだよな。事態はいつもゆっくり深刻になるから、めんどくさい。一回の意思決定だけで、地獄まで落ちることができればいつからとか考えずに済むのかもな。そう考えると寂しいな。逆に、今、ちょっと背伸びした意思決定ができれば、未来はちょっとましになるかも。そう考えると、生きやすい。今が大事だけど、過去も大事。ぜんぶ大事。違う、大事なもんはじぶんで決める。その場で決める。それが大事か大事じゃないか、意思決定する。自分で。そうやって生きていく。

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