ちょれぎ。チョレギギター。すごくいい音なりそう。気分はソウルにチューニング。

・真っ青。

真っ青。青の中の青。真っ黒。黒の中の黒であり正真正銘の黒。真っ平ら。平らの中の平ら、マジで平ら。真っ直ぐ。直ぐの中の直ぐ。真ん中。中の中の中、ほんとに中。真南。南の中の南。真鯛。鯛の中の鯛、他とは一線を画す鯛。真冬。冬の中の冬。
マカロニ。カロニの中のカロニ。卍（まんじ）。んじの中のんじ。まろやかなコク。ろやかなコクの中のろやかなコク。まりも。りもの中のりも。魔女。じょの中のじょ。マッサージ。ッサージの中のッサージ、ほんとッサージ。

・痒くなる。

ここ最近、花粉がかなり飛んでいる。これはニュースを見なくても、わかる。体は正直だ。体に多くの異常が発見できる。まず至る所がかゆい。とんでもなくかゆい。そして、各所からありえない量の体液がとびちる。周りにとびちっていないか心配になることがある。よそ様に迷惑は絶対にかけちゃダメだ。それが体液飛ばしであっても。おそらく俺は重症だ。重症花粉アレルギー。あと一歩、2歩、三歩で病院だろう。それくらい重症である気がしてならない。ところで、アレルギーとはなんなんだろうか。食べ物にもアレルギーがある。例えば、桃。桃の皮や身を触れただけでも、顔を真っ赤にし、中には吐血さえする人がいる。これは病気なのだろうか。これは、前世で桃を食べすぎたことによるいわば、後遺症のような症状ではと思う。お前は前世で一生分、いや二生分の桃を食べたから、来世では桃とは無縁の生活をしなさい、と言われんばかりだ。
ということは、俺の前世は、杉の木で作ったウッドハウスに住み、松の木を伐採する職業につき、ひのきで作ったベットでカバノキを抱えて、花粉とダンスする夢を見ながら寝ていたのだろう。きっと。花粉問題はとても、一代限りの問題だとは思えない。

p.s. ティッシュが山積みだが、鼻をかんでいるだけです。マジで。なんかすみません。

・この中で一番責任感が強いやつ。

全世界、いや、全宇宙で最も責任感が強い奴は、アメリカ合衆国大統領ではなく、全生徒が帰るまで教室で見守る年期が入った塾講師でもなく、京都への出張帰りの八つ橋でもなく、存在しないボールを見つかるまで探し続けるハンドボール部主将でもない。この世で一番責任感が強い奴は長男だ。