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乾いた風にかき消されたあの一瞬を乾いた風によって思い出すこの一瞬。

・いいもん見た。

ひさびさに会った友達が意外とエロかった。正確には前よりもエロくなってた。言い方が汚いから良い言い方にするとすごく色っぽくなってた。女磨いてた。大胆に艶かしく。色っぽく絶対顔も可愛くなってた。彼女とお酒を飲むのも初めてだったけど、すごく魅力的な時間だった。すっかり夢中になった。文字通り彼女から目が離せない。目が虜。意外と話してみると人の印象変わるし、良い女もいるもんだな。すっごい元カノみたいな絡み方してきたしな。なんかよかった昨日今日。

・お前の芯とプライド。

ここのところ、乗り換えで東急の渋谷駅を利用することが多い。やや多い。渋谷駅で東急から半蔵門線に乗り換える通路には、おっきなそれは大きな広告を貼るスペースがある。人通りも多く壁面積も広いため、確かにここに広告を貼れば多くの人の目に触れざるおえないことは元小学生だった俺にもわかる。そのスペースにはほんとこの前まではiPhone13の広告をデカデカととにかくデカデカとやっていた。が、同じ場所を今日見たらギャラクシー22の広告をデカデカとやっている。つまり、たかが3日ほど違うだけでライバル会社への広告へと様変わりをしているのだ。おいおいおいおいちょっと待てと。お前ら広告スペースにもプライドっちゅうもんはないのか。昨日までアップル様様で日付を跨げば、打って変わってGALAXYって。音速手のひら返しにもほどがあるぞ。昨日まで味方だったのに、次の日手のひらひっくり返してギャラクシーに寝返るなんて。信じられない。まあ、広告スペースも必死に仕事をしているだけなんです、という言い訳を聞く準備ももちろんしている。誰かのためになる仕事。必死に働く。まじめに仕事してるだけなのにそれで責められるのは、働く=生きるの冒涜か。では広告スペースと俺らを今後ともよろしくお願いしますっ。と。

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