見出し画像

集まるとどうも苦手。味は旨い。お肉って漢字は人がいっぱい。

・最近、目が疲労している。

目が疲れる。目が疲れているなと目で感じるのではなく、脳で感じている。分かるかなこの感じ。すごいお腹減っているのに、その空腹感を脳で感じる感覚。脳で捉える。まあビシビシ感覚として手応えがありますよってこと。目が疲れているのであれば、目薬をさそう。前から思っていたけど、目薬と言えば、目の薬としか言ってないのに、全員が全員液体を想像する。すごい不思議。目の薬としか言ってないのに。液体を想像する。目薬が固形の可能性をまだ捨てないでほしい。粉薬の可能性だってある。この世に絶対はないのだから。そんなことより、黙って、液体の目薬をさそう。

・音に敏感。

音には自信がある。耳には自信があるのだ。他の人が聞こえないかすかな声もキャッチできたりする。日常生活での危険察知や情報収取を耳にもだいぶ頼っている。いつもありがとう。たまには休んでくれ。朝から寝るまでありがとう。とにかく耳はいい。というのも、耳とは打って変わって目がとても悪い。すごく悪い。どれくらい悪いかというと、皆さんが想像したくらい悪い。だから、その分、目が良くなったのだと自分には言い聞かせている。この前、背骨もそう言っていたので、たぶん間違いない。感覚の総量は常に一定だ。耳が良すぎると、物音や落下音が生きた情報として体内に入ってくる。良すぎるがいえの副作用。下の階で何かを落とした音やでっかい物音がすると、いつも「お婆さん倒れたんじゃない」と不幸な出来事を想像してしまう。誰か倒れたとか、何か壊れたとか、スマホが爆発したとか。不幸なアクシデントを想像してしまう。この悪い事態を想像する癖を治したい。なんでも悲観的に考えてしまう。悲観的というよりも起こってほしくない出来事を想像してしまう。みんなそんなもんなのかな。もっと楽しいことを、ハッピーなことを想像したい。例えば、おっきな音がした時も「宝くじ3億当たった喜びを噛みしめてるわ」とか「ZORNの新曲ハンパなくて、大事な皿割ってしまている」とか「腹たつお隣さんとめちゃもめてるわ」とかを第一に想像したいな。隣人と揉めるのはハッピーではないか。

・人生で1回もウォシュレットを使ったことがないって彼女が言っていた。

いや、生きてるだけで愛か。と言ったら、ポカンとしてた。普段から割とポカンとしている彼女だが、いつにもましてポカンとしてた。まるで、満員電車でハーゲンダッツを食べながら、倒れるだけで腹筋ワンダーコアをしている風吹ジュンの目が合った時くらいポカンとしていた。とりあえずポカンとしていた。すると、彼女が唐突に「こわいよね、、、トニー」と言った。トニー?思わず聞き返しそうになった。一度会話はやめた。ここは時間をかけて自力で咀嚼してみよう、彼女が放った言葉の意味を。まずはこわいよね、間違いなく誰かに話しかけている。ただ、目の前の俺に視線はなかった。彼女の視線は彼女自身を捉えていた。とにー?名前だろうか。ウォシュレットがこわい、、、トニー、、もしかすると、彼女は自らのお尻にトニーと名づけ、あの場では自らトニーと命名したお尻と会話していたのでは?という1つの疑問にたどり着いた。正確には疑問は1つどころではない。この思考を巡らせている約8秒間、おれは誰よりもポカンとしていただろう。このポカンの瞬間最大風速とんでもないことになっているはずだ。とにかくポカンとしていた。いろいろ考えたけど、結局、何食べる昼?と彼女に聞いた。トニーの秘密は墓まで持っていくことを8秒で決めた。意思決定には強さと速さが大事だ。
相手のことを全て知ってしまっては面白くない。知らないからいいのだ。知ってしまったら面白くない。どんなに仲の良い夫婦にもお互いの知らないことはたくさんある。そうだ。これだから人は面白い。
これからはもっともっと面白いいろんな人に会いたいよ、、、、、トニー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?