わたしはわたしになりたい。
なんだかずっと、ぼんやり生きている。
今年3○歳になるのだけど、わたしはわたしがよく分からない。
やりたいことは山のようにある。
なにかと理由をつけてやらないのか、本当にやれないのか、はたまたそれが本当にやりたいことなのかもよく分からない。
最近、太ったし、体力はないし、趣味がほしくて、ゆるっと、ほんとーにゆるっと、ジョギングをはじめた。
朝早起きできた日に、家の周りをちょちょーい!と自分のペースで30分くらい走る程度の、ゆるーいジョギング、いや、ウォーキングに近いやつ。
かれこれ2ヶ月くらい。
先日、なにかとお声をかけてくれるママ友さんにお誘いいただき、グループランニングなるものに参加した。
最近ちょいちょい走ってるし、まあいけるかな〜と、本当に軽い気持ちで参加した。あの日の自分に言ってやりたい、やめておけ、背伸びすんな、と。
おしゃべりしながら軽やかに走る他の参加者を横目に、普段より短い3kmが、とんでもなく、長くて、辛かった。
途中、すみません、ちょこっと歩きます、と言った自分がとにかく惨めで悔しくて恥ずかしくて、穴があったら入りたいとはこのことだと落ち込んだ。
なんとか終盤はもう一度走り出したのだけど、やっぱり、歩かずに走りきれなかったことがたまらなく悔しくて恥ずかしかった。
ゴールについてからも、爽やかな笑顔で話をする他の参加者が眩しくて、なんとも言えない気持ちになった。
久しぶりに、ちゃんと、悔しかったんだと思う。
次の休み、旦那さんとランニングシューズを買った。
(ちなみに旦那さんはもう2ヶ月くらいほぼ毎日朝早起きしてジョギングを続けている。悔しい)
シューアドバイザーなる店員さんに足型まで見てもらい、私はあまり見ないタイプの足型らしいと知った。
オススメを何足か履き、その中で履き心地が1番よかったら、2万円オーバーの靴を買った。
形から入るタイプといえば聞こえがいいかもしれないが、続くか分からないのにかっこつけたくて買ったのかもしれない。
そうならないために走る!と決めた次の日の朝には、やっぱり寝坊してばたばたと1日が始まる。
1日の始まりがあーあ、また走れなかった、なのが嫌で嫌でたまらない。
割と今までの人生、あーあ、で過ごしている気がする。
何かをしっかりやり遂げたこと、あったかなぁ。
書きながらながら、あ、夜更かししてる、明日こそ朝起きて走るって決めたのに、あーあ、となっている。
それがいまの、わたし。
また明日、気持ちをつづろう。