高校野球 2016夏季山梨県大会観戦レポ その2 2回戦 都留 対 笛吹

都留 8-1 笛吹(7回コールド)

今大会Aシードの都留の初戦。
都留のエース佐藤くんといえば、低身長ながら、ということで……
記念誌をチェックしたところ、身長153センチ。
たぶん、実際には150センチくらいではないだろうか。
そんな低身長で……

騎手にでもなっておけばよかったよね、その身体能力は!!

とか言ってしまうところではあるのだけれど。

別の試合で雨天中断中に、ネット裏の野球ファンと話しても自然と彼の話題が出てきたくらい、彼は素晴らしく頑張っている。
そうじゃなければ、このプロフィールで去年から投げていたりできないだろう。

それだけに、この夏も行けるところまで行って欲しい、ファンの多い選手である。

この試合は格下相手ということで、ズバズバと打ちとっていった。
佐藤くんの長所はなんといってもコントロール。
まあ、体のキャパからして、球の角度とか速さでは勝負にならないのだから、コントロールを磨いてこなければ生き残っていない投手であることは見てわかる外見をしているのだが、その通り、コントロールはべらぼうにいいのだろう。

佐藤くんのそんな姿が見られるのも多分あと2試合くらい。
東海大甲府打線には、昨夏も、秋も通用していないからなあ。

それでも、彼の特異に写る頑張りは、高校野球の真髄なんだよなあ。

なお、笛吹は合併後のグラウンドがないとかそういう時期からの後遺症を拭い切れない印象。
もう少しやれるチームだったことが多い高校なんだけれどなあ。