日記20200614【in カンポット】
青い空。白い雲。
緑の山々に明るい茶色のゲストハウス。
景色もきれいで空気も澄んでいる。
オーナーはホスピタリティに溢れ、ゲストハウスの値段も個室で7$とお手ごろだ。
さすがbooking.comで8.5以上の評価を得ているだけはある。
ただひとつ、たったひとつだけ。
……まわりに何もない。
カンポット州都の郊外に位置していて、周辺5km圏内にあるのは家族がやっているローカルのお店数件だけ。しかも朝食のみ。
カンポット自体はこの間までいたコンポンチュナンとは違い観光開発も進んでいて、新鮮な海の幸が食べられるローカルの食堂もお洒落なカフェも、ヨーロッパ系のレストランもある。
ただ、宿の周辺は不毛の地だった。
毎回市内に降りていたらトゥクトゥク代がかさんでしまう。
そこで歩いて10分くらいのところにある売店で肉まんを二つ買ってそれを食べた。
照り焼き風味の肉に白滝、野菜まで入っている肉まん。
美味しくないわけがない。
ただこの肉まんは日本のコンビニの肉まんに比べて大きさが倍くらいあって、ほんのり甘い饅頭の部分だけでドーナツができるくらい分厚かった。
それを宿で一気に貪り食った結果、腹に暴れ馬が宿った。
胃の中で制御できない馬が暴れまわり、その度にベッドの上で悶えた。
※そのあと以前病院でもらった五苓散を飲んだら次の日にはすっかり回復した。五苓散最強!
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