TDA2024さっくり解説(の予定) pt.1 本文第4項~第7項
はじめに
こんxxは。
見出しを付けたと思ってたら、全然ついてませんでした
961です
そんなことはさておき、今回からTDA2024の更新解説をしていこうと思います。
本文第4項 プレーヤーの識別
2022
プレイヤーの衣服またはその他携行品は、そのプレイヤーの本人確認を不明瞭なものにしたり、ゲームの妨げになったりするものであってはならない。本項目はTDの判断によってハウスの定める基準に従い適用される。
↓
2024
プレイヤー個人は常に明確に識別できなければならない。大会スタッフは選手に対し、個人の識別を妨げたり、他の参加者の迷惑になるようなサングラス、フード、その他顔を覆うものなどを外すよう要求することができる。
(1)解説
プレイヤーの表情を隠したりするパーカーや、目線をわかりにくくさせるサングラスなどへの具体的な対処法がそこそこ厳しい文言に変わりました。
とはいえ、現代ポーカープレーヤーにとってサングラスはともかくとしてパーカーなどは切っても切れないような気もするので個人的にはフルフェイスヘルメット被ってるとかじゃない限りはよっぽど大丈夫な気もしますが。(結局はこれもハウスの方針の違いなので一概にOKかNGかが言い切れないのも判断を迷うポイント)
(2)本文第5項 電子機器及び通信
2022
テーブルでの通話は禁じられる。呼び出し音や音楽、画像、動画、そのほかは、ほかの人に聞こえないよう、かつ邪魔にならないようにするべきである。ベッティングアプリやチャートなどは、ライブハンドを持つプレイヤーは使用してはならない。これらやそのほかの機器や道具、写真撮影やビデオ撮影、通信は、迷惑とならず、ゲームを遅ら
せず、競争上の優位性にならないようにし、ハウスルールおよび大会ルールに従うものとする。本項に違反した場合、第 71 項の罰則の対象となる場合がある
↓
2024
以上がA項 以下2024で追加
B:電話やその他の機器をテーブル上に置いてはならない。
C: インプレー中のプレイヤーは、電子機器や通信機器を操作してはならない。このような機器の定義には新しい技術が含まれる場合があり、その場合の可否はTDによって更新されるものとする。
D: テーブルで、ポーカー関連の戦術の手助けとなるアプリ、ソフトを使用してはならない。
また、トーナメント中のプレイヤーは他人や情報サイトなどから戦略データを受け取ったり、使用したりしてはならない。
これらこの項のルールに違反した場合、71項の罰則の対象となる。
(2)解説
滅茶苦茶量が増えました!!!!!!
ここ数年の間でもスマホや通信機器を用いたチーティングや組み打ちの話題などいろいろありましたが、それに伴って通信機器周りの項目量もドカッと増えました。
ただ正直な話をしてしまうのであれば、これらすべてを厳密に適用することは物理的に不可能だと思います。大きい大会ならなおさらです。
B項のテーブル上にしても、テーブルのふちにスマホ置く人間なんてごまんといるでしょうし、C項も未だにインプレイで携帯触ってる人間なんてごまんで済まないクラスでいるでしょう。ただ、どれもこれもを制限することは現代社会においては不可能だと思います。
だって私でも無理だもん。
結局はハウスがどこまで許容するか、それ以上でもそれ以下でもないと思うのです。
もう1個だけ本記事では小さい変更を解説します。
(3)本文第7項 ランダムで正確な席
2022
トーナメントとサテライトの席は、ランダムに割り当てる。プレイヤーが正しいチップを持ち、誤った席で開始してしま
ったときは、今の所持チップを持って正しい席に移動する。
↓
トーナメントとサテライトの席は、ランダムに割り当てる。プレイヤーが正しいチップを持ち、誤った席で開始してしま
ったときは、今の所持チップを持って正しい席に移動する。
(3)解説
これ日本語上だと何も変更ありませんが、英語版で赤線になってたので確認したら
his or her current total chip stack → their current total chip stackになってました。
今年たまにこういう変更があります。
おわりに
今回はこの辺で終わろうと思います。
また時間のあるうちに続きを書いていこうと思います。
ではでは
961
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