11-3 入学式のおもひで
※これは私立VRC学園公式とは一切無関係な個人の日記だ、いいね?
6/10に無事私立VRC学園に入学しました!
最近はあまりこういうのを出力することが少なかったので、出せるだけ出そう。多少の脚色はありつつも概ね事実。
前提知識
・VRChatは基本的にリアル友人とDiscordでやっていたためほぼボイチャ未経験
・そもそもVRChatのイベントごとに参加するのが初
いきなりやらかす
21:30〜
「今日は22時から入学式!目標はクラスメイト全員にフレンドリクエストを出すこと!」
と意気込んで30分前に入ったものの、一月ぶりくらいにUni-motionを装着したのでキャリブレーションがうまく決まらず四苦八苦する。
開始10分前くらいになってようやくVRChatよりUni-motionクライアントを先に起動したことを思い出し再起動。
なんとか最低限のフィッティングはできたが、その日はトラッキングの調子が悪いまま。センサー自体も再起動しておけばよかった・・・。
21:50~
その後急いで入学式インスタンスに入らなければと急いでフレンド欄をチェックするも、それらしきものが見当たらず。
「担任か副担任にリクイン送ってくださいね」
というアナウンスは事前に受けていたが、開始5分前になっても担任副担任の先生方のステータスが「Private World」。
先にネタバレしてしまうが入学式はPrivate worldの私立VRC学園校舎で行われていた。
VRChatイベント行ったことない勢の自分は、こういうイベントごとは「Friend(+)かInvite(+)で行われているのだ」と初手から勘違いをしていたため、入学式インスタンスが出てこない!とめちゃくちゃに焦っていた。
何度もメニューを開けたり閉めたりして更新(できているのかわからないけど)しながらフレンド欄をガン見するも、
一向にFriend+もInvite+も見つからない。焦りは募る。
22:00:00
ついに22時。
22時ジャストにインスタンスが開かれる可能性にかけてフレンド欄の観測を続けるも、フレンド欄動かず・・・!
22:00:30〜
頭によぎる、「もしかして日付間違えてる?」の言葉。
馬鹿な・・・!今日は6/10であっている・・・!
22:01
ここで天啓・・・・!
「もしかしてPrivate Worldでやってる?」
ダメ元で担任の先生にリクインを飛ばす。秒で帰ってくる承認。
通知欄見て待機しててくれたんだな・・・アホな生徒でごめんなさい。
入学式会場へ
無事入学式インスタンスに入ったものの、時間はすぎている。
またここでネタバレになるが、まだ自分も含め全員集まっていなかったため式自体は始まっていなかった。
そんなことは知らない私、出迎えてくれた副担任の先生へ挨拶を済まし、
「教室はあちらですよ」の案内に従って、ダッシュで教室の方に向かう。
「人がいる教室があるな・・・!ここか!」
ガラッと開けた教室は、先生方の待機部屋だった。
「入学生徒はあちらですよ」と隣の部屋を案内される。何回やらかすんだお前は。
ようやく入学式会場の教室にたどり着きドアを開けると、すでに大半の生徒が着席して待っている。
その光景にもうすでに若干気圧されつつ、席についてようやく落ち着くのであった・・・。
入学式スタート!
入学式とは言っても、現実のそれのような大仰なものではなくて、
このイベントを運営をしている生徒会の方の諸注意であったり、
授業を行ってくれる先生方のビデオメッセージであったり、担任の方達の自己紹介であったりと、アットホームな空気のものだった。
特にビデオメッセージを流すときにトラブルがあり、なかなかうまく動画が流れなくて先生方が謝罪していたが、
プロでもお金をもらっているわけでもないのにこうやって我々のためにいろんな準備をしてしてくれていたのだな、とほっこりした。あらためて感謝。
そして生徒側の自己紹介タイムへ。
実は事前に公開されていた11-3生徒名簿を見た時点で嫌な予感はしていた。自分の出席番号が1番であることに。
そして案の定自己紹介は出席番号順となった、やっぱりな。
覚悟の準備をしておいたので驚きはしなかったが、席を立ち、みんなの前に立つまでの僅かな間ものすごく緊張した。
最後にこうやって大勢の前で話したのっていつだっけ、と思いながらみんなを見渡すと、多少の緊張はありつつもなぜか不思議と落ち着いてきた。
これがVRだからなのか?お互いアバターをつかっているからなのか?この手作り感のある、アットホームな空気だからなのか?
理由はわからないけれど、教壇に立っているのになんとも言えない居心地の良さだった。
肝が据わったからなのか、話始める前にふと気づく。「今日フルトラの調子が良くなかったな」
今の自分はまっすぐ立っているか?間接ねじ切れてないか?教壇に立った後だというのに気になって仕方がない。
「ちょっとまってもらっていいですか」
記憶が正しければ、自分の第一声がそれだった。
そして大勢の前で、フルトラのキャリブレーションをする暴挙。
今思えばなぜあんなことをしたのかがわからない。この男、肝が据わりすぎている。今なら絶対やらない。
まぁ・・・感覚的にはキャリブレーションは現実世界での身だしなみを整える、に相当するのだろうか。だとしても教壇でやるな。
そんなこんなで自己紹介を始めたが、先に書いた通り、不思議と落ち着いていた。
言おうと思っていたことをいいつつも、みんなを見渡す余裕があった。
みんなこちらを見てくれていた。いろんなアバター。いろんな性別。いろんな性癖。
あまり緊張しないのはいろんなものを受け入れてくれる懐の広さだからなのか、正しい多様性とはこういうことだよなとか考えながら自己紹介を終え・・・ようと思ったが忘れていた。
今回の自己紹介、事前に担任の先生方からお題が出ていた。
・好きなおにぎりの具材
・好きな寿司ネタ
・好きなファンタの味
なぜこのラインナップなのか。
長くVRChatをやっているとこの辺りの質問からなにかが読み取れるものなのか?
何か深い意味があって、心理学的に何かの指標になるのだろうか?
VRChat初心者の自分にはわからなかった。
上に書いたようにこのお題自体は事前に告知されていたので、解答を準備していた。
・好きなおにぎりの具材 → たらこ
・好きな寿司ネタ → えんがわ
・好きなファンタの味 → オレンジ
それぞれ種類が限られるものだし、生徒も十数人いるから多少かぶるのも仕方ないだろうと思っていたが、
なんと直前の担任の先生方の自己紹介で全部あげられてしまった。
一人目の自己紹介がそんな体たらくではだめなのではないか?
他人の意見に追従する同調圧力を作って後に続く自己紹介に悪影響を及ぼさないか?
と考えるも、そういうものでもないなと思い直し「先生方とモロ被りしました」と正直に答え自己紹介を終える。
自分の後に自己紹介をした皆々様、大丈夫だったでしょうか?
トップバッターがやらかしてんなとか、やりづらい空気とかなかったでしょうか?少し心配。
その後校門で集合写真を撮る。
相対的に身長高めのアバターのため後ろの方へ陣取り、カメラの操作。
カメラをフライングで飛ばしていたので、もしかしたら校門をガチャガチャ開け閉めしていたのは自分かもしれない。
後に公式に11-3集合写真としてあがっていた写真には、カメラを弄っていて下を見ているアホが写っていた。なにやってんだこいつ。
屋上いこうぜ
その後みんなで校舎の屋上に上がり雑談タイム。
そもそもVRChatで人がこんなに集まっているのを見るのが初めてで圧倒される。
しかも至る所で話し声が聞こえ、いろんな話題が飛び交っているのを見て
「これに割って入るのか・・・」
と半ば呆然としていたら、話しかけてくれる神が降臨。まだ顔と名前があやふやなので名前を間違っていたら失礼なので無記名で書かせてもらうが、本当にありがとう。
その後いろんな人に挨拶しながらとりあえずクラスメイト全員にフレンド申請を送る。とりあえずの目標達成(今日来ていない人はまた後日に)。
その後は出されたポータルによくわからないが飛び込むというVRChat陽キャっぽい?ムーブを決め、
二次会のように別のワールドで雑談させてもらい、時間も時間ということで解散。あの時の皆様ありがとう。
おわりに
当日の思い出を思い返しながらつらつらと書いていたら、結構なボリュームになってしまった。
初日からこんなアホなことをしていた私ですが、担任の先生方、生徒の皆様方、どうぞよろしくお願いします。