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岡村和義 @ KT Zepp Yokohama 20240523 ライブレポート

岡村和義=岡村靖幸+斉藤和義。
 前者は80年代にデビュー、数多くのミュージシャンに楽曲を提供する傍ら、自らもミュージシャンとして活動、後者は90年代にデビューし30年以上コンスタントに活動し続けアルバムはなんと22枚!も発表しているベテラン。

今回はこのお二人のライブに行ってきたので、簡単にレポートしてみたいと思う。

まずは自分にとっての彼らを語ると…

岡村靖幸:なんと言っても、自分の音楽原体験に近い渡辺美里の2ndアルバム「Lovin' You」での楽曲提供だろう。自分が初めて買ったCDでもあるこのアルバムにおいて、全20曲のうち8曲も提供している。この中でも印象的なのはオープニングの"Long Night"とエンディングの"Lovin' You"。"Lovin' You"なんか今聴いても名曲だし当時を思い出すなあ。
岡村靖幸としては、ちょっとキワモノっぽい(今で言うとクセが強い、か)感じがしていたのもあり当時はあまりアルバムをしっかり聴いていなかったのだが、今回改めて1stから聴き直してみると、今でも全く古くない、洗練された楽曲が多いと感じた。

斉藤和義:90年代のデビュー以降、名前を聞いたことはあるが楽曲を聴くことはなく、一番最初の接点は映画「ゴールデンスランバー」だったかと思う。2010年ごろ、仕事で海外出張に行くことが多く、その機内でこの映画を知り、タイトルに惹かれて観たのだが、ここで流れていた曲での歌声は印象的だった。
その後、"やさしくなりたい"がヒットしたのをきっかけに2015,6年ごろに全アルバムを聴いたりしてハマっていた時期があったので、結構馴染みはあるのであった。

ライブの話に戻ると・・・
今回の会場はKT Zepp Yokohama。


昨年10月の「ヤバイTシャツ屋さん」以来2度目。ここは他のZeppに比べても混雑が少なくてもスムーズな好印象。
席はいつもの?2階指定席で、今回は一番後列。ここ、後列の後ろは通路でなく黒壁だったのか…
今回はボッチ参戦でなく、友人とだったので開演前からアルコール摂取で気分も最高潮(笑)そしてほぼ時間ぴったりで開始!


  1. I miss your fire

  2. 愛スティル

  3. (新曲)

  4. (新曲)

  5. (新曲)

  6. 夢の果てまで

  7. イケナイコトカイ

  8. サメと人魚

  9. じれったい

  10. 夏の終わりのハーモニー

  11. TECHNOPOLIS

  12. 横浜ベイベ

  13. 真夜中の海へ

  14. あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう

  15. ずっと好きだった

  16. カモンベイベー

  17. 春、白濁

  18. 少年ジャンボリー


まず、斉藤和義のギターが上手すぎてビックリ。スタジオミュージシャン顔負けのギターオタクっぽさと一音一音の正確さに感動した。
そして、岡村靖幸の歌と動きに目を奪われっぱなし。クセが強い歌いっぷりと、眼鏡の似合うダンディーおじさんでキレッキレの動きが最高。

楽曲としては既発の6曲はもちろんのこと、それぞれの楽曲も良かった。
さらに懐かしの"じれったい"と"夏の終わりのハーモニー"。特に"じれったい"はあの昭和のタバコと酒の匂いプンプンで最高だったし、これが"カモンベイベー"などの昭和っぽさの源泉かも、なんて思ったりした。

13曲目の"真夜中の海へ"はライブ会場限定販売のCDの楽曲だったらしい…
買っておけばよかったか。

他のインタビューでは「フルアルバムも出したい」と言っていたのと、ライブでも披露していた新曲もなかなか良さそうな雰囲気だったので、アルバムの発売を待つことにしたい!

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