安産祈願ライブ、はじめました。
はじめまして。株式会社エバーセンスでPRを担当している真辺です。
現在育休中で、もう少しで復帰となるのですが…その前にどうしてもお伝えしたいことがあり、noteを書くことにしました!
弊社が5月から戌の日に実施している「ninaru安産祈願ライブ」について。
これまで5月19日と5月31日の2回配信しており、Twitter・Instagramでの再生回数は3万1000回以上となりました。(6月8日時点)
ninaru制作スタッフの熱意によって実現したこの企画。
いま不安を抱えている妊婦さんやご家族にどうか届きますように! と願いを込めて、その裏側をお伝えします。
「ninaru安産祈願ライブ」とは?
赤ちゃんと出産の無事を祈る「安産祈願」は、妊娠中の大事なイベントのひとつです。しかしながら外出自粛の流れにより、安産祈願に行けない妊婦さんやご家族が多くいらっしゃいます。
そんな方々のため、Twitter・Instagramにて安産祈願を生中継するのが「ninaru安産祈願ライブ」です。
居木神社(東京都品川区大崎)にご協力いただき、ライブをご覧になっている方々のためにご祈祷いただいています。
(▼私たちがつくっている、妊婦さん向けの「ninaru」というアプリについては、代表牧野が書いたこちらのnoteをご覧ください!)
企画の背景
ここからは、熱意を持ってこの企画を実現した弊社・鈴木にインタビューしました。
ーー「ninaru安産祈願ライブ」が生まれたきっかけは?
ただでさえ様々な不安を抱きがちな妊婦さんが、この自粛期間でより不安を感じやすい状況になっているなぁと感じていました。そんな妊婦さんに向けて、自分たちだからこそできること、届けられることはないかと、ずっと考えていたんです。
たとえば、妊婦さん向けにコロナに関する情報を発信する。でも情報が錯綜していて、不確かなものを伝えることはできない。また、妊婦さんの心に寄り添えるとは思えませんでした。
直接役に立つような情報を届けることではないのかもしれない。そう思いながらブレストしていた時に、パッと出てきたのが「安産祈願をオンラインでできないかな…?」という一言でした。
ーーなるほど。安産祈願という大事なイベントができなくて、残念に思っている妊婦さんはたくさんいらっしゃいましたよね。
もちろん実際に神社へ行き、安産祈願をしてもらえた方がいいけれど、それがしにくい状況にある。だから妊婦さんやご家族の気持ちに少しでも寄り添うために、オンラインで届けられればと。
お腹の赤ちゃんのことを想うとき、私たちも一緒にみなさんの赤ちゃんのことを想う。安産祈願を通して、いつでも「ninaru」がそばにいる、ということを感じていただけたらいいなと思いました。
ーーとはいえ、実現するまでに少し時間がかかったとか…。
実はなかなかご協力いただける神社が見つからず、一度諦めたんです。でもゴールデンウィークにオンライン参拝をする神社があるということを知り、それなら安産祈願ライブもできるはずだ! と火が付きました。
自分だけで何とかしようとしていたアプローチ方法が間違っていると気付き、そこから社内のメンバーを巻き込んで、再度ご協力いただける神社を探しました。そうしてようやく出会えたのが居木神社です。安産祈願ライブにも非常に共感してくださり、ご縁に感謝しています。
実際に配信してみて
ーーみなさんの反応はいかがでしたか?
僕自身は子どもがいないので、妊婦さんたちがどれだけ安産祈願を大切にしているのか、本当の意味ではわかっていなかったんだと思います。Twitterなどで反応を見て、みなさんがこんなに大事にしているイベントなんだと、改めて実感することができました。
実は第1回目の配信後に、友人から連絡をもらったんです。奥さんと一緒に安産祈願ライブを見てくれていたようで、ほろりと涙を流した、と教えてくれました。
僕が思っていた以上に、安産祈願は妊婦さんたちの不安をやわらげていたんだなぁと。「ninaru安産祈願ライブ」を通して、少しでも妊婦さんたちの心に寄り添うことができた気がして、とても嬉しかったです。
ーー第2回目は、みなさんに届けたい気持ちもより強まっていたかもしれませんね。
そうですね。安産祈願に対する想いがより強まっていたと思います。
2回目の配信は、僕の姉も見てくれていたんです。僕は姉が妊娠していることを知らなかったのですが、実は妊娠5カ月目でした。
ーーおめでとうございます! 妊娠5カ月目、ちょうど安産祈願をする時期ですね。
安産祈願には行きたいけれど行けていなかったようです。もともとあまり神頼みをしないような姉ですが、妊婦さんにとっての安産祈願は、それだけ価値のあることなんだなぁと思いましたね。
姉から「良い仕事してるね」と言ってもらえたことも素直に嬉しかったです。結果的に姉の安産祈願にも立ち会う形となり、やってよかったなと思いました。
ーー配信を通して、こちらが気付かされることもたくさんあったのですね。
そうですね。弊社のママ社員にも、「子どもが大きくなったときに、きみの安産祈願はオンラインでしたんだよって話すと思う」と言ってもらって。僕たちはそういう「いつか親子の会話に出てくるエピソード」を届けているのかもしれないと思いました。
安産祈願ライブのあと、ご希望の方に居木神社さまからお守りをお送りしているのですが、2回目の配信からは「ninaru」の台紙付きでお送りしています。
お守りの下には、ささやかなメッセージを入れさせていただきました。
ぜひ安産祈願をした記念にしていただいて、いつかお子さまと話したときに、ふと思い出していただけたら嬉しいです。
おわりに
私自身は2人の子どもを妊娠・出産しているのですが、どちらも何事もなく安産祈願ができたことは、当たり前のことではなかったのだなぁと改めて思い知らされています。
安産祈願の時期の妊婦さんやご家族に向けた企画、というのは、非常にニッチなものかもしれません。でも、確実に不安を抱えている方がそこにいる。こんな時だからこそ、「ninaru」をつくる私たちがいつもと変わらず妊婦さんたちの心に寄り添っていたい、と思います。
そして、いつか思い出していただいたとき、あたたかい気持ちになるような、良い時間をお届けできていたら嬉しいです。
「ninaru安産祈願ライブ」は、次回6月24日(水)正午に実施する予定です。ninaru公式Twitter(@ninarubaby)・Instagram(@ninaru_official)にて配信しますので、いずれかフォローしていただくとスムーズにご覧いただけます。
このnoteがひとりでも多くの妊婦さんやご家族に届きますように。