私にとってのLOUD
前回書いたオーディション番組LOUDが終わってから2週間が経つ。
紆余曲折を経て(端折りすぎ)デビューメンバーも決まった。dTVでの追っかけ放送の視聴も終わった。毎回のラウンドで新しい一面を見つけてはジャンプしてスキップしたり、脱落してしまったメンバーを知ればティッシュの供給が追いつかないほど鼻水を垂れ流しながら泣いていた。(もれなく娘氏もハマった)
実に充実した夏であった。
今、私はと言えばどっぷり沼に浸かりっぱなしだ。なんなら新しいアカウントまで作って日々まだまだ楽しんでいる。
そしてその界隈のオタクさん達と日々楽しく絡んで頂いている。
日々の供給にウハウハしている。
よくよく考えてみたら娘氏と同じ世代の子達を大手を振って応援している40女は痛いかもしれない。KPOPと言ったらBTSしか知らなかった私だけど、LOUDを通じてKPOPというジャンルをより知れて、私自身の認識や価値観の幅もかなり広がった。
教えてもらえる喜びと、界隈のルールに戸惑いながらもなんとか食らいついている。
人生何が起きるか本当に分からない。人は変わるものだ。(都合いい性格だと自負している)
何かに夢中になる事に幸せを感じている。こんな気分は久しぶりだ。
特に私が好きなのはオッパ江南スタイルのPSYが手がけているPnationという事務所だ。ジャンルは違えどPnationの既存曲アレンジは脱帽する。マッシュアップだってお手の物ですっかり手のひらでコロコロ転がされている。
そんな曲達の聴きどころポイントを見つける事がとても楽しい。ツボをついてくる曲はいつだって私の胸をドンドンと叩いて新しい世界を見せてくれる。
そしてオーディション参加者は作詞作曲、編曲まで出来るメンバーもいる。一生懸命作ったアレンジ曲をメンバー全員が再解釈、または全く新しい曲を己の身体に叩き込んで歌にダンスに勤しみ、ラストの4回放送は韓国の生放送で披露するという白目を剥きそうなタイトなスケジュールをこなした。
私のお気に入りのステージがコチラ
下はダンス練習の動画だ。
JYPのお気に入りはコチラ
単純にすごい。デビュー前だぞ?!
初めて尽くしのステージではきっと吐くほど緊張しただろう。苦楽を共にした仲間の脱落は胸が張り裂けそうなくらい辛かっただろう。自分の事でいっぱいいっぱいのはずなのにチームとして励み、悩み、笑ったのだろう。
オーディション番組というコンテンツだからこその過酷さは計り知れない。どんな気持ちだったかなんて私ごときが計ってはいけない。そんな気持ちがいつもあって投票するのも一苦労だった。
番組のファンの熱量も週を追うごとに上がっていく。その熱気についていけない私もいた。
そんな時は先輩である娘氏に真剣に相談したりした。オタクというものがよく分からず、迷子になっていた私を娘氏は上手に誘導してくれた。自分なりに応援すればいいと。
忘れてはいけないのは彼等はアイドルになるのだ。
自分の主観だけで成り立つ世界ではない。特にアイドル文化が音楽界で多大な影響力を持つ韓国でこれから骨身を削っていく。まだ10代からハタチくらいの子だ。日本出身の子も3人いる。(JYPに2人、Pnationに1人)
筆舌に尽くし難い言葉を浴びせられる事もあるだろうし、日韓の仲もあまり良くないから全て幸せにとは行かないだろう。
だからファンが要るのだ。そして居るのだ。
なんとか幸せでいて欲しいと願うファンと共にアイドルという職業は成り立つ。中には行き過ぎる思考を持つ方もいるだろう。どうか心無い言葉のナイフを突き付けないで欲しい。悲しくても辛くても彼等は笑顔でいなくちゃいけない。パフォーマンスに自分を落とし込んで、ファンにもしっかりサービスするそんな職業だから。
相も変わらず母目線で見てしまう。
アイドル界隈の仕組み等は一切無知だけど、自分のできる範囲で応援して行こうと思っている。
LOUDの幕は降りたけど、彼等の未来はまだスタートライン手前にある。グループ名すらついていない。
デビュー日が来るまでのあいだ、色々と学んだり、音作りを楽しんだりしようと思う。
本当はLOUDで披露した曲の深掘りした文章を投稿しようとしたのに前略が長くなりすぎてしまったので、今回はオーディション番組、LOUDについて語らせてもらった。
LOUDのコンセプト
"Quiet people have the LOUDest minds "-ステーブンホーキング博士-
物静かな人ほど心の中はやかましい。
見事に体現して、自分の中のやかましさを実力と共に磨き上げ、身も心も成長した参加者青年達全員に拍手を送ります。
今後、LOUDやPnation絡みの投稿が増えると思う笑
LOUDを通じて知り合って仲良くしてくれるLOUD民の方、ありがとう!!!人見知り極めてる私だけど仲良くなったらウザイ程きゃぴる(死語)事を許しておくれ。仲良くしてくれたら嬉しい。初めてTwitterでこんなに楽しい思いをしている。