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ぼくたちはナイトロを引くべきか。【アンアス/攻略】

 お疲れさまです。アンジェリカ・アスターというゲームをご存じの方が開いているとは思うんですが、新天使『ナイトロ』の評価よりも彼女が三人目の★6パンツァーなのか、二人目の★6パンツァーなのかという議論のが好きそうな人が多そうですね。

 というわけで、今回は新規実装天使『ナイトロ』をある程度育成して使ってみましたので、最終的な評価を書いていきたいと思います。
 引こうかどうか迷っている方や、引きに行ったが課金して天井叩く未来が見えて手が鈍った方の一助になれば幸いです。

 また、今回はあくまで性能面の話になりますので、彼女の天使ストーリーがどうだとか、夜の方はどうだったとか、そういう話は一切抜きで判断させて頂きますのでよろしくお願いいたします。そこを気にするなら性能評価なんか見てないでとっとと引いたらいいと思う。


はじめに

 基本的な性能の説明や、それに関する感想等はYoutubeに投稿した動画にて既に語っていますので、そちらを参考にしてください。

 こちらでは実際にイベント周回や、現状エンドコンテンツであるバベルの図書館で使ってみて抱いた感想を元にした評価を書いていく形になります。

参考:現状の育成具合

 この記事はこのような状態のナイトロを使用したプレイヤーが作成しています。

 それでは、本題に入らせて頂きます。

★6パンツァーという存在について

そもそもひとりは持ってないとヤバい

 まず最初に、ナイトロが実装されるまでのパンツァーはガチャから排出されるのが★4のキーパーと★6のデウスのみな上に、もうひとりの★6であるシェル課金専用の天使であり、極め付けに31日の大型調整前は言うて結構悪い意味でヤバい寄りの性能だったため、あまり真面目に取り扱っているところのないマイナー寄りのジョブだと思いますので、★6パンツァー自体について説明させてもらいたいんですけど。

 ★6パンツァーとは、ずばり、創造主様……現人神こと武者小路姫奈様からの寵愛を受けたジョブです。

 パンツァーは他のジョブと違い、手に入れたパーツを装備させることで性能を調整して戦うジョブなのですが、『HALO』というパンツァーの装備が目玉になっているイベントがそこそこの頻度で開催されている他、ストーリーイベント後半戦のラクリマで交換できる報酬にもパンツァーの装備が目玉としてぶち込まれることがあります。
 ということは、他のジョブに属する天使達と違い★6パンツァーに生まれた者はイベント開催毎にスペックを更新することが可能であり、理論上(そして現人神、武者小路姫奈様の機嫌次第で)はサービス終了するその日まで最前線で使い続けられることになるわけです。今のままなら一生アッパーされ続けることが担保されているんですからね。

 なので、最低限ひとりは確保しておかないといくらかのイベントの目玉報酬がタダのゴミと化します。

今のところ全パンツァーで最も万能な女、シェル。

 だから160円支払うと★6パンツァーのシェルが貰えるし、5000円支払えば完凸出来るようにゲームが設計されているんですね。
 全員がシェルを所持している前提でANGELICA ASTERは運営されてるってワケです。
 まあ、160円すら支払わないプレイヤーを『客』の認識から弾くのは運営として真っ当な判断ですし、金払わなくて良いよ~で運営していて巨神と誓女ぶっ潰したトラウマがあるでしょうからね。仕方ないよ。武者小路姫奈様は深い傷を負ったお方なのです。

なんならリセマラで狙ったって良い

 そんなわけで★6パンツァー強い弱い以前に、ゲームの楽しみの3割ぐらいを担っている重要なジョブですので、どうしても金を払いたく……ないッ!!!! という強い意志の元に戦っている無課金戦士の方は、いっそのことデウスかナイトロをリセマラで確保してしまうのもアリですらあるんですね。
 他のジョブに属する天使はどうしたってF2Pの構造上型落ちをしていくわけですが、上記の通り★6パンツァーは武者小路姫奈様がお見捨てにならなければ一生アッパーされ続けるわけですからね。他のジョブの強天使なんて適当に生えてるフレンドから最新のものを都度都度借りればいいですし。
 それに、パンツァーは装備をプレイヤーが個々で弄れる関係上、フレンドから借りても性能が全く安定しないという点もあります。筆者のような初日からプレイしていてパンツァーを一生擦り続けているプレイヤーが用意するデウスと、つい一週間前に始めてとりあえず育成状態だけは進めたデウスでは、使い込まれた年季が所持しているパーツ装備構成の練り具合差があるわけですから。
 ようは、パンツァーはプレイヤーと共に長い時間を掛けて成長していくジョブなんで、最初からひとりぐらいは持っていたほうがいいですよ、ってことですね。

ちなみにジャンルはヤンデレに近いものがあります。
距離の詰め方と外堀の埋め方が急過ぎて怖い。

 だから160円支払うと★6パンツァーのシェルが貰えるし、5000円支払えば完凸出来るようにゲームが設計されているんです。
 全プレイヤーはシェルと共に成長していくことを前提とされているわけですね。
 それはつまり、あなたの正妻はシェルってことです。

で、味は?

 そんな、1アカウントにひとりは必須級である★6パンツァーという存在ですが、彼女達にどういった特徴があるかをお話しましょう。
 まず最大の特徴『必殺技がない』ということですね。
 他のジョブ……たとえばファイターであれば『ラストリゾート』バーサーカーであれば『あばれ散らかす』ディフェンダーであれば『敵陣籠城』……といったように、★6のジョブはなんらかの『必殺技』を有していますが、パンツァーは時間と金がモノを言う現実的な世界に生きている方々なので、そんな漫画みたいなモンはありません。

 代わりに、予め装備することで戦場に持ち込み、何回か使用することができる『ツール』というパーツが存在しています。
 こちらはシンプルな回復から攻撃力~速度までの各種ステータスの上昇効果を持つものが多種多様取り揃えられており、パンツァーはゲージを溜めたりだとかターンを消費したりだとか、そういう面倒なことを一切抜きに好きなタイミングでこのツールを使用することができます。
 これらのツールは強化効果という形で効力を発揮しますので、シヴァを筆頭に『強化効果を上昇させる』類の効果で効果量を増やすことが可能であり、組み合わせた時の火力はとんでもないものがあります。

 また装備品でステータスを上昇させられる関係で、HP、攻撃力、防御力、速度の数値が高くなりやすい傾向にあるため。

HP順に並べた場合。
攻撃順に並べた場合。
防御力順に並べた場合。
速度順に並べた場合。

 このように、どのステータスでも10位以内に必ず顔を見せています。なんともハイスペックですね。

 一応、基本的に回復類の対象外となっており、自分達が使える『装甲を回復』する効果を持つ何某でしか回復できないという弱点があるにはありますが、先程もお話した通りツールの中には回復効果を持つものもありますので、そこまで気になることでもありません。

 こんなところで。以上が、パンツァーの特徴になりますね。

ナイトロについて

扱いやすいアタッカー

 ★6パンツァーに対する説明を終えたところで、次に本題であるナイトロ自体の解説を行っていきたいと思います。
 まず簡単に申し上げますと、ナイトロは★6パンツァー初の『アタッカー』になります。
 攻撃・防御・速度・状態異常付与ありとあらゆる役割を熟せる万能戦士シェルや、ザクロの4倍守れて4倍殴れる実質ディフェンダーのデウスと違い、明確に相手をぶん殴ってぶっ飛ばすのが役割の『アタッカー』ですね。
 なにせ。

 パンツァー界のディフェンダーであるデウスがこれで。

 パンツァー界のオールラウンダーであるシェルがこれで。

 ナイトロがこれですからね。

 筆者はナイトロを引くまではシェルやデウスも十分アタッカーだと思ったんですが、ナイトロを引いて以降認識を改められました。これこそがパンツァー界の『アタッカー』です。
 これ画像だけパッと見ちゃうとシェルと6000しか変わらないじゃんって思うかもしれないんですが、ナイトロのスキル2『待機時間:普通(=一般的なスキル1と同じWT)』なので、DPSがダンチです。
 代わりにHP15%消費というパンツァーが支払うとそれなりに重いコストが存在はしていますが、まあ、死ぬ前に相手を殺せば問題無いという思考なのがアタッカーですので、致命的な問題点とまではいかないでしょう。

 更にナイトロが優れる点は、自身が火力を出すのに前準備が限りなく少なく済む点……あるいは全く必要ない点ですね。
 というのも、ナイトロは自らの祝福によって骨折を付与するのが得意ではありますが、骨折に反応して火力を上昇するような特性、祝福、スキルは一切持っていません。
 代わりに『衝撃増強AI』という対象が骨折状態だとダメージを+60%させるパーツが存在していますが(上記の画像は3人とも当装備を装着しています)、別にそれがなくとも十分な火力を出すことができます。

 これが上記と全く同じ状況で、相手の骨折だけを意図的に回避した状態での火力です。
 火傷特効の鬼であるデウスが火傷状態の相手に殴りかかる際と同じ火力をしていますので、そのぶっ飛び具合は語る必要もないことでしょう。

 とはいえ骨折させた方が火力は出ますので、骨折させようという話になった時でもナイトロは極めて優秀です。
 自らの祝福『こいつは骨が折れるぜ』により全攻撃で骨折値が+50されますし、骨折値+40の追加効果を持つ『インパクトショット』というパーツを装備すれば1度の攻撃で骨折値を+90可能。
 状態異常に強い耐性を持つ神獣であっても、骨折に対する耐性は150ほどであるようなので、2回攻撃すれば骨折状態にすることができますし、そこに加えて、自らが持つ速度+20%の自己バフを内蔵したスキル3や、WT+20の追加効果を持つスキル1速度+20の効果を持つ祝福『ヘイタクシーハイワタシ!』により手数も稼ぎやすいですからね。

育成コストも安め

 筆者はあまりにもスキル2が気持ち良すぎてナイトロがいたく気に入り、所持している天使の中でもトップクラスに育成を進めてしまったのですが、この天使は育成を途中で止めてもハイスペックです。

 凸2以上スキル1と2の大天使化が欲しいデウスを始め、完凸が大前提の上にスキル3のセラフィム級が望ましく、祝福もLv7まで上げないと本領を発揮しないシェルのように、今までの★6パンツァーは結構大器晩成型な側面があったのですが、ナイトロはスキルの大天使化によって変わるのは数値だけであり、追加効果などが増えません。

 ということは、デカい数値を出して気持ちよくなりたいのでなければ大天使化の意味はそこまで大きくないというわけですし、祝福にしたってLv5とLv7では速度+5と骨折値+10の差しかありません。
 速度+5は……まあ、実はデカいっちゃデカいんですが、にしてもそこまで気にするのはよっぽど煮詰まった後ですからね。育成に苦労しているような段階では無視して良いでしょう。

 それに林檎特性も回復効果なため火力には寄与せず、その回復が欲しくなるスキル2のHP消費大天使化しないと減らないため、大天使化の予定がないなら凸を重ねても焼け石に水なので、もう最初から回復系のツールを持ち込んで回復前提で立ち回るなり、使い捨て覚悟で突っ込ませるなりすれば問題無いっちゃ無いのも良いですね。

 というわけで、気軽に用意できる無凸覚醒2スキルLv7祝福Lv5の状態でも、完成し切ったナイトロと使用感が然程変わらないため、初心者が引いても十分に頼りになる性能をしているというわけです。

新しいアーキタイプの中核?

 ほならナイトロは上級者であるワイは確保せんでもええな。と、思った方もいるかもしれませんが、それはちょっと待ってもらった方が良いです。
 ふたつ上の項で説明しましたが、パンツァーには『対象が骨折ならダメージ+60%』パーツが存在するんですね。
 この意味もう一度よく考えてみてください。

 そう、つまり★6パンツァー全員が既に『対象が骨折ならダメージ+60%』の特性を有しているも同然なんです。
 そして、ナイトロは骨折付与に特化している★6パンツァーです。

 後はもう、言わずともお分かりですね?

 また、今でこそ骨折特効の天使★6パンツァー全員しかいませんが、もちろん後々に今の火傷特効持ち達のように他のジョブに実装されるかもしれませんし、そうなった際にナイトロは骨折付与役でありながら骨折特効も持っている骨折パーティーの柱となる存在ですから、これは上級者である皆さまでも確保しといた方が後々困らないかもしれません。

ちょっとした欠点がある

 ……と、ここまで無限にナイトロを持ち上げ続けてきましたが、欠点らしい欠点もあるため、そちらのお話もしましょう。
 察しの良い方はもう分かっているかもしれませんが。

 脆いです。

 理由は単純で、メイン火力であるスキル2がHPを消費する上に、パンツァーのHPはパンツァーの手によってしか回復できないからですね。
 一応本人が自己回復系の特性を2つも持っていますが、効果量はかなり抑えめのため、狂ったようにスキル2を連打して気持ちよくなっていると確実に廃車になります。
 まあ、回復系のツールを持ち込めばいいのは、確かにそうなんですが……。
 でも暗黒騎士が自分に『ケアル』使うのは情けないじゃないですか。やっぱ暗黒騎士は『あんこく』使ってなんぼなんですよ。

 だから、脆いです。

 特に、ハナから速度死に気味だし、スキル2の強制ターゲットを使う関係上でHPや防御面を気にした装備になりやすいデウスや、31日のパンツァーに対するアッパーで火力がぶっ飛んだだけであって、本質的にはコードネームの通り林檎特性と祝福は完全に防御寄りで、信じられんぐらいガッチガチなシェルなど、他の★6パンツァーは防御面が厚めな天使が多いこともあって、同じ使用感で使うと、本当に脆いです。

HALO60kmのベヒーモスに殴られたシーン。
こちらはスキル2を使用した後のデウス。
そしてこれがシェル。あまりにも硬すぎる。

 デウスとは実際にはそこまで防御力に差はないので、素の状態で攻撃をされれば受けるダメージ自体は変わらないのですが、デウスはスキル2を使っている状態がデフォですし、なによりナイトロはスキル2でHPをガンガン消費していくので、実際には見た目以上に防御力に差が出ます。 

 とはいえ、まあ、生身のスレイヤーとかよりはよっぽど固いんですけどもね。ほぼ難癖っちゃ難癖です。
 てかシェル硬すぎんか。

引くべきか。

結論

 課金額が0~4799円以下★6パンツァーを所持していないなら確保しておいた方が良いかもしれません。

 いっぽうで4800円以上課金するなら、タダで貰えたシェルを気合入れて育てれば大体同じような扱いで十分使うことができますから、引くかどうかは微妙っちゃ微妙です。
 なにせ、確かにダメージ自体はナイトロのが出ていますが、あんな超火力が欲しくなるのは現状天壊戦ぐらいなもんで、そして、その天壊戦は長期戦になりがちでシェルの方が適性あるんですよね。

 ですから、完凸シェルを持っていて足踏みしているような方は、スルーしてもそこまで大きな問題にはならないかと思います。
 しかし、筆者のように一度確保すると決めたら天井まで課金してでも突っ走れるタイプの人なら確保以外ありえません。

骨折って火傷させてボコす👊

 衝撃増強AIのおかげでパンツァーは統一する強みができてしまったのでね。パンツァー最強!!!!

さいごに

 以上で★6パンツァー『ナイトロ』について語る記事を閉じたいと思います。
 なにげに一切情報が出ていなかった天使はハービンジャーに引き続き二人目ですね。

・シルバーバレット
 事前登録期間にXで紹介されていた。
・デウス
 チュートリアルに存在していた。
・あざらし
 事前登録期間にXで紹介されていた。
・エストレヤ
 ヘルプにて登場済み。
・シヴァ
 チュートリアルに存在していた。

 そろそろ顔が割れてるメンツも使い尽くしたのかな? とか一瞬思いましたが、全然余裕で顔しか知らない天使10人ぐらい居そうですね。

 また、正確なカウントをすると初の同ジョブ3人目の★6でもありました。
 これが本当に三人目のカウントとして考えていいのか、それともガチャ産としては二人目なのだから未だ二人目と考えていいのかは微妙なところですので、今月の残るふたりの天使がどういったジョブなのかには注目したいところです。
 ちなみに今の各ジョブの★6実装状況は。

・ファイター(2人)
 スレイヤー、あざらし
・ディフェンダー(1人)
 ザクロ
・スナイパー(1人)
 シルバーバレット
・チェイサー(2人)
 ベイビー、ハービンジャー
・バーサーカー(2人)
 ホークウィンド、エストレヤ
・パンツァー(2人?)
 シェル(課金限)、デウス、ナイトロ
・ヒーラー(1人)
 シヴァ
・ブラスター(0人?)
 ミラージュ(課金限)
・ガンナー(1人)
 ドーンブレイカー
・ギャンブラー(1人)
 ストレンジラブ

 といった感じで、ひとりしか実装されていないジョブのなかでガンナーは今月の聖灰交換で汎用の林檎が配られています。
 というわけで来るんですかね、二人目のガンナーが。ドーンブレイカーに挑む者が。
 あるいは今月あるらしいシステム改修を伴うバランス調整の恩恵をめっちゃ受けることが予想されるであろうディフェンダーや、ブラスターかもしれません。バーサーカー? パンツァーが3人目カウントなら、まあ……。
 なんにせよ楽しみですね。楽しみだし……今月は終わりが早いので実装ペースが普段よりも早いです。2月って怖いや。
 もってくれよ……オラのジュエル!!!!

 以上です。ご清覧ありがとうございました。

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