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きみはDMMの新作ゲーム、『ANGELICA ASTER』を知ってるか。
突然ですが、『ANGELICA ASTER』をご存じですか?
知らない? でしょうね。
というわけで、今回は謎のゲーム『ANGELICA ASTER』について書いていこうかと思います。
このゲーム、事前登録を開始してから2日しか経ってないよちよち歩きどころか割とまだお母さんのお腹の中みたいなゲームなんですが、にしては異常に語れるところがあるので時間の許す限りお付き合いください。
……え? モンハンワイルズのオープンベータやりたいだって?
僕もやりてえけど我慢して書いてるんだから我慢して読んでください。
まずはじめに
『ANGELICA ASTER』は繰り返しになりますが、2日前に事前登録を開始したばかりのゲーム(24/11/01時点)となります。
だのに、語れるところがそれなり以上に存在している理由はたったひとつ。
このゲームは、同じくDMMゲームスにて『2020/7/21~2021/6/30』の間サービスされていたブラウザゲーム『巨神と誓女』の精神的続編と呼べる作品なのです。
つまり、1年足らずで死んだ作品の続編がなぜか生まれたってことです。
どうです? 興味わきませんか?
まだまだこれ序の口ですよ。
なぜ『巨神と誓女』の続編は生まれたか
『ANGELICA ASTER』が『巨神と誓女』の精神的続編である、ということをお伝えしましたが、大半の方はそもそも『巨神と誓女』がどのようなゲームかをご存じないでしょう。
となれば当然、その『巨神と誓女』の続編が誕生した理由も皆目見当つかないかと思います。普通、1年で死んだ作品の精神的続編なんて出ませんからね。NARUTOで例えたら中忍試験やってるぐらいで打ち切りになったのにBORUTO始まる感じですよ。NARUTOに限らずジャンプ漫画デスノート以外1本も読んだことないのでこの例えが正確かは分からないですけど。
では、なぜ『ANGELICA ASTER』は誕生したのか……それは、『巨神と誓女』の没年付近で行われていた、とある行事が関係してたと私は考えています。
その行事とは『DMM GAMES 10th Anniversary Festival』。なんの捻りもなく名前通り、DMMゲームスの10周年祭です。
こちらのお祭り、内容としてはなんかプレゼント企画とかなんとか、よくあることを開催していたのですが、その中にひとつ異質な企画がありました。
……そう、『復刻投票キャンペーン』です。
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すごいですね。人気投票サ終限定戦です。正気の沙汰じゃねえだろ。
まあ、ともかくこういう催し物がありまして、えー、それでですね、お察しの良い方はお分かりと思うのですが……。
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勝っちゃった。『巨神と誓女』。
なんで? と聞かれると、えーっと、なんででしょう。
え? 面白かったからじゃないのかって? 違うよ? だって面白かったら1年未満でサ終しないでしょ?
もう、ここで正直に申し上げますね。
『巨神と誓女』は控えめに言ってクソゲー……否、クソゲー未満、ゲー無……否、ゲー無未満。ページを送るのに課金とキャラ育成を強いられる死ぬほど読み辛い小説閲覧アプリでした。
物語は混沌の渦へ
『巨神と誓女』はクソゲー? ならなぜ人気投票で1位に? どうして『ANGELICA ASTER』は生まれたの? 矛盾だらけだ。もしかして筆者が『巨神と誓女』のドアンチなだけで実は神ゲーだったんじゃ?
皆様の中に疑問が渦巻いているのは分かります。ですから、順にご説明致しましょう。
とりあえず始めに、私は『巨神と誓女』のアンチではありません。初日からサ終するまで一生プレイし続けた上、Youtubeにガチャ動画(該当動画は削除済み)を上げた程度にはハマり散らかしていた人間です。
ですが、はっきり言います。『巨神と誓女』は神ゲーではありません。1年未満で死んでるんだからこれは嘘偽りの無い事実です。
そしてこれは、他の『巨神と誓女』のファンの方々でも納得してくれる評価だと思います。
だって、面白いとか面白くないとかいう次元に到達してない存在だったからね『巨神と誓女』。
『巨神と聖女』ってどんなゲーム?
『ANGELICA ASTER』について知りに来たのに一生『巨神と誓女』について語られてしまっていますね? 仕方がありません。『ANGELICA ASTER』について知るためには『巨神と誓女』がどういった存在だったのか最低限知る必要があるのですから。
さて、まず『巨神と誓女』は〝7つの自由〟を公式が提唱しているゲームであり、それは以下の通りです。
ひとつ、スタミナの自由
スタミナ制ではないから、いつでも遊び放題な自由。
ふたつ、バトル操作の自由
勝手に進み勝手にスキル発動もするので操作しても放置しても自由。
みっつ、ゲーム難易度の自由
シナリオだけ進めたければ最低難易度で進められる!
自分で難易度を設定できる自由。
よっつ、ストーリーの自由
シナリオスキップ系のユーザー必見!
シナリオ解放条件を集めず、読まなくても良い自由。
いつつ、少女育成の自由
着脱可能なスキルカスタマイズシステム!
ツリーシステムでどの道を選んでも良い自由。
むっつ、遊び方の自由
ミニゲーなどバトル以外のコンテンツも豊富!!
バトルを進めなくても遊べる自由。
ななつ、そもそも遊ばなくてもいい自由
ログインしていなくても勝手に報酬(成長素材)を集めてくれる!
遊ばなくても良いという自由。
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なんか良いこと言ってる感じがしていますが、要約すると……。
クリアするだけなら育成無し、操作無し、シナリオ読破無しで完了するゲームということです。
うん、そりゃ1年でサ終するよね!買い切りとかじゃねえんだからよお前は!せめてプレイは強要しなきゃいけないんだよこのおバカ!
ちなみにこのゲーム対人要素皆無のガッチガチRPGです。
バトル要素がほぼフルオートで、クリアするために自分をレベルアップじゃなくて敵をレベルダウンさせられて、シナリオを読まずにエンディングに入るRPG……そりゃクソゲーだよ! クソゲー未満だよ! 可食部位が存在してないよ!! 俺達プレイヤーは霞食って生きてる庵野ゴジラじゃねーんだぞ!!
さて、こんな7つの自由を掲げてリリースされた当ゲームですが、マジで言っている通りラスボスに到達するだけなら育成無しで大丈夫だったので、大半のプレイヤーは7つ目の自由……『プレイしない自由』を行使することになりました。そりゃそうだろ。
どうして人気投票で1位に?
『巨神と誓女』はプレイせずにクリアすることが出来る画期的なRPGでした。
それは面白い面白くない以前の問題であり、評価不能という評価が唯一正しいでしょう。
ですが、このゲームには一般的な『クソゲー』や『ゲー無』とはひとつ違うところが存在しました……そう、世界観やシナリオ、作品の空気がめちゃくちゃ作り込まれていたんです。このゲーム。
ようは運営が『別に遊ばなくていいよ~』と言ってマジで遊ばなくてよかった部分が物凄く出来が良かったのです。
じゃあなんだ、よくあるシナリオだけは良いクソゲーか~、じゃあ『ANGELICA ASTER』はそのシナリオが刺さった人が騒いでるだけのゲームかな~、って? 浅いです。違いますよ。『巨神と誓女』にはハマれる程の物語は存在しません。
世界観、シナリオ、空気が作り込まれているのに物語が存在しない? 一見すると意味が分からないかもしれませんが、これは皆様も良くご存じなとある会社のとあるタイトルに当て嵌めることですんなり理解できると思います。
そう、フロムソフトウェアの出しているダークソウルと同じなのです。
今時だとブラッドボーンもちょっと古くて、エルデンリングと言った方が伝わるかもしれないですね。絶対デモンズソウルは伝わらないでしょう。
あのシリーズが名作であることは誰も否定できないと思うのですが、面白いことに同シリーズには『ストーリーらしきストーリー』が存在していません。普通のRPGであれば誰ぞからどこへ行けと言われて物語が展開していくと思うのですが、このシリーズはふんわりとした指示は出されるものの、どこへ向かって何をするかは全てプレイヤーに委ねられ、物語というものは基本存在しません。
しかし、不思議なことにソウルシリーズの愛好家たちは口をそろえてこう言うはずです『世界観が良い、シナリオが良い、空気が最高』と。
それは偏に、プレイヤーが旅をする中で集められる道具、装備、素材に刻まれた記憶……フレーバーテキストによって、自分達が旅する世界が如何様なものなのかを念入りに語られているからでしょう。
……そう、『巨神と誓女』も同じです。
このゲームはクリアするだけならばマジで何も必要ないのですが、ボスに挑む際に特定のキャラを編成することによって、そのボスが『巨神』と呼ばれる怪物になる前はどういった存在だったのかを語るストーリーが解放され、そして存在している全てのボスのシナリオが裏で次元、世界、時空を超えて薄っすらとした繋がりを見せているという、考察厨が絶頂を迎えること間違いなしな作品だったのです。
しかも、単純にファンタジー作品で生前の姿と怪物の姿が描かれているだけではありません(もちろん、ストレートにそういうものも存在しますが)。
時にはコンビニのバイトしてるオッサン、時には火炎放射器担いで上陸してきたイルカ、時にはSCPとして財団に収容されたアーティスト、火星人、スーパーヴィラン、着信アリ、野球選手、キャラの必殺技の時に映り込んでるハチ公みたいな柴犬の像、それら全てにシナリオがあったのです。あーもうめちゃくちゃだよ!
それらのシナリオは10分もあれば読み終わる程度の長さで語られ、これがまたどれも小粒ながら良質で、正に涙あり笑いあり萌えあり燃えあり、もちろんDMMゲームス故存在しているFANZA版におけるエロはあの、ゴミでしたけど……ぶっちゃけ、『巨神と誓女』はゲームではなくオムニバス小説として見た場合なら、とんでもなく出来の良い作品でした。
故に、『巨神と誓女』はページを送るのに課金とキャラ育成を強いられる死ぬほど読み辛い小説閲覧アプリだったんです。
ただ、僕としてはちょっと尖り過ぎた作風だとも感じていたので、そこまで人気はしてない……と思っていたのですがね、そんなことなかったらしいんですよ、あの投票の結果を見たらね。
だから『ANGELICA ASTER』が生まれた?
ここまで語ったことにより、皆様はきっと『巨神と誓女』がどういう存在だったかは理解してくださったことでしょう。
そして、僕ひとりが騒ぎ立てているだけではなく、10周年記念という盛大な場においてあのヤバすぎるゲーム性をしているにも関わらず、『作風』の一点勝負だけで戦い抜いて頂点に立てる程のパワーを持っていたことも……。
というわけで、『巨神と誓女』がユーザーから正当に評価されたことで『ANGELICA ASTER』が生まれた―――わけではないのです。
『ReOath-巨神と誓女 外典-』
そもそも、先の人気投票はあくまで『グッズ化』をする予定しかあらず、決して1位になったゲームが復活するという企画ではありませんでした。
しかし、最終結果の発表から2ヵ月後の12月……とあるタイトルが発表されました。
それこそが『ReOath-巨神と誓女 外典-』です。長いので『リオース』と呼びますね。
この『リオース』は23/12/13にティザーサイト、トレーラー、1通の運営からのレター、2枚のイラストが発表され……以後、しばらくの間沈黙を貫いた後、24年の夏をリリース目標とし、初春頃に続報を出すという一報だけをユーザーに寄越しました。
……………………。
………………。
…………。
……。
はい。
いまは何月ですか?
そう、11月。初冬……いや例年ならずぷずぷ冬です。
なら勿論もう『リオース』はリリースされたんだろうって? いいえ? 24/10/30に3通目のレターが届いただけですよ。リリースは25年の初冬―――あっ、初春? 初春で良いらしいっす。今日(24/11/01)間違えて初冬って書いちゃったって言ってました。
『リオース』が『ANGELICA ASTER』……?
なんか急に『リオース』とか沸いてきたけど、なに、それが『ANGELICA ASTER』なの? と、皆様はお思いですよね。
違うんですよね、逆なんです。
急に沸いてきたのは『ANGELICA ASTER』の方なんです。
僕達『巨神と誓女』ユーザーが、なかなか春来ねえなあ~初春に続報出るって言ってたんだから続報出たら春のはずなんだけどな~もう10月終わるけどな~、と一生続報を待ち続けていた頃に、突如出現したんです。
こういう形で。
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当時は『初冬』と記述されていたので(もしかしたら初春に『夏から初冬まで延期』という内容で出そうとしていたレターの使い回しだったのかも?)、うはwwwおkwww1年より長く延期しとる草wwwと、僕達『巨神と誓女』ユーザーはいっそ笑い転げていた……少なくとも僕は笑い転げていたのですが、笑い転げつつ読み進めていった先に記載されていたのがこの内容です。
なんか急に『ANGELICA ASTER』という謎のタイトルの話をし始めた上に、それを『巨神と誓女』プレイヤーなら分かったと思うが……みたいな口振りで語り始めて、同時に作ってたんや^^等とほざきやがったのです。
ふざけんじゃないわよ!! こちとらずっとあんたが連絡寄越すの待ってたのに……その、アン……アンジェ……変な女に時間使ってたっての!? サイッテぇっ!! と、僕がツインテール美少女めいてブチギレたことを誰が咎められるでしょうか。
ずっと待っていた旦那が戦地で現地妻作ってガキこさえていた衝撃的な事実を知り、怒りが有頂天となった僕は肩を怒らせながらX(旧Twitter)へと戻り、『ANGELICA ASTER』なるゲームを探しました。
そして見つけたのが、このゲーム。
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— ANGELICA ASTER公式アカウント (@Angelica_Aster) October 30, 2024
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『ANGELICA ASTER』―――否、『巨神と誓女2』です。
……当然、PVを最初に視聴し始めた時は全く良い印象の無かったこのゲームだったのですが、BGMのイントロを聞いた瞬間に確信しました。
このゲームは、『巨神と誓女2』であると。
ソウルシリーズ、ポケモン、DQ、FF……どのゲームでも、BGMを聞くと分かるじゃないですか?「あっ、この旋律があるってことはアレだな」と。
そう、『巨神と誓女』ユーザーであれば一発で分かる旋律をPVの開幕にぶち込んでいるんです……そう!『巨神と誓女』に存在した僅か2種の戦闘BGMの内通常版のBGMを彷彿とさせる旋律をね!そりゃ一発で分かるよ!平時それしか聞いてないんだからこっちは!(正確にはタイトル画面で流れていたメインテーマっぽさもあるんですけど)
そのBGMにより、すっかり記憶の奥底にしまわれていた『巨神と誓女』への熱量が蘇り……蘇っているあたりは、なんか知らん女たちの紹介カット連打されてるので初見の時はなんも思わなかったのですが、その後に登場した庭園でヒロイン達がなんかよく分からんことをずっとしている姿!! 間違いありません! あれは僕達が1年弱過ごしたフレストニアで見ていた光景ッ……! ここで落涙しました(実話)。制作陣も分かってるのかBGM一気に盛り上げるしね。ヒロインがひとりでスパークリングしてる謎のシーンの直後に。
さらにさらに、トドメと言わんばかりにどう見ても『巨神と誓女』において二大ヒロインだった『アイノ』と『ユミ』らしきヒロインを堂々とお出ししてきて、このPVは青空を背景に終了します……。
これを見てからは、僕はもうなにも手に付かず、延々Xで『巨神と誓女2』……改め『ANGELICA ASTER』に対する愛を……まだ生まれてもいないゲームへの愛を叫び続けるばかり。リリースされて間もないウマ娘の新シナリオことメカウマ娘もロクにプレイせずにXに一生愛を叫んでました。病気だね。
『リオース』はどうしたの?
正直なことをお話します……『リオース』は『巨神と誓女』ではない可能性が高いのです。
なぜなら、まずゲームジャンルがRPGからRTSへと変わっている―――点はまあ、元々ゲーム部分がほぼ存在しなかったのが『巨神と誓女』なので良いのでしょうが、この『リオース』、あまりにもきな臭すぎるのです。
例えば『巨神と誓女』がサービス終了前に急に実装した新規『巨神』こと『新曲の巨神』で語られた内容……『自分達が学生時代に作った尖りまくってた思い出の作品がひょんなことから映画化され、その際に大人の都合で凡作へと作り変えられるも、大衆受けする内容だったためブームとなり、原典を共に書いたアイノは現実に嫌気が差す』が、あまりにも生々しすぎたり。
『リオース』には『他のDMMゲームスのキャラクターも参戦する』という表明がされていたり。
やたら開発時期が伸びたり縮んだりする上に未だにゲーム画面のひとつも見えなかったり。
極め付けですが、どう見ても『巨神と誓女』でしかない『ANGELICA ASTER』が堂々と発表されてる上に普通に年内リリース(12月予定)なのです。
恐らくですが、『リオース』は死者の世界で生前の記憶を失った少女達が主役という『巨神と誓女』のガワの部分を都合よくリサイクルした、DMMゲームスのサ終IPによるディシディア・ファイナルファンタジーだと思われます。
たぶんそこには火星人とか火炎放射器背負って上陸したイルカとかが入り込む隙間はないので……『巨神と誓女』でアイノが語った通り、『ガワを被せた別物』なのでしょう。
故に、この記事のタイトルは『ANGELICA ASTER』であり、『リオース』ではないのです。
『ANGELICA ASTER』は期待できる?
大体ここまでで7,000文字程度。これでようやく、『ANGELICA ASTER』について語る下準備が全て整いました。
『巨神と誓女』が大変パワフルな作品だった……もののゲームとしてはゴミと評価することすら難しい虚無であったこと。
『巨神と誓女』は僅か1年でサ終するものの、人気投票で1位になる程度には高い熱量を抱かれている作品であること。
その熱量に応えてかリメイク作品である『リオース』が発表され、その続報の中でなんか急に生えてきたゲームであること。
ここまで語れば、僕がなぜこの『ANGELICA ASTER』に期待をしているのか、それが過度なものではないと心の底から言えるのかをお話できます。
きみは『DUEL MASTERS PLAY'S』を知っているか
『デュエマ』って知ってますか?デュエルマスターズです。
和製『Magic the Gathering』って感じのゲームだと思うんすけど(デュエマ未履修)。
アプリ版があるんですよね、『デュエルマスターズ プレイス』。デュエプレってヤツです。
流石に開発力と資金の差から競合である『遊戯王マスターデュエル』程のクオリティは無いものの(というか、マスターデュエルに関してはアレのクオリティがバグです)、デュエマを嗜む人たちは気軽にオンラインで対戦できたり演出が付いてたりで、なんとなく楽しんでプレイしてると思うんですけど。
あのゲームには、基盤として使われているゲームがあるのをご存じですか?
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そう、『WAR OF BRAINS』です。
こいつがどういうゲームかは多くは語りませんが(語るとクソ長くなってしまうため)、ともかく、ウォーブレを触った人間ならデュエプレを見て一発で「あっ、これウォーブレを下敷きに開発されてる」と分かる程度には、デュエプレの中身はウォーブレです。(カードゲーム部分以外のそれら全ての話です。カードゲーム部分は勿論別物ですよ)
ウォーブレはデュエプレが発表される1年前だか半年前だか、とにかく発表の近い時期にサービスを無情にも終了させられた経緯を持つゲームであり、恐らくウォーブレである程度の成功を収めたもんだから、ここから先の見通しが不明瞭なウォーブレは畳まれ、代わりにデュエプレの開発に乗り出したんだと思うんです。
はい、ここで鮮明な皆様であれば僕が言いたいことが分かったと思います。
そう、恐らく『ANGELICA ASTER』は『巨神と誓女』で成功っちゃ成功を収めた開発陣が、どう見てもゲームとしては破綻している『巨神と誓女』をサ終して作り直したゲームなのです。
その証拠というわけではありませんが、実は『巨神と誓女』はリリースから1年間、ロクな機能面のアップデートが行われずに放置状態で面白いけどよく分からん独創的過ぎる世界観を顔面にぶつけられ続けるだけで、ゲームとしては全く更新されなかったんです。
これは運営は裏で既に『ANGELICA ASTER』に開発リソースを割いていたからではないでしょうか? じゃなきゃ『巨神と誓女』が1年未満でサ終したってのにブラックアウトじゃなくて普通にエンディングムービー用意して「きっとまたどこかでお会いしましょう!」みたいなセリフ言わせませんよ。いや言わせるかもしれんけど。
そして、『リオース』で報じられているレターの中に『リオースよりも先にANGELICA ASTERを開発していた』という記述があることから分かる通り、この『ANGELICA ASTER』は相当以前から開発されていたらしいのです。発表順こそ逆ですが、リリース順が『ANGELICA ASTER』→『リオース』であること、ぶっちゃけリリース時期未定な『リオース』と対照的に『ANGELICA ASTER』が発表から1ヵ月弱でリリース予定なことが良い証拠でしょう。
ということは、です。
『ANGELICA ASTER』は『巨神と誓女』において致命的に足りなかったゲーム部分に『巨神と誓女』を維持させるために使うべきもんだったであろう金と時間と労力を割いて作り上げられた(英断です。『巨神と誓女』は生きられる身体に生まれられていません)存在であり、ゲームとしても普通に面白い『巨神と誓女』である可能性が高いわけです。
つまりそれって、神ゲーですよ。クオリティに関しては僕は心配してません。PV見ても普通に見れる戦闘画面してますし。
『ANGELICA ASTER』への熱量が凄い開発陣
『ANGELICA ASTER』について盛り上がっているのが僕だけという可能性、なくはないかもしれませんが、少なくとも開発陣も相当な熱量があると思われます。
なにせ、ここまで僕が話した情報は全て『リオース』のレター内に記された情報なんですから。
そうです。全部別ゲーの進捗報告の所に書かれている内容なんです。
まるで避難誘導みたいですね。『巨神と誓女』やりたいなら『ANGELICA ASTER』やれという風にすら見えます。『リオース』の雲行き見るとマジでそうかもしれません。
だってアレですよ。『リオース』のところに『ANGELICA ASTER』は『巨神と誓女』と異なる世界観のタイトルだけども、ゲームコンセプトを継承し、大幅に強化した上で、バトルと育成システムを完全にリニューアルし、新たなゲームとしてユーザー様にお届けすべく開発を進めていた作品になりますって雄弁に書いてあるんですよ。『リオース』がどういうゲームかはちょっとしか語らないのにね。どうなってんだ。
それはそうと『巨神と誓女』のゲームコンセプトは7つの自由だったと思うんですけど、それは継承しなくていいからね? あのシナリオ集めて繋ぎ合わせる方を継承してよね? いや分かってるとは思うが一応ね。
開発の熱量が高いからって良いゲームとは限らない、と思う方もいるかもしれませんが、僕はそんなことないと思います。だってほら、やりたい放題のホヨバゲーって全部勢いあって面白そうじゃないですか。実際僕もゼンレスゾーンゼロだけ遊んでるんですけど、面白いです。作りたいもの作って、それがどれだけ面白いのかを一生懸命伝えようとしてくれているから。
似たコンテンツだとウマ娘もそうですね。僕はウマ娘から競馬に入って(親族が僕以外全て競馬野郎だった為)すっかり競馬に染まったんですけど、本当にウマ娘の開発陣は競馬に悩焼き切れてる連中ばかりだと思います。競馬に脳焼かれた悲しき競馬サイボーグゲームクリエイターがプレイヤーも同じ目に合わせようと迫ってきているゲームがウマ娘ですよ。映画めっちゃ良かった。
そして、その熱量の高さにおいては『巨神と誓女』の陣営は他の追随を許さない……は言い過ぎにしても、相当なものだと考えています。じゃなきゃこんなフランティックにnote書き綴る異常者生まれませんよ。
ですので、少なくとも『ANGELICA ASTER』の開発陣は勢いバツグン。資金も十分にあった。期間も十分にあった。クオリティにも自信満々。
これは確実に超絶ローコストで作られたであろう『巨神と誓女』を潤沢な金と時間と人員でパワーアップさせたスーパー『巨神と誓女』に違いありません。
そして『巨神と誓女』はあの出来なのに僕をここまで狂わせたのだから、スーパー『巨神と誓女』となったのであれば……そのパワーは凄まじいです。
だってリリース前で事前登録を開始から2日経っただけなのに、僕をモンハンワイルズから引き剥がしてnote書かせてるんですよ。バケモンじゃねえか。
具体的にはどんなゲームと予想される?
おめえが興奮してんのは分かったよ。でも実際はどういうゲームなんだ?
皆様もそう思っていることでしょうから、ここからは2日間の間に発表されたあまりにも少なすぎる情報を元に、『ANGELICA ASTER』がどういったゲームなのかを考察していきたいと思います。
大丈夫なのかって? 大丈夫です。僕は『巨神と誓女』を生き抜いたフレストニアの子ですから。
3Dモデルを使ったターン制RPG
まずは公開された数少ない情報の中から、戦闘シーンをひとつ。
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ちなみに右のキャラは『あざらし』です。右上いるのがたぶん本体。
ついでに『巨神と誓女』の戦闘画面も載せておきますね。
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もうクオリティが上がったとかいう次元じゃありません。開発年が10~15年は違うんじゃないでしょうか。これでいて戦闘中にコマンドを操作可能なんでしょう?凄い進化だ。『巨神と誓女』は操作ほぼ無かったからねえ!
……『巨神と誓女』のクオリティがヤバいだけ? それはそう。でもそのクオリティが『ANGELICA ASTER』にはあるんです。じゃあ最強じゃんね。
という、一般『巨神と誓女』ユーザーの低すぎるハードルの話はさておき。
この手のコマンドバトルであれば最低限の出来は保証されていると僕は考えています。DMMゲームスがリリースしたタイトルの9割ぐらいはRPGですから。余程ヤバいゲームはそうそう出ませんよ。『神殺しのアリア』とかいう作品があるにはありましたが。
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いや凄かったね。スキルの『回復』が攻撃力に依存していて、『回復』すると回復量に応じて『攻撃力』をバフするのは。無限に攻撃力が上がり続けるし回復がHP上限突破して回復するから無限のHPを得るし、バフが一生重複して効果時間も延長されるから無限に強くなり続けるんだもん。リリースする前に気付けよそのキャラの性能がおかしいことは!!
あっ、不安になるようなこと言ってごめんなさいね? でも、ほら、DMMゲームスくんも深く反省しているとは思うから……。
それに、今まで言ってきたことと矛盾すると思うんですが、『巨神と誓女』は極めてプレイヤーに取れる選択肢がバトルにおいて少なかったにも関わらず『戦略性』があるにはあったんです。今思うとすげえよ。よくもあのゲーム性でレベルを上げて物理で殴る以外の攻略法が出る調整したな。
ともかく、『巨神と誓女』の開発陣は戦闘面におけるゲームデザインは上手いんだと考えていますから、リリース初期はやはり退屈なシーンも多いかもしれませんが、1年、2年と進むごとに程よくインフレして遊びの幅も出るのではないかと思います。1年、2年と続けばね?(『巨神と誓女』を見ながら)
更に付け加えると、ビジュアル面以外でもバトルシーンはちょっと期待できるところがあって、それがこれなんですけど。
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ジョブ毎に戦いに対する考え方とかが違うのが現れてそうで面白そうです。
美少女ゲーになぜか100%いる軍人風の女の子のコマンド選択画面はミリタリーっぽい雰囲気で、知らんけどなぜか語尾に『知らんけど』って付けそうな真ん中の女の子は……なんや知らんけど、なんかPINCHって書いてあって……これヒーラーらしいから窮地の『ピンチ』と引っ張るの『ピンチ』で掛けてはるのん? あんさん面白いこと言いはりますなあ。知らんけど。そして右のアイドルだかバード(吟遊詩人)っぽい子はアイドルゲーみたいなUIをしています。
ミリタリーの子はよく見るとスパナのマークと、それを消費する数のようなものが見えますし、もしかすれば一定数のスパナを消費するまで1ターンの間に複数のコマンドを連続して使えたりするのかもしれませんね。
真ん中はマジで意味不明です。
そして右の子はテンションというゲージと、下に『ユニット』と『ソロ』という記載が見えますので、コマンドを使うたびにステージ(戦場)が盛り上がっていって、それによってバフを得たり、同ジョブが複数いれば効果が増えたりするんでしょうか。
いかんせん情報量が少ないので分かりませんが、ミリタリーっぽい子とアイドルっぽい子を合わせてバフを盛るに盛りまくって複数行動でボコすとか、アイドルだけでパーティー固めてバフ盛りに盛りまくって相手をボコすとか、ミリタリー染めしてとにかく手数でボコすとか、色々なパーティーがこれだけでも考えられます。真ん中はマジで意味不明です。
とりあえず僕は、元々コマンドバトル式のRPGがかなり好きなので、パーティーの幅がありそうな空気感と、視覚的にバトルスタンスが違うのが分かるこのオシャレなUIは既にめちゃくちゃ評価してます。なんせ人生で一番面白かったFFがFFX2だからね。おい、なんだその目は。バトルに関してはX2が一番やろが!
……ギャルゲーと呼ばれたかの作品はさておき、育成画面の方を見てみると。
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まあ、とにかく数字が多くて、これはやっぱ『巨神と誓女』だなって感じなんですけど。
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これが『巨神と誓女』です
よくよく見ると『ファッション』という項目があって、もしかするとこれは所謂『ジョブチェンジ』のようなシステムがあることを示唆しているのではないでしょうか。
だとしたら、いいぞ621……! 確実に集金出来そうなシステムが組み込まれている……! と心の中のハンドラー・ウォルターが手放しで開発を褒め始めかねません。
マジで『巨神と誓女』は金を使う場所が少なかったのでね。もしも僕の読み通りのシステムがあるならば、初期キャラも後々出た『衣装』によって違うジョブとなったり、既存ジョブの強化フォームとかあったりしたらガチャ回りそうです。
あと、これは望み過ぎかもしれませんが、『巨神と誓女』のチームならやってくれるだろう、というところでは……DMMゲームスのゲームはなぜかメイドコスとかナースコスとかウェディングコスとかしょっちゅう出るので、ジョブに『メイド』とか『花嫁』とかあったりしたら面白いかもしれないっすね。メイド艦隊とか組んで地獄のおもてなしみたいなの。男の子は全員好きですから。
ともかく、『ANGELICA ASTER』の戦闘システムは至極一般的な取っつきやすい(悪く言っちゃうと凡庸かも)ものでありながら、極めて拡張性の高そうなものに仕上がっていそうです。
開発のコメントでも『意欲的な取り組みをしている』とのことですから、マジで多彩なジョブでマジで多彩なパーティーを組めることを期待してます。少なくとも、期待できるだけのスクリーンショットは出せています。
シナリオ面は期待十分!
とりあえず『ANGELICA ASTER』は『巨神と誓女』には存在しなかったバトルシーンというものが十分にありそうだというところで、次は『ANGELICA ASTER』が『巨神と誓女』であるならば本命となる『シナリオ面』です。
なにせ、『巨神と誓女』はシナリオだけで人を狂わせた作品ですからね。そこがダメなようじゃあ、凡作止まりです。
というわけで、以下があらすじになります。
突如顕われた巨大空中戦艦”神獣” ―。
空からの一方的な攻撃に為す術もない人類。
唯一の対抗策は人間の”天使化”
命を賭して手に入れた天使の翼を広げ、
少女たちは大空へと翔び立ち、神獣へと挑む。
この破壊と再演の世界を救うために―
―否、終わらせるために。
まあ、ハイ。よくある世紀末モノですね。なんでこういう世界はいっつも世紀末に女の子戦場に送ってんだろ?倫理観とかどうなってらっしゃる?
それじゃあ、シナリオ面は期待できなさそうか……って? いやいや全然そんなことないない。
だって『巨神と誓女』もあらすじはなんか死後の世界で巨神と戦わされてんだわウチら、みたいなことしか言ってませんでしたからね。こいつらのあらすじは自分の正体を隠すためのカモフラージュです。
というわけで、この僕の考えを強く肯定する画像をお見せしますね。
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この独特のフォント、完全に『巨神と誓女』と一致してますね
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紹介文の最後の一文に注目です
上の画像ではメインのボスとされている『神獣』の一体、『龍頭の神獣』が『シティには夢がある。成り上がりサクセスする夢が』と喋っている―――ように見えるのは、たぶん『巨神と誓女』のプレイヤーだけだと思うんですけど、そうだと思います。少なくとも『巨神と誓女』では『巨神』はわけわからんこと喋りながら殴って来ました。そんでその戯言を集めるゲームでした。
そして、そのゲーム性はこちらも引き継いでいるように考えられます。まず、開発が『ゲームコンセプト』を継承したと言っていましたが、『巨神と誓女』から継承できるゲームコンセプトなんてここしかないですし。
更に次のようなシーンがありました(すみません、これどこで切り抜いたのか不明です。怖いね)。
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これが『巨神と誓女』じゃなかったらなんだっていうんだ?
明らかに『神獣』らしきものと、起こった出来事が絵本風に描かれています。
これはどう考えても、『神獣』がくっちゃべってるよくわからんことを集めて物語を完成させるアレに違いありません。そして、それがあれば『巨神と誓女』は10割……つまり、この時点で『ANGELICA ASTER』は10割『巨神と誓女』です。
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どう見てもベッドシーンがある美少女ゲーのシナリオパートのツラしてない
てか基本オッサンしか出てこないこのパート
ね? 10割同じでしょ? というか絵本シーンもパワーアップしてそうですね。面白すぎるよ『ANGELICA ASTER』!(プレイ前の感想)
それに、細かなところではありますが、あんなドラゴン面したイカつい『龍頭の神獣』なのに台詞に『成り上がりサクセスする夢が』とか入っちゃっている時点で、あの『龍頭の神獣』の正体は実はド田舎から上京してきたしょぼいヤンキー説がありますので、『巨神と誓女』のただのファンタジーではありえないあの独特の空気感も健在かと思われます。はやく龍頭くんの物語を読ませておくれ!
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なんとも言えない冒涜加減が良い感じです
また、ここまで見せてきた画像はよくあるソシャゲファンタジー感ある世界観のものが多かったですが、こちらの『神獣』を見るに、『巨神と誓女』のあのカオスとしか言いようのない取っ散らかった世界観も健在でしょう。
一応人目に付くところなので真面目な人妖の争いがどうこうと書いてますが、リリース直後に『コンビニでバイトしてるオッサンの神獣』とか、『脳にインストールしたオート仕事botに知らんうちに犯罪行為働かされてヤバいことになってる元イキりレーサーの神獣』とか、『死んだ姉を掘り返していると思ったら実際に死んだのは自分で自分の墓穴を掘っていた弟の霊の神獣』とか出てきても僕は驚きません。ちなみに『巨神と誓女』では現代和ホラー編が一番好きでしたね。なかなかないですから、美少女ソシャゲで現代和ホラー描く作品。
また、PVでメインヒロインらしい『スレイヤー』ちゃん(ヒロイン達の名前が伏せられてて『あだ名』だけで呼んでるのも『巨神と誓女』っぽいですね)が、記憶を失っているような描写が見られましたので、『巨神と誓女』にあった、対応するボスと戦闘することで記憶を取り戻していき、本当の名前と人生の一幕を思い出すシステムも健在でしょう。これがまた面白いんだ。急にラスボスになる邪悪な初音ミクとかいて。
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綴りは『AION』、ラスボスの名前は『ノイア』
物語の根底になる少女の名前は『アイノ』
漢字で書くと『愛音/哀音』
無限に考察できますが、答えはありません。サ終したのでねえ!
こーのあいおんが作中屈指の強キャラでね(プレイアブルとしての性能はアレでしたが)、歌うと命を代償とする代わりに強力な力を発揮する歌を命無きAIアイドルなもんだから無尽蔵に歌えまくるとかいう滅茶苦茶な設定で、いや一応この話もしかしたら『ANGELICA ASTER』で拾うかもしれんから黙りますね。
既にやりたい放題な制作陣
ともかく、いち『巨神と誓女』ユーザーとしては既に『ANGELICA ASTER』は期待できる要素しかないヤバすぎる新作なのですが、ここに更に付け加えられる話がまだあります。
まずはこのゲーム事前登録を開始したのですが、DMMゲームスお得意の事前登録ガチャの代わりに『コイン落とし』をプレイヤーに遊ばせています。
……そう、コイン落としです。なんかこう、奥からせり出してくる壁で溜まってるコイン落とせるように手持ちのコイン射出して遊ぶアレです。
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いやプレイヤーになにやらせてん?
なんでこんなのやらせてるかって?
知りませんよ。僕に聞かないでください。
ちなみにミニゲームは多彩らしく。
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既にコイン落としの他にも釣りゲー、リズムゲー、スイカゲームが確認できてます。めっちゃ凝ってるな!意味も無く!!
確かに『巨神と誓女』にもこういう要素はあり、とりあえずブロック崩しはあった気がするのですが(他もあったような気はするが記憶に御座いません。まったく触る意味のないコンテンツだったため)。なにもこんなところパワーアップせんでもという気がしないでもありません。
てかこのメンツだと多分8番出口ライクも実装しそうですね。こいつらならやりかねません。どうせならパンツの柄変わってるとか美少女ゲーらしい要素入れてくれ。間違ってもオッサン歩かせるなよ。オッサン歩かせそうだけどなお前らは。
なお、今回はこのミニゲーム達で入手できる『レッドコイン』を使って専用のガチャが回せたり、ショップで使えたりするらしいので内容如何では普通に遊ぶ意味があるようです。これが良いことか悪いことかはプレイ後に俺が決めることにするよ。
ただ、とりあえずコイン落とし触った感じ、気持ちよく無限に増やせるぐらいのゲームバランスだったので滅茶苦茶使う額多いか、然程旨味のあるコンテンツじゃない可能性は高いです。じゃないとゲーセン入り浸ってるヤツが最強になっちまう。いやそれでもいっそいいけど。
そして、この運営のやりたい放題はまだまだ続きます。続くの!? 続きまぁす!!
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なんか変なの混ざってますね
僕、結構DMMゲームスさんとは長い付き合い(艦これ以降ずっと)なんですけど、流石に事前登録報酬でイカの釣り餌を送り付けてくる奴は初めて見ました。釣りゲーで使うのかな?使うだろうね。なに釣るんだよこれでシャチか?
そして、事前登録報酬には他にも。
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カミングスーン、エビ。
まさかR-18要素のあるゲームでおっぱい以外に揉まれそうなモノを見せられる日が来るとは思いませんでした。あのミーム全然知らないんですけどなんでエビ揉んでるの?
更に、R-18繋がりですと、このゲームにもR-18版ことFANZA版が勿論存在するのですが、そこの紹介で連なっている叡智画集に付けられた煽り文がこういった内容でした。
『えろえろえろえろえろえろ~んダァーッ!!』
最後の『ダァーッ!!』に気を引かれますが、『えろえろえろえろえろえろ~ん』の部分も意味不明です。令和では変態親父でも言いませんよその効果音。昭和でも怪しいんじゃないですか。明治のセンス?
こんな煽り文が『巨神と誓女』から遥かにクオリティアップしたドスケベイラストの上に張られているのを目の当たりにした僕の心情が分かりますか?分からないでしょうね。大人なきみは今すぐ自分の目でチェックだ!そして事前登録してコイン落とし、やろう!イカとエビ、もらおう!
凄いゲームです。意味不明な煽り文で興味を誘ってコイン落としをやらせてイカとエビを与えるなんて。やりたい放題が過ぎる。
ここはちょっと?かも……
さて、ここまでひたすら『ANGELICA ASTER』を持ち上げる話ばかりしていましたが、あまり持ち上げすぎても信憑性がなくなると思うので、少しばかり不安な要素を上げていくことにしましょう。
まず第一にですが、今作も『巨神と誓女』のように『メインストーリー』が存在しないゲームの可能性があります。
『神獣』の言葉を集めてシナリオを解明する要素があるらしいことを考えると、これは結構有り得る話だと思っていて、となるとこのゲームは『巨神と誓女』と同じくヒロイン同士のやり取りがほぼ存在しない可能性があります。
なんならプレイヤーとのやり取りもベッドの上だけかもしれません。
そしてこの場合、シナリオに出てくる登場人物は8割方オッサンであり、美少女ゲーだっつってんのにシナリオ読み進めてると目の保養になるようなシーンは皆無な上に、シナリオ全編ボイス一切無しです。
まあ、流石にここは改善してるかもしれませんが、これが難しいところで……ようは、『アーマード・コア』でキャラクターの顔を出すのがはたして『改善』だろうか? みたいな話になるので、もしかしたら意図的に『巨神と誓女』と同じスタイルを貫くかもしれません。
すると、女の子同士の会話を楽しみたい人は見る者が全て無くなってしまうので、流石に気になりますね。
第二に、上記のようなシステムだった場合に、『巨神と誓女』よりも面倒なことになっている可能性が極めて高いです。
というのも、今回はPVに映ったワンシーンから『スタミナ制』を導入しているらしいことが確認できているのです。
〝7つの自由〟から脱却しているっぽいのは嬉しいことですが、スタミナの概念は上記のシステムと噛み合わせが悪いですから、気になるところではあります。
その分、ミニゲームを遊べるようにして、そのミニゲームの報酬も使い所を作った、という話なのでしょうが、シナリオ読みたいのにシナリオ読みに行けないからコイン落としするか……という思考には早々ならないというか、そうなったらもうその人一生『ANGELICA ASTER』から出てこれないですから実質殺人ですね。
第三に、なまじバトルシーンが作り込まれたせいでシナリオを集めるテンポが終わっている可能性もあります。良くも悪くもバトルシーンが虚無だったことで、テンポ良くシナリオを集められた側面があるのは事実ですからね。
ただ、テンポ良くシナリオを集められるというのは消費者側からの良い点であって、運営側からしたらコンテンツを食いつぶされる速度が速すぎるということにもなりますから、ここはある程度意図的に集め辛くしてそうです。
勿論程よい歯がゆさならモチベーションに繋がりますが、こんだけやりたい放題やりまくってるヤンチャ坊主にそんな細かい気遣いが出来るか心配なところではありますね。
第四に、ベッドシーンがヤバい可能性があります。
ヤバいというのは、えっちすぎて大変なことになるという意味ではありません。
逆です。
考えてください。『えろえろえろえろえろえろ~ん』ですよ? そう。『巨神と誓女』もそうだったのですが、ここのシナリオライターは壊滅的にベッドシーンが下手です。全然えっちじゃありません。
ひとつ例を上げますと、ヒロインが絶頂する時に突如として「これ……玉や!玉や~~~!た~~~~~~まや~~~~~~~~~~~~~!」と叫び出しました。声優さんも迫真の演技でしたよ。僕は当惑超えて心停止しましたがね。どういう神経してたらあんなシーン書けるの?
まあ、これは『巨神と誓女』でも最悪の例ではありますし、ヒロインが花火師だったから仕方ない……仕方ないことないでしょう!! どこの世の中に『た~~~~~~まや~~~~~~~~~~~~~!』で絶頂する女の子がいるんですか!! 童貞だって思いつかないよそんな絶頂の仕方!! むしろ付き合ってた花火師の女の子がそうやって絶頂したのかな!?
でもまあ、これは通常版遊んでたら関係無いですからね。大人じゃない読者諸君には関係無いからそんなに君達は気にしなくて良いよ。
僕達大人は気にするし、これが改善されてなかったら結局金は落とさない人のが多いから運営は気にするべきだけどな!!!!! えろえろえろえろえろえろ~んじゃねえんだよ!! ダァーッ!!
特に注意対象は『あざらし』という女です。戦闘シーンのスクショでわざわざ名前をお伝えしましたね。なんでか分かりますか? 分かりますよね。
あの女はオホ声で喘いでいると思ったら突如アザラシみたいな鳴き声で喘ぎ始める可能性があるんです。「お゛っ💕 お゛ぐっ💕 いッ、いぐっ💕いっじゃ……オウッ!wwwオウッオウッオウッオウッ!www」みたいな感じで。いや割とマジで僕は怯えてますよ。ありえないとは言い切れません。
なにせ、僕が思うに『巨神と誓女』のシナリオライターは萌えアニメの代わりに恐怖映像100連発!みたいなテレビ見て、ラノベの代わりにムーを読んで育った天才的な文章力を持つ美少女ですからね。
上司から「これえっちなゲームだからベッドシーン書いてね」と言われて「え……それも私が……? だが……いや……分かりました……」みたいな感じで真顔で「た~まや~!」させている可能性があります。
いや気にし過ぎwと未成年諸君ならびに女性諸君は思っているかもしれませんが、これ割とマジで大事なところです。よくソシャゲは『股間で引け』とか言われますが、FANZAのゲームに関しては本気で股間で引く時があるんですよ。だってそういうゲームだからね?
だのに、数万課金して引いた挙句に見せられたのが「た~まや~!」だったりしてくださいよ。その時の怒りと悲しみは引いたキャラが思ったより性能低かった時の非じゃありません。世界一つぐらい余裕で滅ぼせる出力が出ます。
だから、ほんとに、頼みますよ! エロは世界を救うとは言いますが、お前達を一番救うのはエロなんだから!! 気を付けてね!!
さいごに
とりあえず、これで事前登録開始2日目までで分かっている情報のみで語れることは全て語り尽くしました。
総文字数がここまでで19,683文字。イカれてやがる。
イカれてやがりますが、事前登録報酬ではイカが貰えますし、この『ANGELICA ASTER』……ならびに、その前身である『巨神と誓女』は、それだけ人を引き付ける凄いコンテンツだったのです。
ですので、あなたがどういう経緯でこのページに来たのか皆目見当が付かないっていうか、順当に考えたら『巨神と誓女』に興味ある人間以外『ANGELICA ASTER』について調べないんじゃないかという気も今更してきましたが、モンハンワイルズのオープンベータを弄る時間を捨てて執筆したのだから、そんな後ろ向きなことは考えないようにして、もしも興味を引かれたのであれば『ANGELICA ASTER』、まずは事前登録だけでいいのでしてみてください。それが僕からの唯一にして最大のささやかな願いです。
そして、もうリリースまで無いとは思いますが、なにか追加で語れそうなことが分かったらまた筆を執ってみたいと思っていることと、『巨神と誓女』の頃に攻略記事をnoteにしようとして面倒くさくて止めたのがずっと心残りだったので、リリース後、もし『ANGELICA ASTER』が僕の思い描いている通りのゲームだった時は何かしら簡単な攻略記事を書いてみたいなと考えていますので、その時はぜひ読んでみてください。
それでは、これにていちフレストニアの子による邪論愚論愚論戯言妄言の類は以上になります。
ご清覧ありがとうございました。