ぼくたちはシルバーバレットを引くべきか。【アンアス/攻略】
お疲れさまです。アンジェリカ・アスターというゲームをご存じの方が開いているとは思うんですが、新天使『シルバーバレット』の評価……気にならん? あるよ。鮮度の良い評価。キメると気持ち良いヤツね。
というわけで、今回は新規実装天使『シルバーバレット』をある程度育成して使ってみましたので、最終的な評価を書いていきたいと思います。
引こうかどうか迷っている方や、引きに行ったが課金して天井叩く未来が見えて手が鈍った方の一助になれば幸いです。
また、今回はあくまで性能面の話になりますので、彼女の天使ストーリーがどうだとか、夜の方はどうだったとか、そういう話は一切抜きで判断させて頂きますのでよろしくお願いいたします。そこを気にするなら性能評価なんか見てないでとっとと引いたらいいと思う。
はじめに
基本的な性能の説明や、それに関する感想等はYoutubeに投稿した動画にて既に語っていますので、そちらを参考にしてください。
こちらでは実際にイベント周回や、現状エンドコンテンツであるバベルの図書館で使ってみて抱いた感想を元にした評価を書いていく形になります。
参考:現状の育成具合
この記事はこのような状態のシルバーバレットを使用したプレイヤーが作成しています。
それでは、本題に入らせて頂きます。
シルバーバレットはコスモを超えられるか?
★5で最もバグっている女
いきなりで申し訳ないのですが、現状スナイパーというジョブは★5に存在する『コスモ』というなんか間違って生まれたとしか思えない天使をひとり抱えていますので、そちらと比較して評価していくことになります。
コスモは林檎特性(限界突破による特性)で『初撃+75%強化』、元々持つ特性で『バトル開始時の敵の数×3%攻撃力上昇』、祝福で『攻撃力+X%』を持つ殺意の塊のような女で、そこに加えて狙撃手のクセして軌道機落としによる全体攻撃という恐るべきスキルを持っています。
特に比較した際シルバーバレットにとって逆風となっているのが、この林檎特性の存在であり、シルバーバレットも似たような効果のある祝福を持ちますが、そちらが最大強化でも『初撃+50%』止まりであり、コスモと比較した際実質死んでいます。
無凸と凸4以上を比べるのはナンセンスなんじゃないか、という擁護の声が聞こえてくる気もしますが★6に生まれた以上完凸★5以下の天使と比べられるのは宿命ですので諦めてください。
ちなみにシルバーバレットの林檎特性(凸4時)は『開幕3ターンクリティカル+30%』です。良いか悪いかの判断は……お任せします。無凸しか使ってないんでね。
とはいえ流石に★6
コスモ優勢のような書き始まりになってしまいましたが、使ってみた感触としては非常に強力なアタッカーという印象でした。
なにせスキルのパーセンテージが違う。これは筆者がコスモのスキルを育てていないからというのもありますが、流石に普通にスキル3を使用するだけで5000近くのダメージを出すのはインパクト十分。
一方で比較対象のコスモは3500前後であり、流石に格の違いを見せます。
今度はレーザー弱点の相手で比較しろという声が聞こえてきそうですが、レーザー弱点の生物は即ちドーンブレイカーの攻撃を弱点で受ける運命に生まれた存在であることから考えないこととします。どうせスナイパーが動くまで生き残ってないでしょ。
End of the Sky!
話を戻すと、シルバーバレットこと★6スナイパーの最大の強みは『End of the Sky』であり、これがどういった技なのかは動画で語ったので割愛しますが、これを使えるかどうかはどこまで行っても★5でしかないコスモとの明確な差になり得ます。
End of the Skyによって発生する超追撃は大体普段より2.5倍程のダメージを出している印象であり、人食いの神獣を周回する時に見た火力では1発1700程。これがリンケージしている相手及び自分が詠唱完了するまでに動いた他の天使全員の数だけ確率で発動すると考えたら火力の貢献度は相当なものです。
ちなみに発動確率については50%は無いんじゃないかなという印象。1回も動かないということも早々無いので30%ぐらいはあるんじゃないでしょうか。
また、この追撃を相手が耐えきったとしても詠唱により強化されたスキルが待ち構えています。
超追撃に加えて強化された一撃は軽く5桁に達する合計火力を誇り、やはりEnd of the Skyは前評価通り強力な技であり、これさえ使用できればその時点で★6スナイパーは自らの仕事を全て終え、ついでに相手の生命も終えるわけですが、気になるのは使用する際に消費するエンドオブザスカイゲージがどれぐらい溜まりやすいかでしょう。
で、どうかというと、こちら滅茶苦茶溜まりやすいです。当初は与ダメージに比例して蓄積するのかと考えていましたが、もっとシンプルな作りであり、カウントするのは本当に単純に『攻撃回数』だけでした。追撃込みで構わないので5回攻撃さえすれば構いません。
なので、極端な話ですがリンケージ相手が先に5回動いて追撃が5回発動していれば初手End of the Skyも可能です。
まあ流石にそれは極論過ぎるため現状では追撃2回、本体行動1回、追撃2回で自分で数えて2手目で発動するのが現実的なところですが、それにしたって想定していたより遥かに早いです。素直に評価を上げました。
End of the Skyはあなたのものじゃ……ない!
エンドオブザスカイゲージは思ったより簡単に溜まるし、End of the Skyは想定通り強力でした。
しかし実はこれシルバーバレットの評価自体にはそんなに繋がりません。なにせ★6スナイパーであれば全員共通する評価点ですからね。
現状ではシルバーバレットしか存在しないので唯一性を得ていますが、2人目、3人目の★6スナイパーが実装されれば話は変わります。
となれば見出すべき強みはEnd of the Sky以外の部分ですが、特性ならびに祝福においてはコスモと大差無いのはお話済み。であれば残るはスキルなのですが……。
シルバーバレットのスキルは1~3まで全て相手を遅延させる性能であり、その分仲間が行動する猶予を増やし間接的に全体の火力に貢献することができます。
できます、が。
これはあくまでフル強化後の話。我々が現実的に運用するのは現状こちら。
シンプルな効果無しのスキル3種です。
そんなん強化すればエエヤンと思うかもしれませんが、強化素材がコレです。
高尚すぎて使う場面見たこと無い素材ことモノリスと、ぶっちゃけイベントで交換対象になるまで姿も形も見たこと無かった塩と、交換対象になってもいない謎のスライムです。
こんな謎の超高級素材を使って強化することを前提に語るのは現状ではナンセンスなため、我々が見るべきは効果無しのスキル3種しか持たないシルバーバレットなのです。
もちろん、今後に実装される★6スナイパーもスキルがアークエンジェル級にしなければ効果無し×3の可能性は勿論ありますが、そうでなかった場合はシルバーバレットはアックス・レイダーになってしまうので、非常に苦しいでしょう。
実は★6なのも……
あくまで可能性の話ではありますが、初期に実装されたキャラということもあってシルバーバレットが★6スナイパーにおいて性能が控えめであった場合、この「★6」という肩書は結構重く彼女に圧し掛かることになります。
というのも、現状エンドコンテンツである『バベルの図書館』において★6は召喚するのに必要なコストが6である一方で★5はコストが3です。
ですから、★5の倍以上は強くなければ優先的には選出したくないのが現実。
そこにおいて、例えば「★6バーサーカー、ホークウィンドは★5バーサーカー、フレイムより倍強いか?」と聞かれれば「YES!YES!YES! 筋肉と聖斧は全てを解決する!」と即答できますし、「★6ガンナー、ドーンブレイカーは★5ガンナー、ひよこより倍強いか?」と聞かれれば「倍で済むかバカタレ」と即答できますが、「★6スナイパー、シルバーバレットは、★5スナイパー、コスモより倍強いか?」と聞かれると正直、微妙なところなのが現実です。End of the Skyを使える強みは確かにありますが、正直な話End of the Sky以外の強みがありません。微量でもスキルに何らかの効果が乗っていれば……。
けれど、けれどね
しかし、話が二転三転するようで申し訳ないのですが、現在バベルの図書館は極めた単体火力で部位なんぞ完全に無視して神獣本体相手に速攻を仕掛けるゲームバランスだと筆者は感じており、それならゲーム内の最強火力であるスナイパーは居れば居るだけ良いとも考えています。
確かにシルバーバレットとコスモが同時にピックされたんならコスモを選ぶとは思うんですけど、シルバーバレットしかピックされなかった時はノータイムで確保するのも事実。なんなら画像の通り今週筆者はコスモとシルバーバレット両方をピックして突破してますからね。いやもっと言うならラストはシルバーバレットが来たので編成から外してますけど、★3スナイパーのミスルトゥもピックしてましたよ。
ようは、気になるところは多いものの、スナイパーであるというだけでシルバーバレットは十分に評価できるってことです。
引くべきか。
結論
まず先に述べてしまうのであれば、正直無理には引かなくても大勢に影響は無さそうです。シルバーバレットはドーンブレイカーのような人権では間違いなくありません。
もちろんイベントの後半戦で滅茶苦茶強い人喰いの神獣が実装されて「シルバーバレットさん以外じゃ勝てませぇん!!」という地獄が始まる可能性はありますが、最前線のやり込みガチ勢というわけでなければその持ち物検査の神獣はパスしたらいいだけです。よって、1、0で決めるなら引かなくて良いでしょう。
おわかりいただけただろうか
ただ「じゃあゲーム始めたばかりで余裕無いしスルーでいい?」と聞かれた場合は少し話が変わってきます。
というのも、この記事にはひとつおかしな点が存在しています。お気付きでしょうか? ……そう、★5のコスモよりも★6のシルバーバレットのが遥かに育成が進んでいるんです。本来なら★5のコスモの方が強化が安くて易いので、こうはなりません。
つまり、戦力不足なら全然引ける
これは筆者がこの記事の為に血反吐を吐きながらシルバーバレットを育成したからというわけではありません。そんな真面目に攻略記事書いてないですからね。
ならなぜこうなったかといいますと、シルバーバレットの強化素材のほぼ全てが第一回イベント『人喰いの血と運命』で簡単に入手が可能だからです。
具体的にはスキルLv1~7、覚醒0~2、レベル1~150、祝福1~3Lvまでの強化素材が容易く入手できます。更に祝福に関しては強化素材が後半に手に入ると明記されていますので恐らく最大まで行ける……はず、です。★6の祝福5Lv以上の強化素材を見たこと無いので断言はできませんが。
また、錬金などを活かせばスキルも最低限どれかひとつはアークエンジェル級まで上げることができそうであり、かなり仕上がったシルバーバレットを作ることが出来るのです。
流石にネクタルIVやガルダは有料ミッションパス二種も購入しなければ不足も出るでしょうが、逆に言うと有料ミッションパス二種を購入すればシルバーバレットを筆者と同じ状態まで強化するぐらいは容易いでしょう。正直ここは自前の貯蓄が当然あったのでハッキリとはわかりません。でも強化後に金とネクタル余ってて他の★6も多少育てたので多分いけます。
色々言いましたけども
そもそもとしてコスモの評価が高いのはスナイパーというジョブの地力が高いからであり、そのスナイパーの中で見てシルバーバレットがどうかはちょっと怪しいところがあるだけで天使全体から見れば上澄みに入るのは間違いありません。
そして、このゲームは覚醒2に到達し、ジョブの機能が完全に開放された★6が手元にどれだけいるかで難易度が変わるゲームバランスになっていますので、そこまで到達した天使を持っていない、または数が少ないというのであれば引くのは全然アリです。引いてイベントを頑張って、仕上がった★6の圧倒的なパワーを体感しましょう。飛ぶぜ。
さいごに
以上で★6スナイパー『シルバーバレット』について語る記事を閉じたいと思います。
入手前に感じた『控えめな性能』という評価が変わることはなかったものの『★6スナイパー』というジョブはEnd of the Skyの取り回しが良かった分だけ想像より強力でした。
……流石に、イベントも何も無い時期にこれを引いて覚醒2まで強化しろと言われたら「どうしてそんなひどいことさせるの?🥺」というのが正直な感想ですが、イベント期間中なら全然アリです。
逆に、もしも未来からこの記事に辿り着いて恒常落ちしたシルバーバレットを引いた方は……その時のゲームのインフレ具合にもよりますけど、まあ、無理に育てることはないんじゃないでしょうか。次の収拾イベント待ってそこで実装された★6育てようぜ。
以上です。ご清覧ありがとうございました。