結婚にも保険が必要?
こんにちは!
Happy Lifeを送りたい女性を家族ごと応援する、チームイノベーション 次世代ファミリーコーチのNina と Inaです。
私たちはこの記事を読んでくださっている方を20代〜40代前半くらいの女性、と想定しているのですが、今回お伝えしたいことは、
「結婚相手選びは失敗する可能性が30%」
ということと
「結婚生活は山谷があるもの」
を前提に自分の生き方を考えて欲しいということです。
夢のないこと言わないで〜と言われそうですが。。
きっとあなたの周りにも離婚経験者の方は少なくないかと思いますし、2015年のデータによると3組に一組が離婚しています。(*同年の婚姻件数と離婚件数に比較による)
にもかかわらず、離婚するかも、と思って結婚をする人は殆どいないでですよね。
結婚に関わる諸々の手続き、意見をすり合わせて障壁を乗り越えることは、勢いがないとできないもの。
それらが苦と感じないくらい相手を信じ、愛し、良くも悪くも視野も狭くなっていることが多いのではないでしょうか(苦笑)
平均結婚年齢も上昇し、ある程度経験を積んだ上で結婚相手を選んでいる方も多いとは思いますが、長い結婚生活の中で人も相性も変わっていくもの。
意見を交わしあい、歩み寄ることで絆が強くなることもあれば、溝が深くなることもあるでしょう。
恋愛時代とは比較にならない数の、2人で解決すべき様々な問題に取り組むうちに、意見や価値観の齟齬が出てくるのは自然なことですし、「離婚」と言う言葉が頭をよぎることもあるかもしれません。
そうなった時にあなたはどう感じるでしょうか?
もしも子どもがいれば、自分一人で育てられるのだろうか?という物理的、精神的、経済的な不安から、ためらう気持ちがきっとあると思います。
あなたは「一生のうちにガンに罹患する確率が日本では2人に一人、3人に一人がガンで亡くなると言われています」などど聞くと、ガンを避けるような食生活を心がけたり、医療保険に入ろうかと思いませんか?
ところが、がんに罹患するのに近い割合で、夫婦が離婚しているのが現状なのに、自分たちだけはそうならないだろうと思って結婚するのです。
その結婚に保険は必要ないですか?
また、離婚する3組のうちの1組にこそならないにしても、パートナーが病気になる、育児で仕事のペースをダウンせざるをえない、親の介護が必要になる、など長い人生に山谷があるのは容易に想像できると思います。
その長い道のりを想定した上で、今の行動を選択していますか?
将来、離婚するかもしれないと思うことは相手や自分の愛に疑いを持つことのように思いがちですが、人の心が様々な経験を経て成長し、変化するのは自然なこと。
そこに後ろめたさを感じる必要はないし、病気にかかる確率と同じように、そうなる可能性があるもの。その状況が起こった時の対策を心がけて暮らしていけば良いのです。
長く共に過ごし、そこで起きる様々な出来事の中で、互いを慈しむ気持ちが続くかどうか。
同じ努力をするなら、耐え難い結婚生活を我慢する努力よりも、二人の暖かい関係が続くための努力や働きかけをしたい。
いつでも私たちは、精神的にも経済的も一人で、自分の足で立たなければいけなくなる可能性があるし、そういうマインドでいることが大切。
お互いがフラットな視点に立ち、自立した関係であることで初めて、相手が自分にとって大切なのか、相手にとって自分が必要なのか、そして相手にどう関わっていけば良いのか、冷静に判断ができるようになります。
今は自分を守ってくれる王子様に見えても、将来は自分が王子様を守るために戦うお姫様になる必要もあるかもしれません。
男女関わらず、優しく、強く、自立したひとであることを目指したい。
そういう2人なら、たとえ価値観の違いから夫婦関係を解消したとしても、きっとそれはハッピーな再スタートになるはずです。
私たちの考える結婚に対しての「保険」は
それぞれが精神的にも経済的にも自立した上で、互いを尊重し、サポートするあり方を目指すこと。
そのサポートの割合は山谷あるだろうけれど、その姿勢が、良い関係が長続きする秘訣にもなるのです。