Meridian Board Type.K 完成
Meridian計画。
テストボードができたので、他の方にも使っていただけるように仕上げていきます。
KHR3-HVのランドセルに収まり、なおかつ扱いやすい形状を目指します。
コンパクト化のためにコマンド式サーボの信号に使う半二重回路もボード上に表面実装します。
リフローが必要
表面実装をするには基板上の部品をリフローという方法で半田付けする必要があります。
リフロー台はアリババで4000円ぐらいで購入したものです。ハズレの不良品だったので不具合の原因を調べ、ヒーターを別途入手することで使える製品に修理しました。(でべさんありがとうございました。)
Twitter上で同じ商品の購入者数名で分析しました。不良品を買ってしまったものの、結果として解決まで持っていけたので少し楽しめたイベントになりました。修理すると構造もなんとなくわかり、愛着も出てきます。
基板の再設計
Teensy4.0とESP32-Devkitcという評価ボードを使うので、基板が大きくなりがちです。そこでなるべくコンパクトになるようにレイアウトを変えていきます。
初回のボードの次に2枚目となるテストボードを作って発注し、表面実装のテストと課題点の洗い出しを行いました。
今回の3枚目が最新版で、レイアウトは下記のようにしました。
ロゴも新調
発注基板には印刷もできるので、頒布に向けてMeridianのロゴも新しく作成してみました。
Meridianは「経絡」を意味しますので、ツボみたいな要点に線が通っているイメージにしています。さらに様々なサーボと様々なシステムをつなげる機能があるので、左右に複数の矢印を出しています。
パワポでサクッとつくったロゴですが、けっこう気に入っています。
ボードが完成
PCBGOGOに発注した基板が届きました。
これが数千円でなおかつ数日で届くとはつくづく恵まれた時代です。
ロゴも入ってなかなかよい感じになりました。
KHR-3HVに収める
さっそく部品をリフローしてMeridian Board Type.Kを完成させます。
Type.KはKHR-3HVのランドセルにギリギリですが収まるようにしています。
KHR-3HVに無改造で搭載できるようにしたので、テストで使ってもいいよという方が現れるのではないかと期待しています。
GitHubでも徐々に公開
ソフトも徐々に公開していきます。まだドキュメント類は揃っていません。
使ってもらえるように情報をまとめるだけでもかなりの作業量になりそうです。ライブラリやソフトを作って公開される方の苦労がよくわかった気がします。
次は何する?
ボードの量産、マニュアル作り、ソフトウェア整備、モーション作成ソフトウェアの開発、各社サーボのテスト等、やるべきことがいろいろあります。
まずは複数名の方に現状のMeridianを体験してもらえるように準備をしたいと思います。
当ボードにご興味のある方がいらっしゃいましたら、コメント欄もしくはTwitterなどでご連絡ください。
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