ROS Japan UG #45 LT大会で発表!
Meridian計画。
ROS界隈でのMeridian認知促進のため ROS Japan UGのリモートセミナーに参加し、5分間のライトニングトークを行ってきました。
ROS Japan UGは国内のROS界の有名人が集まる、とても勉強になる会です。そもそもそんな場所でド文系のホビイストが発表なんかしてもいいのかと若干恐縮しつつも、思い切ってエントリーしました。
ライトニングトークはよく学会等で行われる、ごく短時間の発表形式です。熱湯コマーシャルから熱湯風呂と生着替えを引いたものをイメージしていただければわかりやすいと思います。
LT内容
発表内容はこれまでnoteにまとめてきたような内容を圧縮したものです。
なぜやっているかというモチベーション(why)、仕組みの紹介(what,how)、プロジェクトへのお誘い(wish)など、一通りの情報をコンパクトにまとめた内容にしました。
開発物は単機能に絞った方がよい。発表ならなおさら要点を絞るべき、というのがセオリーであるとはわかっていたものの、そこまでシンプルには割り切れませんでした。
当日のスライドは下のような感じです。
内容をシャキッと絞れなかった理由
一つの課題にフォーカスし、その課題に対するソリューションを提示する、というのがプレゼンの王道です。
「空を自由にとびたいな」→「はい、タケコプター」
という構造が理想です。
こういう構造のものはパッと見て一瞬で理解できるので、SNSなどでも映えます。
一方、Meridianは、ホビーロボット開発における20~30ぐらいのごちゃごちゃとした課題に対し、キーストーンのような1点でこれを解決していこうという試みです。なので、正直に全容を説明しようとするとどうしてもソリューションとしての印象が薄くなります。
下手をすると「で、結局なにがやりたいの?」っていう印象を与えるリスクすらありましたが、今回は出席者のリテラシーに甘えるかたちで正直に説明してみました。
ヒューマノイドロボットがヌルヌルと動いている完成した実物デモを見せることができれば一目瞭然で話も早いので、一般の人に披露するときまでには準備しておこうと思います。
アバター状態でのプレゼンに挑戦
今回の勉強会はリモートでしたので、ちょっと小ネタとしてアバター状態でのプレゼンに挑戦してみました。
MacはVtuberを構成するにはあまり向いていないと言われていますが、少し調べてみたところ、できなくもないことがわかりました。
配信ソフトとしては「3tene」と「OBS」の2つで対応できました。
ロボットのアバターについてはVRChat用に準備していたFBXモデルをそのまま使うことができました。
ちなみにスライドのアップロードも今回初めて試してみました。
スライドのシェアシステムとしてドクセルというサービスを使ってみました。
発表してよかった!
未完成のシステムですが、発表してみてとてもよかったと思います。
ROS界隈の方々にも少しは印象に残ったでしょうし、次回以降は進捗に絞って発表できるようになります。
期限のない自主プロジェクトなので、発表が進捗のよい区切りにもなります。
ところで開発進捗は?
ニュースとして、目下の需要が高そうなWindows版のUnityが動くようになりました。
しかし、通信のところがまだ十分ではなく、絶賛バグフィックス中です。
ここを乗り越えることができれば、今度こそモーション部分の開発に進めると思います。
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