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クトゥルフ神話TRPG「りめいく」

シナリオ:無料
ドット絵や立ち絵などのイラスト:有料

あらすじ

あなたが目が覚めると、RPGゲームのような世界に迷い込んでしまっていた。だがやけにリアルで夢ではないということがわかる。ここで死ねば蘇えれるのか、何故迷い込んだのか…様々な疑問があるがやることは1つ、生き延びてここから脱出すること。あなたはこの世界の真理について知ることになる。

「さぁゆけ!お主の旅に神の御加護があらんことよ」

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本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』シリーズの二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」「新クトゥルフ神話TRPG」
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・オンラインでのプレイ推奨
・推奨プレイ人数:1〜3人
・推奨時間4時間半〜5時間半(1人の場合)
・推奨技能なし
・推奨職業なし
・6版対応
※7版でプレイする場合はキャラステータスを7版に反映させてください

シナリオ:ニーナ=ハーディ
イラスト:C太郎
ドット絵上条:C太郎
ドット絵その他:ニーナ=ハーディ

不明点や疑問点がある場合、是非DMまで
ニーナ・ハーディのX「@Nina_Hardy_V」

https://twitter.com/Nina_Hardy_V

はじめまして、作者のニーナ=ハーディと申します。この度はこのシナリオを見に来ていただきありがとうございます。
本作は友人を楽しませようと言う思いで作成したものですが、プレイヤーだけでなくKPの私も爆笑しながら回せたシナリオになったため、他の人にもやって欲しいなと言う思いが芽生えたため書き下ろしました。
余談ですが、私には「モブ兵士を全力でやりたい」という夢がありました。演劇や声劇、何でも良かったので今回夢が叶うシナリオとなりました。
ではあなたがたに良い旅路が送れますよう願っています。

2025/01/09 投稿
2025/01/10~23 素材を大量に追加


導入

警察や探偵の探索者がいる場合、以下の情報を知っている。
上条 菫(かみじょう すみれ)さんが23歳のころ、夫と突然行方不明になっているが、5、6年見つかっていなかった。しかし、先月に菫さんだけ発見された。行方不明になっていた間の記憶がなく、錯乱している様子。また、夫の方がまだ見つかっていないことも原因不明である。

①あなたは新しいゲームを買った

1作目を昔にプレイしたことのあるゲームが5,6年たってようやく2作目が発売されたため、あなたは即時購入してしまった。このゲームは1作目「宝剣伝説」の次回作で、どうやらシステム面は前作とあわせてきているようだ。魔法ではなく魔術を使うのだが、レベルアップでは習得できず、道具やイベントで覚えていくものである。MPを使うのだが正気度も減っていくなんとも変わったシステムのため賛否両論あるが総合的には人気作である。さて明日は朝早いが、あなたは少しだけとプレイすることにした。
今日の疲れがあったのか、キャラリメイクの時点で早くも睡魔が襲って来た。電気を消してベットで寝なければと頭では分かりつつも、抗えずあなたは眠ってしまうだろう。

②家族が新しいゲームを買った

用事を終え、帰宅すると何やら家族(家族の一人)が盛り上がっている。話を聞くとどうやら新しいゲームを買ったらしい。
ここは家族とロールプレイを挟んでもよい

ゲームの情報(ロールプレイや探索者がゲームについて調べた場合)
・1作目は「宝剣伝説」
・ゲームシステムが独特。魔法ではなく魔術で、レベリングでは覚えない。道具やイベントで使えるようになる。
・女勇者限定
・魔王を倒すべく宝剣を求めて旅をする。道中、仲間の一人が自分をかばって死んでしまう。

あなたは夜中、珍しく目を覚ましトイレに向かっていると暗闇の中に一つだけ明かりがあるのに気づく。あなたはすぐに、ゲーム画面の明かりだとわかるだろう。寝落ちするまでゲームをするかね、と少し呆れつつも充電が勿体ないため画面を消そうとする。すると、ゲームの画面が今までの何倍もの明るさを放ち始めた。両手で顔を覆うほどの明るさだ。あなたは咄嗟に目を瞑るだろう。

タイトル画面①

暗い。頭がぼんやりする。自分は何をしていたのか考えていると、ゲームタイトル画面のようなものが現れた。あなたは迷わず「冒険の書を作る」を押そうと思った。その瞬間、あなたはまた意識を失うのであった。

基本冒険フローチャート

1.ー軒家で目覚め、オワリ村で旅の支度
2.ホウカイ塔探索
3.賢者と勝負してちいさなめだまを集める
4.ユウシャの祠から出ると暗黒騎士出現
5.ポリプ王を倒す
6.蛇村のイベント
7.暗黒騎士を討伐
8.魔王城イベント
9.ゲーム世界からの脱出-分岐あり

一軒家

あなたが目を覚ますと、知らない木の天井が見える。固めのベッドに横たわっており、布団はボロボロの布で良い心地はしない。そうか夢を見ているのかとあなたは納得するだろう。
ベッドの近くにはサイドテーブルがあり、溶けかけたろうそくと小さな青い箱が置いてある。部屋の奥には入口であろう扉と、部屋の隅には果物や常温品のハムやソーセージ、乾物が置いてある。それ以外は物がなく、殺風景である。

サイドテーブルの上に小さな青い箱が置いてある。それを手に取った瞬間、霧状になった後あなたの体の中に吸い込まれていった。
→ドリエルが道具一覧に追加される
※その他素材に画像あり

ド〇エル:睡眠改善薬。眠りが浅い症状を改善する市販薬。眠りが浅い時使うとぐっすり眠れるかも。
※プレイヤーには開示不可効果:ショックロールに失敗した時、1度だけ気絶せずにさらにHPが全回復する。

(((聞き耳)))
波の音がかすかに聞こえる。

目を瞑ると、左上に何故か白い四角の枠と文字が見える。左下には白い文字でステータス、右下にはマップと書いてあるのが見える。
→探索者が望んだようにメニューやステータス、マップを都度開示してあげる。道具は入手時に詳細を開示。※その他素材に画像あり
探索者が道具一覧を開きたいと思えば開き、閉じたいと思えば閉じる。道具を使いたいと思うと体から出てくる。

外に出ると、この場所は小島であることに気づく。周りは海で、3方向に橋が一本ずつかかっている。ぐるっと一周すると、大きめの水たまりがあるのに気づく。とても澄んでおり、おいしく飲めそうだ。
※普通に飲める。毒はない。現実世界同様、のども乾くしおなかも減るのでここが拠点になるだろう。

さあ、ここからあなたの冒険が始まる

探索者の死亡に関して

このシナリオ中、3回までは死亡しても探索者としてプレイできます。しかし体がどんどん蛇人間に近づいていきます。死ぬ度に体の変化の描写とSAN値チェックをしてください。蛇人間に近づくことで能力値補正も追加されます。

1回目の死亡
爪が尖り、八重歯も発達し、肌にうっすら鱗が生え始める
技能追加:噛みつき30%
ステータス増加 STR+1
SAN値チェック0/1

2回目の死亡
肌が白く、より鱗が目立ってくる。顔も形が変わり、前に出る。目も大きく、赤くなる。太いしっぽが生えてくる
装甲+2、毒無効
SAN値チェック0/1d3

3回目の死亡
見た目が完全に蛇人間になる。意識は人間
次はどうなってしまうのかという恐怖が襲ってくる
INT+2 魔術を1つ入手
SAN値チェック0/1d6

4回目の死亡
→エンド4へ
理性がなくなりフィールドを彷徨う
いずれ勇者に討伐される

戦闘に関して

適当にエンカウントさせてください。
出てくる的は指定は無いですが、なんとか勝てる敵を出す方が望ましいです。
個人的には蛇人間、グール、ゾンビ、深きもの、
ミ=ゴ、ムーンビースト…このあたりです。
※出現時のSAN値チェックは不要です

敵モンスターは元人間のため、敵HPがなくなる攻撃を受けた際、長々とセリフを言わせてください。例えば
「あぁ…母ちゃん…おれ、何もしてやれなかった…もっと、親孝行しておけばよかったよ…母ちゃん…元気でやってくれよな…父ちゃんも…仕事ばっかりじゃなくて母ちゃんを支えてやってくれよな…ごめんなぁ…ごめんなぁ…おれ…もういかなくちゃいけないみたいだ…ごめんなぁ…おれ、みんなに言えなかったことあるんだ…おれさ、み」
その化け物は突如、血飛沫を上げながら爆発しました。

その後、上条以外のレベルを1あげ、このシナリオ中のSTR、CON、DEX、INTの中から好きなものをプレイヤーに振らせてあげてください。

ハジマリの教会

石造りの建物。屋根には十字架が建ててあるため、教会なのだろうかと推測できる。中に入ると、奥まで続く赤い絨毯が敷かれており、左右には長椅子が規則的に設置されてある。奥には教壇があり、そこにはローブを纏った老人が立ってこちらを見つめている。教壇があるさらに右奥には重そうな鉄の扉がある。教会に入ると老人はこちらに話しかけてきた。
「おぉ旅のものよ。ここはハジマリの教会。よくぞ参られた。わしの名はギャンブルドア、4賢者がうちの1人…蘇生、解毒、解呪が可能じゃ。何かお困りかの?

ギャンブルドアから得られる情報

・この教会から南に向かったところにホウカイ塔があるが、盗賊や魔物が出るから近づかない方がいい。だが、もしかしたらまだ宝が眠ってるかもしれない。
・4賢者は兄弟で、弟の1人は教会を最南端まで行ったところにあるオワリ村の教会にいる。もう1人の弟はユウシャの祠に行くと言っていた気がする。理由は分からないがバカ兄者は魔に染まってしまった。
・最北端に魔王城があるが、現在魔王は不在。蛇の神が鎮座していたが勇者に討伐された。しかし何やら不穏な動きがあるから気をつけろ(理由は知らない)
・奥の扉は鍵をかけている。蛇人間の里に通ずる地下階段がある。近頃蛇人間が活発になっていて王国に攻めようとしている噂を聞いたため、扉を閉ざしている。※もし探索者が望むなら開けてくれる

ある程度の話を聞き、教会から出ようとすると、ギャンブルドアは急いでとめようとしてきた。
「旅のもの、少し待たれよ。旅は危険じゃ。丸腰で行かせるわけには行かぬ。これを持っていくがよい。」※探索者に合わせて道具を渡してください

「それと、よければワシと勝負をせんか?ワシに勝てれば代々受け継いできた大切なものを託そう。
ルールは簡単じゃ!ここに…リボルバーがあるじゃろう?弾が1発だけ込めてある。こめかみに銃をつきつけ、5発撃って立っていた者の勝利じゃ。」

1〜6の数字を1つだけ決め、5d6を振る。決めた数字が出なければ勝利となる。勝敗がどうなろうと宝物は渡してください。
ギャンブルドアは確定で勝たせてください。

ギャンブルドアの勝利

ギャンブルドア「では。わしの番じゃな。(カチッカチッカチッカチッカチッ)ふん。こんなもんかの。では、お主の番じゃ。ほれ、はようせんか」

あなたは恐る恐る。引き金に指を添える。死ぬかもしれない。この世界で死んでも生きている保証などない恐怖にかられ、手が震え、拳銃がカタカタと音を立てて震える。勇気を出し、恐怖で固まった指をゆっくりと引き金に持っていく。その瞬間、パンッという発砲音が教会中に響き渡った。あなたは反動で頭が揺れ、同時に煙の臭いが鼻を通り過ぎた。煙の出ている空の薬莢がゆっくりと赤い絨毯に落ちている。弾をひいてしまったのか?だが痛みは無い。
気がつくとあなたは床に倒れており、理解が追いつかない。べっとりとした赤黒い液体で手が汚れているのに気づく。あれ、この絨毯ってこんな色だったっけ。そんな普段はどうでもいい疑問で頭がいっぱいになる。頭がジワジワと熱くなっているが、逆に体が薄寒くなってきた。熱くなった頭が段々と痛みに変わってきた。寒い。痛い。寒い。痛い…
体が重い。動かない。あぁもう死ぬのかな。寒い。今頃友人や家族はどうしているだろうか。寒い。あなたは今までの過去を走馬灯のように思い出す。寒い。あの頃は、楽しかったなぁ…と最期に口にこぼす。寒い、寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い。あなたはゆっくりと、まぶたを閉じる。
はっっと飛び起きるように目が覚める。体全身から汗が吹きでている。死んだ夢を見たのかと言う考えが一瞬よぎるだろう。しかし、目の前の惨状によりその考えは否定された。煙の出ている空の薬莢が落ちており、赤い絨毯が赤黒く染まっている。その血だまりの上に拳銃が落ちている。石の壁は血が吹き出たものがついている。
何故生きているのかと自分の身体を見ると気づいたことあがある。肌はうっすら白くなっており、皮膚は鱗のようなものが浮き出ている。心無しか口が長くなってるような感じがする。爪も少し伸びている。1度死んでしまった感覚、恐怖と体の変化でより恐怖を感じることでしょう。
SAN値チェック0/1d8
※3回死ぬと完全に蛇人間の姿になり、4回死ぬと理性のない蛇人間になってしまいキャラロスト。その状態で死ぬと、一瞬だけ人間の理性を取り戻して絶命する。

そんなああなたに、ギャンブルドアは心配そうに顔を覗かせて声をかけてくる
「おぬし…大丈夫か?顔が青ざめてるようじゃが…勝負にはわしが勝ったが、久しぶりに楽しませてもらった!お礼にこの宝箱をもっていくがよい!」
銀色に輝く両手サイズの宝箱を入手した。箱を開けるとなんとそこには、赤い瞳の不気味な目玉が1個入っていた。その瞬間、それは霧状になってあなたの体の中に吸い込まれていった。
ちいさなめだま:3つ集めて王様に渡すと褒美が貰えるかも。※その他素材に画像あり

ひきわけ

ギャンブルドア「なんと!このわしと引き分けとな!ふぉっふぉっふぉ。このような者が現れるのはいつぶりじゃろうか…嬉しいのぉ…若い者が勇気を出し、そして運命をも味方につけたのじゃ!面白い、そのようなお主に免じてこの宝箱を授けようぞ!」
銀色に輝く両手サイズの宝箱を入手した。箱を開けるとなんとそこには、赤い瞳の不気味な目玉が1個入っていた。その瞬間、それは霧状になってあなたの体の中に吸い込まれていった。
ちいさなめだま:3つ集めて王様に渡すと褒美が貰えるかも。※その他素材に画像あり

地下通路を開けてもらう

ギャンブルドアに頼むと地下通路の扉の鍵を開けてくれる。身長が高いキャラは屈まないといけないだろう。
進んでいると、ピカピカのツボが2つ置いてある。
何かがはみ出している。
覗き込むとゴムゴ〇のピストルとギャラクティック・ノヴァが手に入った。

ゴムゴ〇のピストル:輪ゴムと割り箸出できた銃。懐かしい

ウルトラギャラクティック・ノヴァ:

うみを分断する程の威力を出す大剣
それは神に匹敵する英雄の証
ダーインスレイヴと対をなす
与ダメージ1d50+ダメージボーナス
バリアを付与する(耐久20)
l MPの消費は無いl
かみなり完全耐性をつける。
※縦読み。見た目は伝説の武器だがただの木の棒
ダメージ1+ダメージボーナス
※その他素材に画像あり

ホロビ小島

ここに立ち寄った瞬間、腐敗臭が鼻についたため思わず鼻を覆うだろう。地面には紫の液体がブクブクと音を立てて弾けている。
家屋は燃えており、人気もない。何かないだろうかと探していると何かつま先に当たって転がった音がする。なんだろうかと見てみると、何とそれは人の頭蓋骨だった。
SAN値チェック0/1
※夢の世界と思い込んでいる場合現象は無しで良い。

気を取り直してこの世界から出るための手がかりを探っていると、全焼した家屋から汚れ1つないツボを見つけた。
中を覗くと(ツボを割ると)、真っ赤に染る種と虹色に輝く名状しがたい泥のようなものを手に入れた。
それらを手にした途端、謎の効果音とともに霧状となって自分の体の中に消えていった。
→火器の種と謎の糞※その他素材に画像あり

火器の種:何かしらに植えた瞬間、火柱があがる。植えた者の手ごと焼いてしまう

謎の糞:食べた瞬間舌に激痛が走る。HPMP全回復。POT対抗13、失敗で激しい動悸・目眩・嘔吐・頭痛・腹痛(宿屋で寝れば回復可)

オワリ村

この村は一見、へんぴな村である。少し見ただけでも民家も三つほどであとは宿屋、武器・道具屋、教会があるのが分かるほどだ。あなたに気づいた村の女性がこちらに近づいて声をかけてくる「ようこそ。ここはオワリ村。ゆっくりしていってくださいね。」といったかと思うとすぐにそのあたりをうろうろし始めた。

宿屋

看板にはベットのマークが書いてあるので宿屋だということはすぐわかるだろ。宿屋に入るとすぐにカウンターがあり、店の人が声をかけてくる。
「ようこそ旅の方。宿泊ですか?休憩ですか?」
※宿泊と休憩です以外、何を言われてもこのセリフを言ってください。

休憩→かしこまりました。ではお1人様1人6Gお預かりします。奥の部屋でどうぞごゆっくりされてください。お帰りの際はこちらまでお声がけください。

あなたは奥の部屋にいくと、この世界に来た時のベットとは比べ物にならないほどフカフカそうなベッドが待ち構えていた。部屋も広く、4人は入りそうだ。※探索の人数によってベッド数を増やしてください。

宿泊→かしこまりました。ではお1人様10Gお預かりします。はい、奥の部屋へどうぞ。朝になったら起こしにまいります。どうぞごゆっくりお休みください。※ズボンのポケットから500G出てくる。(無限)

あなたは奥の部屋にいくと、この世界に来た時のベットとは比べ物にならないほどフカフカそうなベッドが待ち構えていた。部屋も広く、4人は入りそうだ。※探索の人数によってベッド数を増やしてください。

武器・道具屋

看板を見ると武器・道具屋と書かれている。完全屋内ではなく、外にカウンターがあるタイプの店だ。話しかけると、
「おぉ旅の者よ。良い品がそろっておりますぞ。見ていかれますかな?」と言ってくる。※はい、見る以外何を言われてもこのセリフを言ってください。
見ると答えると、メニュー表を見せてくる。
※その他画像に素材あり

ズボンのポケットから何故か500Gが出てくる。(無制限)

武器・道具屋メニュー
やくそう10G
困っ種 蛇人間と交換
ダイダロスダイダイス18782G
エロ本 898円(税)
ブーメラン 500G
ロングソード 550G
くさりかたびら 350G
鋼鉄の鎧 1000G
蛇鎧 蛇人間と交換
ブリザナイフ 3000G
レベリングリング 1374G
アブソリュートゼロ 37564G

蛇人間未所持で困っ種、蛇鎧についての詳細を聞こうとすると、店の人からお断りされる。「あぁ申し訳ない。こちらの商品は蛇人間の素材からつくるものになっているので現物はお見せできかねるのだ」
※1桁目が0の商品以外見せなくていいです。効果は買ってからのお楽しみにしてもらいましょう。

武器屋商品の詳細

やくそう
回復速度が倍になる。傷口にすり込むため、使う時1ダメージ受ける

困っ種
何が起こるかわからない※その他素材に画像あり

ダイダロスダイダイス
ステータスが変化する
1.何が(1d8)
STR.CON.DEX.INT.幸運.HP.MP.装甲
2.どれくらい(1d8)
0.1.3.6.912.15.100
3.どうなる(1d3)
増える.減る.〜になる

エロ本
SAN値が最大値まで回復する。職業が魔法使いになる。後遺症で一生モテなくなりAPP-2

ブーメラン
技能:投擲
ダメージ:敵全体に1d6+半ダメージボーナス
投擲後に幸運ロールに失敗で永久的に戻ってこない

ロングソード
技能:刀剣
ダメージ:1d10+1+ダメージボーナス
デメリットDEX-2
STR5以下は持てない
※STR+SIZが25以上あればデメリット無し

くさりかたびら
装甲3 DEX-1

鋼鉄の鎧
装甲5、
デメリットDEX-5 
※STR+SIZが30以上でデメリット無し

蛇鎧
毒無効、装甲5
デメリットDEX-4

ブリザナイフ
技能:ナイフ
ダメージ:1d6+2+ダメージボーナス
デメリット:装備してる者は毎ターン1ダメージ
特殊効果
吹雪:敵全体に1d4(消費MPや技能はなし)
凍結:突き刺したものを凍らせる

レベリングリング
STR+3

アブソリュートゼロ
敵を1ターン行動不能にする
敵はPowx5に失敗すると1ターン行動不能
※言語や親父ギャグが通じる相手のみ有効

教会

石レンガでできた教会。中に入ると、奥に続くように敷かれた赤い絨毯に、左右に置かれている長机、奥には教壇の前に立っている老人が、ステンドグラスと太陽の反射で虹色にキラキラと輝いている。
あなたに気づいた老人は、入口まで聞こえる声で声をかけてくる
「よくぞ参られた旅のものよ!わしはこの教会の賢者!ファンブルドアである。そなたの旅路に溢れんばかりの神の御加護があらんこ ぶっ!!」
セリフの途中で血が出るほど盛大に舌を噛んだようだ。そのままあなたに話を続ける

ファンブルドアから得られる情報
・兄のギャンブルドアには勝負で勝ったか?
・この村を西に向かった森の中に、次元の歪みがある。それをくぐった先にユウシャ祠がある。そこに弟がいるだろう。
※弟の名前はまだ伏せておきましょう。なんじゃったかのぉ…ととぼけるか普通に教えてもOKです。
・旅の者よ、運試しにわしと勝負せんか。勝てば大事にしていたものを譲ろう。

ファンブルドアと勝負する場合
ファンブルドアの勝負に乗ると、嬉しそうな表情を見せる
「ほっほっほ。嬉しいのぉ。久しぶりに腕がなるののぉ!ルールは簡単、この100面ダイスでわしよりデカい出目を出してみよ!しかしそうじゃなぁ…ハンデとしてわしはお主より半分の出目で勝負しよう!」

ルール説明
お互い1d100を振り、出目の高い方が勝利
ファンブルドアは出目の半分が出た数字とする。
例:出目12→6で勝負
例:出目53→26.5が半分だが、繰り上げの27で勝負

ファンブルドアに勝った場合
「若いのに大したもんじゃわい!約束通りわしの大事なものをやろう。何故これをずっと守ってきたか…忘れてしまったからのぉ。」
あなたに銀色に輝く宝箱を渡そうとした瞬間。宝箱から手を離してしまう。
「あ。」
と情けない声を出したあと、重そうな宝箱は足を踏み潰し、ファンブルドアは声にならない声を出し、なんと絶命してしまった。衝撃によって宝箱の中身が出てしまい、コロコロとあなたの足元に転がって来た。それは、赤い瞳をした不気味な目玉であった。あなたの足にコツンと当たるとそのまま霧状となって体の中に吸い込まれていった。

ちいさなめだまを入手※その他素材に画像あり

ファンブルドアに負けた場合
「ほっほっほ。若いのに情けないのぉ。これでは旅の行方の先が思いやられるのぉ?おぉん?残ーーーー念じゃが、こーの宝箱は…………………………あげられんーのぉ?ほっほっほ…ほ?」
ファンブルドアは手に持っていた銀色に輝く宝箱を、高笑いした拍子に手を離してしまう
「あ。」
と情けない声を出したあと、重そうな宝箱は足を踏み潰し、ファンブルドアは声にならない声を出し、なんと絶命してしまった。衝撃によって宝箱の中身が出てしまい、コロコロとあなたの足元に転がって来た。それは、赤い瞳をした不気味な目玉であった。あなたの足にコツンと当たるとそのまま霧状となって体の中に吸い込まれていった。

ちいさなめだまを入手※その他素材に画像あり

民家1

ノックをしても返事はない。聞き耳をするとかすかに紙をめくる音が聞こえるかもしれない。中に入ると、椅子に座って本を読んでいるわかめの男がいる。
村の男から得られる情報
・昔、ポリプ城はこの村を城下町にして近くに城があったそうだ
・蛇人間が人間の里を攻めてくるとの噂があるらしい
・魔王がいなくなってもむしろ魔物が活発になっている気がする。
・ユウシャの祠にある宝剣が抜ける者が現れればいいのだが、ここ何年も勇者は現れていない。
・この村から北に行ったところにある塔に昔、天使がいたという伝説が残っている。宝が残っているかもしれない。旅をしているなら行ってみるといいだろう

以下の情報を話した後、何を言われても「あぁ、困ったな」としか言わなくなる。

民家2

ノックをすると「誰だ」と反応がある。聞き耳をすると悶えているような声が聞こえる。
部屋に入ると、倒れこんで悶えている男がいる。黒髪で短髪。服装はスーツだが血で汚れている。その男はナイフを持っているが、血がついている。そして、肌は薄青色で手は水かきがついていた。
その男はあなたたちに気づくと、苦しみながら話しかけてくる。
「ぐっ誰だ...その服装…あんたらも巻き込まれた側か。はぁ、はぁ...俺はもうだめだ。蛇の顔の二足歩行のやつが急に襲ってきやがった。俺の体も異変が起こっているし...意味が分からねぇ。痛い…こえぇよぉおぉお!あ、あんたらも、気を付け…」といい終わる前に脱力し、手に持っていたナイフがカランっと虚しい音を立てて床に落ちる。気を失ったのか、死んでしまったのかと確認しようとすると、男の体とナイフは光の粒となって消えていった。
人の死を目撃したかもしれないあなたは、この世界でもし死んでも、現実世界での死同様に死を迎えてしまうかもしれないと恐怖を感じた。
SAN値チェック0/1d4

民家3

ノックすると「はい…」と聞こえ、ゆっくりと扉が開く。中からは女の人が出てくるが、現代人が身につけているシャツやズボンそ着ている。

アクションを起こさずそのまま部屋に入ると、びっくりした様子で女の人がこちらを見てくる。髪は一つ結びで茶髪、メガネをかけていて現代人が身につけているようなシャツとズボンを着ている。
相手は不安そうに「あの、あなたたちは…」と声をかけてくる

女性から得られる情報
・名前は上条 菫(かみじょう すみれ)
・少し前に気がついたらここにいた※探索者と同じ時期
・オワリ村で得られる情報は知っている
・この世界から出たいが外は魔物がいてどうしたら良いか考えていた。私は今まで戦ったことなどない。
・この世界に来る前と5、6年くらい前のことが覚えていない。

話を終え、去ろうとすると上条はあなたを止める
「あ、あの!えと…お役に立てるか分かりませんが…私もついて行ってもいいですか?私も出る方法を見つけたいです」
※断る場合、残念そうにして「お気をつけて」と言って見送る。
了承する場合、お礼を言って、この家にあるロングソードを見て「使えるかは分かりませんが無いよりなしですか…」と言って持っていく。
※探索者には開示しないが、剣技能100%でロングソードのデメリット効果もうけずに剣を振るえる。
上条本人にも何故剣を振ってダメージを出せるかはわからないし偶然だと思う。

ホウカイ塔

レンガ造りの崩れかけた塔。至る所に瓦礫が落ちている。内装も同じく、割れたツボやボロボロの宝箱、本などで散らかっている。2階に行く階段は崩れていて登れそうにない。1階の中央にはシスターが目をつぶり、静かに祈りを捧げている。

シスターから得られる情報


・ここは昔天使様が人類に知恵や知識、物、安らぎを与えていた場所。しかし天使様は禁忌を犯し、神の怒りに触れて塔諸共、雷で焼かれたらしい。塔にいた人間も大勢被害にあったらしい。その弔いに祈りを捧げている。天使に、そして死んでしまった人間に。
・伝承では地下に避難場所があったと書いてあるが見当たらない。
・この場所は盗賊が宝をあさりにくることがあるが、魔物が出て生きて帰る者が少ないらしい。
自分はここで魔物を見たことがない。天使がいた神聖な場所だから寄り付かないと考えている。だから謎で仕方がない。きっとバチが当たったのだろう。
※宝箱に化けたミミックの仕業

探索をしていると、瓦礫ばかりでめぼしい物は特にないが、蓋が空いてない宝箱が2つ並んでいる。
木材と金属でできた宝箱で大きく、重そうだ。

1階

1つ目の宝箱
中に大量のメダルが入っていた。なんのメダルだろうか。1つ手に取って見ると小さく「カジノ」と掘られた文字がある。その瞬間、大量のメダルは霧状となってあなたの体に吸い込まれていった。

カジノコインx5963枚:説明欄には「この世界にカジノなんてねぇよカス」と書かれて煽られる。それだけ。※その他素材に画像あり

2つ目の宝箱を開けた瞬間、その宝箱はガタガタと動き始めた。蓋には鋭い牙がついており、長い舌を唾液を撒き散らしながら動かしている。
その化け物は蓋を口のようにバクバクと動かせながらあなたに襲いかかってきた。ミミックと戦闘になります。※キャラデータあり

地下

塔のまわりの瓦礫を調べていると瓦礫の隙間から何かがみえる。瓦礫をどかしていると、なんと下に続く階段が見つかった。下の階段は塔のレンガ素材とは違うことが分かる。ツルツルとした肌触りで硬く、金属とはまた違った感触だ。下の階段をおりると10畳ほどの部屋の中心に赤い宝箱があるだけである。蓋を開けようと持ち上げた瞬間、赤い液体が溢れ出て瞬く間にくるぶしが浸かるくらいの液体で浸かってしまった。生臭く、不快である。
中からは大きな鳥のような羽が見つかったが液体と同じく赤色に染っている。羽の付け根は無理やり引きちぎったかのような痕跡があり、肉と骨が見えている。羽の付け根からは赤い液体がボトボトとこぼれ続けている。SAN値チェック0/1

不快感を感じつつ恐る恐る手にすると、その羽は霧状となってあなたの身体の中に吸い込まれていった
血で染った純白の羽:念じた行きたいところまで飛行可能。2回まで使用可能
血と羽根を零しながら飛行する。2回目使用後に道具欄から消滅する。
※その他素材に画像あり

西の森

オワリ村から西の方にしばらく歩いていくと、森が見えてくる。道はなく、木の幹を登ってなんとか進んでいく。
すると、開けた場所に出る。あなたは何もないでは無いか、この場所では無いのだろうかと思っていると、この場所の中央の空間が歪んでいることに気づく。近づいてよく見てみると、空間が歪んでいるだけでなく裂け目があることがわかる。奥にはどこかの景色が見えている。どうやら入れそうだ。足を上げて踏み入れてみると、気がつくと別の場所に移動していた。
→コウハイ村、ユウシャの祠へ

ポリプ城

1回目の入城

大きな門の左右には門番兵が立っており、鉄の槍を装備している。
お城の門そくぐろうとすると、左右にいた門番に槍でおさえられる。
「何者だ!誰だか知らぬが何の用でここに来た!」
と激しく問われる。
どんな適当な理由でも答えると「なるほど、通れ!」とすんなり通してくれる。

城に入ると、目の前には上へ続く大きな階段がある。奥には部屋がいくつかあるが、部屋の前には全て兵が配置されてあり通れそうにない。
※何も用意してないので何も無いです。
探索者がどうにかして入ろうとしようとする場合、大勢の兵に追い出させていいですが、階段の前まででいいです。
階段を上がると、玉座に髭が長く、冠を被っている王が玉座に座っている。あなたの存在に王が気づくと、玉座から立って、両手を広げて声をかけてくる。
「おぉこれは旅のものよ、この城までよくぞまいった!私はポリプ=2世!歓迎するぞ。早速だがお主らに頼み事があるんだが…実は…恥ずかしながら無くし物をしてしまってなぁ…赤く光る綺麗な瞳なのだが…3つ無くしてしまったのだ。私の大事なコレクションだったのだが…どうか頼まれてはくれないか。もし見つけてくれればお主らに褒美を取らせよう!どうだね?」

城を後にしようとすると、階段から何やら焦っている兵が王の前に来て膝をつく。
「で、伝令!」
王様は眉を1つ上げ、冷たく話す
「客人の前だぞ。どうした」
兵は震えながらより下を向く
「も、申し訳ございません。蛇人間軍勢が魔王城に向かっていったとの報告が!しかし、しばらく経った今でも蛇人間が魔王城から出てくる様子はないとの事!」
それを聞いた王は笑いながら話す
「はっはっは。王不在の魔王軍にでも寝返ったか?それとも協力を結びに?どちらにせよ魔王はおらぬ。放置しておけ」
兵は言いずらそうな声で返す
「で、ですが…蛇人間が魔王城からいつまでも出てこないとなると…その、死んだということも考えられます…魔王か同様の存在がいるのでは…」
王はしばらく考えたあと、兵に告げる
「ふん。なんであれ私の敵では無いわい!もうよい下がれ!」
兵は急いで下がっていく
「はっ!」
王はため息をついたあと、あなたに「見苦しいところをみせてたの」謝ってあなたを送り出します。

ちいさなめだま3個持ってきた場合

「おぉそれはまさにちいさなめだま!ご苦労であった!大変な旅であったろう…確かに受けとった!お主は何を望む?私にできることであれば何でも叶えようぞ!何も望まぬ場合、私から18782Gを渡そう!」

・お金をもっと欲しい
→「なにっこの額で足りないと申すか…よかろう。大事なコレクションに優るものなどないからな!」
※追加で18782Gあげてください

・その他の望み
ある程度融通を効かせていいですが、存在しないもの、キーアイテム、奴隷や生贄などの倫理的に良くないものなどは不可

褒美を貰い、王が最後に告げる
「旅のものよ、本当に感謝する!褒美は満足いくものだったか?そうだと良いのだが。しかしそれだけでは私の気がおさまらん!お主らにはもっと良いものを与えねばならん!
貴様らには…我からの取っておきの死をプレゼントしてやろう!!」

気がつくと王の瞳は3つになっている。その3つの瞳は赤く、怪しく光り、笛のような音を奏でたかと思うと王の体は風船のように膨れ上がり巨大化する。みるみるうちにあなたの身長よりもはるかに大きくなったそれは、半ポリプ状で柔軟な身体を持ち、5本1組の足。翼をもたないのに浮遊し、口笛を吹くような妙な音を出している
王と思っていた者はなんと化け物であった。あなたたちにそれは襲いかかってくる。

「その大金分を…死をもってかえしてもらうぞぉぉ!!」
戦闘です。
飛行するポリプ(クトゥルフ神話TRPG6版ルールブック186、187ページ)
※探索者が死んだら教会に送り、蛇人間になるカウントを進めてSAN値チェックと共に描写してください。

何とか化け物を倒すと、ぐちゃぐちゃになった半ポリプ状の肉塊が霧状となってあなたの体に吸い込まれていった
飛散したポリッピー:何故か生贄の代わりになる
※その他素材に画像あり

気がついたら兵が居なくなっていることに気づく

コウハイ村

※この村に来る直前に夜に近づけてください。
村に入る前には看板があり、かすれた文字で「コ…イ村」と書かれている。
足を踏み入れた瞬間、炭の臭いと共に灰が飛んできた。村は燃えており、所々には紫の液体が地面でボコボコと音を立てている。
だが、村人は何人か見かける。小さい子供がこちらに気づき、嬉しそうに駆けてくる。
体の大きさに見合ってなさそうなペンダントをつけている。
青い宝石が揺れた時に青く光った。まるでサファイアのように美しい。

「こんばんは!旅の方?ここは世界一平和な村だからゆっくりしていってね!あっそうだ。私の親が宿屋してるから今晩とまっていってね!」

村人から得られる情報

年齢や性別はなんでもいいです。
・ここは世界一平和な村、コウハイ村
・親子経営の宿屋が有名で密かに有名
・平和な村といっても警備は大丈夫だから村全員で訓練はしている。魔王軍が攻めてきてもどうってことはない
・旅の役に立てて欲しいと物をくれる。
→ビヤーキーの翼※その他素材に画像あり
効果:50m上空に飛び上がる

宿屋に泊まる

他の家が燃えていたり崩れているため、唯一半壊で住んでいる宿屋はすぐわかった。看板もかすれている程度だ。
扉のない入口に入ると、最初に会った子供が出迎えてくれた。
「来てくれたんだね!ありがとう〜宿泊で20Gでございます!ありがとうございます!
〇名様ご案内ですー!奥の部屋へどうぞ!いっぱい休んでね」

奥の部屋に案内されるが、扉はなく、窓も割れている。灰が少し積もっているが、ベッドは不思議と綺麗な状態で残っている。この部屋にはボロボロの机があり、1部焼けているノートと壊れたペンが置いてある。かろうじて読める場所を探すと、どうやら日記であることが分かる。※その他素材に画像あり

ベッドに座ると、不思議と眠気が襲ってきた。知らない場所、よく分からない世界に巻き込まれ、恐怖もある。だから疲れているのかと勝手に納得して考えるのをやめた。今は休もう。そうしてあなたは眠気に身を任せた。

「きて…おきてください。あさですよ!お客様!」

そんな声で目を覚ます。まだ頭がボーっとするが、焼けた臭いと生臭さと腐った臭いが混ざったような異様な臭いで一気に目が覚める。お腹に重みを感じ違和感を感じた。そちらの方に視線を送ると、黒いネバネバとした不定形の物体が、口のような器官を形作り「おめ…ざ…ざめざ…がっ…お゛ばよよ…ざざいば…ず」と声をかけてきた。その黒い物体に青く光るペンダントが下げてある
不気味な状況にあなたはそれを振り払い、飛び起きた。SAN値チェック1/1d6

振り払った時にペンダントに手があたり、ペンダントが床に転げ落ちた。その後、霧状となってあなたの体に吸い込まれていった。※その他素材に画像あり
→青い宝石のペンダント
装飾品。HP+2MP+2 INT+2 SAN値減少値+1
黒い不定形の物体は、ゆっくりとこちらに近づいて来ている。
宿屋のカウンターには払ったはずの20Gが置かれていた。そしてカウンターにも似たような黒く蠢く物体がいた。
外に出ると、昨日話しかけたはずの村人の場所には村人はおらず、ネバネバとした黒い物体がいるだけだった。

ユウシャの祠

この洞窟は、たいまつが置かれていて明るい。道も一本で難なく進めるだろう。長い一本道を足場に気を付けながら進んでいると、開けた場所につく。
その空間の真ん中には、石碑のようなものが設置されており、そこには緑色に輝く剣が刺さっている。その横には、すぐにでもぽっくり亡くなりそうな老人がプルプルと震えながら立っている。その老人はあなたの存在に気づくと震えた消え去りそうな声で、息を荒くしながら話しかける

※以下のセリフは息切れしながら、休憩しながら、震えた声でせきこみつつ時間かけて読んでください
「おぉ旅の者よ。ユウシャの祠によくぞ参られた。わしは拳者のダンベルドア。この祠と宝箱に入ったものを守っておる。じゃが、もしこのわしに勝負で勝つことができれば、この宝箱を譲ろう。そして、旅の思い出にぜひとも勇者の剣を抜く挑戦をしていくといい。まぁここ何年も抜けるものは現れておらぬがな。して、わしと腕相撲で勝負はするか?」

ダンベルドアと腕相撲

ルール説明
ダンベルドアとSTR対抗に3回成功すれば勝利
逆に3回失敗すれば負けとなる

ダンベルドアは杖を放り投げ、生まれたての小鹿のような足で立つ。腕をまくり、やる気満々の様子だ。
「久しぶりに腕がなるのぉ。その勇気に評して本気でいかねば…ならんのぉ!」

と言うと、ダンベルドアの筋肉ははみるみる膨れ上がり、服を破りながら大きくなる。もはや別人どころではない。身長2mほどあり、全ての筋肉1つ1つが大きく、血管が浮き出ている。
あなたの腕の2倍はあるであろう剛腕を構える。あなたは恐る恐るダンベルドアの手を握るが、その瞬間に確信する。これは負ける、と。それどころかこのまま握りつぶされるのではないかという不安でいっぱいになる。
「それじゃあ、ゆくぞ!レディー…ファイッ!」
(ここでSTR対抗ロールをする)

STR対抗ロールに3回失敗時
やはりこんな奴には勝てるわけがない。規格外だ。あなたは諦めようとしていたその時、ダンベルドアから勢いよく空気が抜けるようなぷしゅーーーという音がなったかと思えば、気がつくとダンベルドアの体が最初に見たサイズに戻っていた。手は握りつぶせるほど細く小さい。ダンベルドアは息を切らしながら全身汗を吹き出している

「まずいのぉ…久しぶりの本気だったから…もたんかったようじゃ…」
そのままあなたは圧勝する。あのままでは確実に負けていただろうが、赤子の手をひねるほど簡単に勝てた。

老人は息を切らしながら
「お主の勝利じゃ。この宝箱を持っていけ」
と、宝箱を持とうとするがいつまでたっても持てない。代わりに宝箱を取ろうとすると、ダンベルドアは急に床に倒れ込む。おいおい大丈夫かと起こしてあげようとすると、死んでいた。本気を出した反動か、はたまた寿命かあなたには定かではない。突然の出来事に理解が追いつかない。だが確実に死んでいる。これだけは確かだ。
宝箱をあけると、赤く不気味な瞳の目玉が入っていた。その目玉を手に取ると、霧状となってあなたの体に吸い込まれていった。
ちいさなめだま※その他素材に画像あり

勇者の剣を抜こうとする

あなたはその美しい剣を手に取ろうとする。あなたが選ばれた勇者ならば、手に取ることが出来るはずだ。しかしその瞬間、右腕が大きく弾かれ体が持っていかれそうになる。どうやら選ばれた勇者ではないようだ。あなたは少し残念そうに下を向く。
上条も為にし勇者の剣を抜こうとすると、触れる前に剣が床に転げ落ちた。
この空間の時が止まったかのようにここにいる人たちは固まり、静まり返った。何が起きたのだろうか。触れてすらいない剣が抜けてしまった。
ぬこうとした上条本人は驚きを隠せない

「え。ど…あの。わ、わーーーい。ぬ。ヌケマシタ。」
と半ばヤケクソで力の抜けた両腕を上に掲げている。勇者の剣を手にすると、あなたにも見える詳細画面が出現した。
※その他素材に画像あり

風神剣ウィンズバーン
技能:剣
所持者はDEX+4
ダメージ:2d8+2+ダメージボーナス
所持者は以下の特技を得る
かまいたち(MP4 ダメージ4d6、相手は回避不可)
嵐を呼ぶ(MP1~10、MPの消費量によって微風から嵐まで呼べる)

※上条が勇者の剣を手に取った後、フィールドマップに暗黒騎士が魔王城から出現

イグ村

全て石造り出できた建造物が並んでいる。ここが話にあった蛇人間の村であろう。蛇人間が外に何匹がいるため、慎重に近づいていくと村に着く前に後ろから誰かに声をかけられる
それは、蛇の顔をしているが、人間のようにローブをまとっていて二足歩行で言葉も喋れる。これが蛇人間だろう。
「に、人間じゃと!?どうしてこんなところに…い、いや話はあとじゃ。見つかったらまずいぞ、こっちにくるんだ」

※3回死亡して見た目が完全に蛇人間になっていた場合はこのイベントが起こらない。

半ば強引に村から少し離れた森の中に連れていかれる。そこには小さな小屋があり、村の石の家とは違い木でできている。
少し息を切らし、落ち着いてからその蛇人間は話を切り出す

「すまない自己紹介がまだだった。我はスネイプニル…蛇村…イグ村の村長をしている。して、お前達は何してにここに来た?」

スネイプニルから得られる情報

・蛇人間と人間は今、戦争をしようとしている状態
・蛇人間は人間に恨みがあるし、人間も蛇人間を恨んでいる。
・自分は戦争を止めたいが力不足。村長と言えど不可能。仲間を大勢殺された以上、もはや同胞達は止まらない。
・この世界に来る前の世界に巻き込まれた時に、同胞達は消耗していて限界だった。そこで弱っていた人間がいたから仕方なく襲ってしまった。
我々にも家族がいる。そして人間達にも…分かってはいたが、それ以上にあの世界は過酷すぎた。
・それでもやり直したかった。どんな手を使ってでも。神様にお願いしてこの世界を作ってもらった。
・神は最北端のほこらにおられる。
・暗黒騎士に気をつけろ。同胞達が立ち向かったが武器や牙、爪、魔術が一切効かなかったという。

一通り話を終え、小屋から出ると蛇人間と目が合った。その蛇人間は森全体に聞こえるような大きな声で叫ぶ。
「いたぞーーーーー!人間だーーーーー!」
すると1分もかからずあなたは逃げ場を失うほど包囲された。蛇人間の軍勢はあなたに向かって一斉にむかってきた。
※負け戦闘イベントです。蛇人間は30匹います。
万が一探索者が勝ちそうという場合はおかわりで30匹用意してください。
この戦闘で1回死亡させてください。既に3回死んでいる場合、気絶させてください

あなたは攻撃に耐え、意識が朦朧としている中、蛇人間の鋭い牙で首をガブリと噛みつかれる。そのまま首の肉や血管ごと引きちぎられる。血が勢いよく吹きでる。もはや痛みはない。あぁ死ぬのだと思うが不思議と怖くない。だがもっと上手くやれたのではないかと後悔しようとするもはやどうでもいい。そんなことより眠気のようなものが襲ってきている。
意識を失う直後、上条の怒号と何かが爆発したような轟音が聞こえたような気がした。
「やめろおおおぉおぉぉおおお!」

気がつくとあなたは暗闇を歩いている。ただひたすらに歩いている。無心で、ただひたすらに。
すると、あなたの胸のあたりが光り始める。真っ暗なこの場所をほのかに照らしている。よく見ると最初に拾った青い箱だった。そしてそこから…
ーー声が聞こえる。1度2度、どこかで聞いたことがあるようなないような。そんな声が。
「まだ、諦める時ではありません。あなたにはまだ残されています。やるべき事も、やれることも…命も。さあ起きて。目覚めの時です。私はあなたを信じています。私が成しえなかったことを、どうか…」

あなたは、はっと飛び起きる。首は綺麗に繋がっている。外傷もない。ただ変わっていることとすれば…(蛇人間に近づくカウントを1進めて描写してください)

スネイプニルがあなたの顔を覗くようにして声をかけてくる
「お前…大丈夫か?死んだように思えたが…それにその姿…まるで我々の…いや。今はどうでもいい。巻き込んでしまったことを深く詫びよう…」

そうだ。蛇人間はどうなったのかと当たりを見渡すと、全員黒焦げの状態で床に転がっている。
※後でこの30匹は道具化できる。30レベルはちょうど死んでいたため、経験値が入らず上がらない。
上条もレベルは上がらない

その中心に上条が苦しそうに頭を抑えながら立っている。
それについてスネイプニルが説明する

「全部あやつがやったのだ。お前が死ぬ直後、とてつもない雷が同胞達を襲い、一瞬にして殺した。
まさかあやつだったとはな…見た目が変わっていたため、分からなんだ…」
スネイプニルはゆっくりと上条の方に近づいていく。途中、床に転がっている蛇人間を見ながらも止まることなく歩いていく。上条に近づいた時、スネイプニルは首に剣を向けられた。だが臆することなく話しかける。

「まて。いや待ってくれこの通りだ。あなたと争う気は無い。我は謝りにきたのだ。すまなかった、今までのことも、また巻き込んでしまったことを…。我々は怖かったのかもしれない。許されないことを…また同胞を失うことを…何より憎しみで怒り狂うあなたが。仕方ないこととはいえあなたに酷いことをしてしまった。謝ることをせずただ逃げ、現実から目を背けていたようだ。もっと早くこうすべきであった。たとえ切り捨てられようともその誠意を見せるべきであった…あなたは覚えていないかもしれない。だが、覚えておいて欲しい。我々はあなた達人間と争いたくは無い。」

何の話か分からず呆然としている上条にただひたすらに謝り続ける。
しばらく謝罪を続けたあと、スネイプニルはあなたの方に来て、何か渡してきた。
「些細なものであはあるが、この世界で拾ったものをお詫びとして渡そう。なにかの役に立てば良いのだが。それと、魔王城に行きたくば北の砂浜エリアに地下階段がある。そこを通るが良い。」
そういって本と人形のようなものを渡された。それらは霧状となってあなたの体に吸い込まれていった。
究極獄炎呪文サンライトメギドフレイムの書と
不死のトーテム
※その他素材に画像あり

究極獄炎呪文サンライトメギドフレイム
MP50  ダメージ1d100
炎属性無効の敵には半分ダメージ

不死のトーテム
この道具自体に攻撃することが可能
攻撃した場合、断末魔と血を吐き出す
断末魔を聞いた対象はSAN値チェック0/1d3
この道具は耐久無限

上条は、複雑そうな顔をしながらもあなたに「行きましょう。」とだけ言って先に歩き始めた。

ミニー港

石でできた小さな港。一つだけ係船柱があり、船とロープを繋ぎ止めている。船は小さく、2人くらいであれば乗れそうだ。木材でできているがボロボロで長く航海することは不安だという印象を受ける。
※最北西の祠の島に行くことは不可能。暗黒騎士から一時避難するのに使えるだろう。
万が一探索者が見落としているアイテムがあれば船の中に置いておきましょう。

マオウ城

スネイプニルに言われた通り、砂浜エリアに行くとあからさまに下に続く階段が見えてくる。
この地下通路は埃っぽい。あまり使われていないのだろうか。そんなことを思っていると、ゴゴゴゴという音が聞こえてくる、なんと地下が揺れている。
通ってきた道が崩れ、戻れなくなった。それどころか自分も生き埋めになるかもしれない。急いであなたは脱出を試みる

DEXx5に成功でなんなく脱出できる
失敗した場合、ダメージ1d10負い、生き埋めになる
上条は自動成功。探索者が生き埋めになったあと、助け出してくれる

階段を上がると、巨大な城がそびえ立っていた。周りにはブクブク音を立てている紫の液体が城を囲うようにして広がっている。
どうやって入ろうかと考えていると、魔王城の重そうな扉がゆっくりと開いた。中からは全身漆黒と鎧に包まれた騎士が現れた。これが話に聞いていた暗黒騎士だろう。それはゆっくりと、紫の液体をただの水溜まりのように踏みながらこちらに進んでくる。
こいつは明らかに危険だ、本能がそう呼びかけている。咄嗟に反対方向に逃げようとするが、その暗黒騎士はあなたの前に立ち塞がっていた。

戦闘※暗黒騎士のキャラデータと立ち絵あり

暗黒騎士は魂が抜かれたように動かなくなった。
禍々しい鎧に触れると、全身の鎧や兜、武器や盾もが霧状となってあなたの体に吸い込まれていった。
邪神シリーズ※その他素材に画像あり

邪神の兜:装甲3、風、闇属性、魔法ダメージ無効
デメリット:2ターンに1回しか行動できない
※この装備は解呪する以外で外せない

邪神の鎧:装甲7、炎、氷属性無効
デメリット:装備している者はHP回復不可
※この装備は解呪する以外で外せない

邪神の盾:装甲5、雷属性無効
デメリット:行動する度にPOW10との対抗ロール。失敗すると行動不能
※この装備は解呪する以外で外せない

邪神の腕輪:全ステータス+5、毒、麻痺無効
デメリット:最大HPが4になる
※この装備は解呪する以外で外せない

邪神剣ブラッディセレブレイク:
技能:刀剣
ダメージ:2d10+ダメージボーナス
装備した者は刀剣技能+50%、敵の装甲無視を獲得
この剣で斬られた者はHP回復不可
デメリット:長期的狂気「破壊衝動」
※この装備は解呪する以外で外せない

全身の装備あなたの中に吸い込まれていったため鎧の中の人が見えたが普通の人間である。
特徴的には日本人だろうか。あなたは見たことがない人だ。
上条が一瞬、驚いた表情をしたように見えた。
何故自分達に襲ってきたのか考えていると、その人間は光の粒となって中に散らばった。
心情が読めない上条は紫の沼を伝説の剣で一太刀いれ、吹き飛ばす。なんと道ができ、それをゆっくり歩いていく。ボソリと「大丈夫想いはもう受け取っているもの」と呟いた。
魔王城に入ろうとしている上条に光の粒となったものが集まっていく。
そして、外が暗くなってきたと思ったら、空に雨雲が急速に集まり始めていた。ポツ…ポツポツと雨も降り出し、次第に強くなっていく。ゴロゴロと雷雨もなりだし、ピカっと光り、間をおかずに目の前が真っ白になったかと思うと世界を2つに分けるかのような爆裂音が鳴った。全身が振動で震え、気がつくと地面に尻もちをついていた。

最後に魔王城に入っていく上条が見えたが、髪が解けていて色が白かったような気がした。
後を追いかけて白の中に入ると、惨状が広がっていた。
床には無数の蛇人間の死骸が転がっており、床は血で絨毯のようになっていた。壁や天井にすら血が付着していた。
城の奥には血で汚れた玉座があり、そこには魔物らしき者が座っている。肌は薄青く、耳は尖り、目つきも悪い、口も蛇人間のように大きい。大きい羽が生えているが左右で色が違う。
そして魔物の真後ろには巨大な蛇のような骸が転がっている。
魔物は城に入ってきた2人に気づくと
「侵入者だとぉ?!おのれぇ!暗黒騎士は何をしている!あのデク人形め、ただのゴミではないか!」と、声を荒らげて言い切る。

上条はピクっと少し動いたと思うと、静かに玉座に向かっていく。
魔物はその様子に腹を立てた様子で怒鳴りたてる

「止まれ侵入者よ!私を誰だと心得る。私は大賢者であるぞ!誰だか知らぬが、死にたくなければ動くでない!」

それを聞いても上条は止まる気配は無い。
魔物は焦った様子で話始める
「何故止まらぬのだ!ぬ?!それは風神剣ウィンズバーン…!!ば、馬鹿な。勇者が再び現れたとでも言うのか…ぐぬぬ、このままでは我が野望が…。ええい!ならば今ここで神復活の儀式を行う!貴様らを糧ととしてくれr」
話終える前に、その魔物の首が吹き飛んだ。血を撒き散らしながら転がり、あなたの足元に転がってきた。しかしまだ生きがあるようだ。
「お。おのれ…私は…ただ世界に翼を授けt….」
その首は破裂し、飛沫が少し顔にかかった。
SAN値チェック0/1d3

その魔物の体は、上条が蹴り飛ばし、そのまま玉座にふんぞり返った。
上条はあなたを見下ろす目で見ている。
その姿は変化していた。髪は解けていて白く、伸びている。服ははだけており、体に不気味な赤い紋様が描かれている。
上条はふっと笑みを浮かべてあなたに語りかえる
「全て思い出したよ。5、6年間ゲームの世界に閉じ込められていたこと、夫が蛇人間に殺されたこと。
蛇人間を蹂躙し、蛇の神すらも滅ぼしたこと。私が、弱かったことも…全部
私は前回の世界で、なかったことにした。でも、世界は作り直された。余計なことを…
オマケに畜生共も生きていたなんてね。殺さないと。全部全部全部!殺し尽くさないと!
邪魔はしないよね?もし立ふさがるなら切り殺す」

※ここからは分岐になります
1、離脱。上条を無視して脱出も可能ですが、イグ村は滅びます。
2、説得を試みる。蛇人間に対して強い憎悪感情を持っているが、本気で謝罪されているため説得は可能。
3、戦闘して止める。なかなか不可能に近い
4、神頼み。ツァトゥグァ様に頼んで戦争や勇者をどどうにかしてもらう。脱出するよりこれを選ぶ人はいないだろうが、これも可能です。

究極獄炎呪文サンライトメギドフレイムを使う時

※ギャンブルドアはMP50ある為、(ステータス開示はしない)頼んで呪文を覚えてもらい、使ってもらうことも可能
困っ種の1/10を引き、MPを増やして使用可能だが、誰かに種を食べてもらうことも可能

魔法など唱えたことの無いあなただが、究極獄炎呪文サンライトメギドフレイムの魔導書を読んでから、不思議と唱え方が理解できている。まるで究極獄炎呪文サンライトメギドフレイムを以前にも放ったことがあるかのように、あなたは両手を前に突き出し、言葉を呟く。
※以下の内容をコピペして探索者に読ませてください。

探索者台詞
「我こそは太陽なり。この地に宿る火の精霊達よ、世界に照らす全ての灯火よ、我が願い全てを聞き届けよ。」

KP描写
大気が揺れているのがわかる。周囲の地面から煙が出ている。その煙はゆっくりとあなたの上空へと1箇所に集まっている。

探索者台詞
「全ての熱、全ての魔力を我に捧げよ。我が身も、我が心をも燃やし、全身全霊をかけ、生ける漆黒の炎で一切合切を蹂躙しよう。立ち塞がるものは消し炭に!闇を蠢くものには全てを照らし焼き尽くす陽(ひかり)を!全てに無慈悲なる炎を。」

KP描写
突如、あなたの上空は炎を帯び始めた。その炎は空気を喰らい、どんどん大きくなっていく。皮膚が焼けて熱い。全身の汗がふきでるがすぐに蒸発している。あなたの体温すらも燃料へと変え、炎は大きく天高く燃え上がる。それまさに太陽のように。あなたは最期に言葉にならない言葉をつぶやく

探索者台詞
「ふんぐるい むぐるうなふ くとぅぐあ ふぉまるはうと んがあ・ぐあ なふるたぐん いあ! くとぅぐあ…サンライトメギドフレイム!」

1箇所に集めた炎が敵にめがけて動き始めた。ゆっくりと、空気を喰らうように、確実にむかっている。
あなたは急激な脱力感をおぼえ、膝を着いてしまう。そのまま、あなたの放った巨大な炎の球を眺める。やがて地面に激突し、激しい光を放つ。破壊音が遅れて聞こえてきた。見たこともない大きさの火柱が上がり燃え上がる。地面を溶かし、毒の沼や海が蒸発している。海には焼き魚が浮き、空からフライドチキンが降ってきた。遠くの草木が枯れている。あなたは全てを焼き尽くしたのであった。それを見て、今になって世界をも破壊するほどの恐ろしい一撃を放ってしまったのだという実感が襲ってきた。
SAN値チェック0/1d4

カミのほこら

毒の沼に囲まれた洞窟。中に入ると異様に臭い。
床はネバネバとした黒い物体が至る所に散らばっており、ジメジメとした湿り気を感じて不快。薄暗いため用心して進んでいくと開けた場所に出るが、あなたはあることに気づく
中心に無形の大きな体がうずくまっている。巨体ははあなたが近づいた時に少し動き、気だるそうにヒキガエルに似たような形の大きな頭を近づけてきた。そこについている眠そうな目が半分開いた。眉毛のない黒い顔から2つの眼光が漏れだした。
SAN値チェック0/1d10

その気だるそうな怪物と目が合うと、声が耳では聞こえないのに声が聞こえる。頭の中に直接声をかけられるとはこういうことかと感じた。
内容は「小腹が減った。生贄をよこせば願いを1つ叶える」

生贄を渡し、脱出する

生贄をさらわなくても飛散したポリッピーがあればそれで代用できる。
言われた通りに渡すと、ゆっくりと口を動かし、かつ美味しそうに食べる。まるでナマケモノの捕食シーンを見ているかのようだった。
その後、満足したかのように地べたに座り込んだ。
また頭の中に声が響き、「願いはなんだ」という声が聞こえた。

出して欲しいor平和な世界にして欲しい
と願いを伝えると、洞窟内がとてつもない光に包まれた。あなたは両手で顔を覆い眩しさに耐えていると、目を開けた次の光景はこうだった。

タイトル画面②


→エンディング1、2に続く

エンディング

エンド1.りめいく

※最後の願いで「平和な世界にしてほしい」と願った場合

「冒険の書を作り直す」を押そうと思った瞬間、眩い光に包まれる。白く何も無い場所に、崩壊しかけた塔で出会ったシスターがあなたの前に立っている。

「旅のお方、勇者をとめてくれてどうもありがとうございました。あなたの心優しき行動のおかげで救われた命は多いでしょう。人間にとって蛇人間が恐ろしい存在だとしても、同じ命。むやみに消費されていいものではありません。心から感謝を。私はあなたを信じ、見守っていました。昔のような力は残っていませんが、私のお守りがこれからも役にたつでしょう。そのお守りはささやかなお礼です。肌身離さず持っていれば、あなたに安らぎが訪れるでしょう。
…もう時間ですね。これからもあなたに祝福がありますように。私はあなたを見守っています。…元大天使ドリエルの私が。」

エンド2.えすけーぷ

「旅のお方、お疲れ様でした。よく無事で帰ってきました。勇者は止められなかったですが仕方ありません。しかし、あなたがきっかけで兆しは見えました。感謝します。私はあなたを信じ、見守っていました。私のお守りは役にたったのであれば良いのですが。
…もう時間ですね。これからもあなたに祝福がありますように。私はあなたを見守っています。…元大天使ドリエルの私が。」

次に目を開けた時には自室のベットであった。ゲーム機を手に取ったまま眠ってしまった状態で朝を迎えていたようだ。
あれは夢だったのか…だがあの惨状を鮮明に思い出せる。

※ここからプレイヤーにロールをおまかせ。セリフなど。
そして、いつも通りの日常に戻るのであった。

エンド3.にゅーげーむ

「冒険の書を作り直す」を押そうとした瞬間、眩い光に包まれる。またかと顔を覆うと、次に目を開けた時には古びたベットの上だった。着心地がいいとは言えない布団に懐かしさを覚えながらもどかし、立ち上がる。あなたはまた、冒険の旅へと向かうのだ。
※長くなるが、このまま続きをやること可能です。

エンド4.さたん

呪われた装備を身につけ、血塗られた武器を装備したとたん、あなたは意識を失う。
最後に聞いたことのある声が聞こえた気がした。「残念です」
破壊衝動に駆られた探索者は世界のあらゆるものを壊し、あらゆるモノの命を刈り取る…魔王となってしまった。

KPの采配で分岐
1、勇者に討伐される
2、究極獄炎呪文サンライトメギドフレイムを覚えてる場合、神を殺しが可能。その場合はデメリットをつけてゲームから脱出

エンド5.ろすと

目の前が赤い。人間が憎い。殺さなくては。喰らわなくては。もうそれしか考えられない。
あなたが正気を取り戻した時、あなたは全身から血を流していた。正気を取り戻したというのに、意識が失いそうだ。あなたは死ぬのだ。最期にこの言葉を残す「      (プレイヤーにおまかせする)     」

最期に驚いた顔の人間が「ここにいたんですね」
と悲しげな声が聞こえた気がした。

クリア報酬

共通
呪文取得:究極獄炎呪文サンライトメギドフレイム
※シナリオ中に覚えていた場合

エンド1.りめいく
SAN値回復1d6
シナリオ中に得た道具1個
天使ドリエルの守り:SAN値回復量+1、どんな時もぐっすり眠れる

エンド2.えすけーぷ
SAN値回復1d6
クトゥルフ神話技能1%

エンド4.さたん
長期的発狂:破壊衝動
クトゥルフ神話技能5%
SAN値回復1d3

シナリオ設定

時系列

5、6年前
上条夫婦とその他神話生物がゲームの世界に取り込まれる。この世界は酷く悲惨で過酷なため、上条夫が必死に守る。この時の菫は気も弱く、足を引っ張るだけだった。ようやく宝剣を手にしようとするが、菫は抜けない。剣が抜けたのは夫の方であった。
そして悲劇は起こった。菫に毒の矢が飛んできた。それを上条夫が庇い、猛毒のため動けなくなる。
ゲームの世界に取り込まれた蛇人間も体力の限界で、通りかかった上条夫に襲いかかった。
上条夫は力を振り絞り、菫を遠くにワープさせた。
菫は最後に夫の喰らわれている所を見るのであった。
毒の矢は4賢者の長男、レッドブルドアの仕業である。世界を支配しようとしている邪神官になったレッドブルドアは勇者の存在が邪魔なため、勇者の仲間から殺害し、魔法で増強した毒がついた矢を放った。ちょうど弱った上条夫の前に蛇人間が通り掛かったというわけだ。

テレポートで飛ばされた後、菫は泣くしかできなかった。が、突然宝剣が上から降ってきた。
抜けなかったはずの宝剣が手に取れるようになっていた。そして蛇人間を滅ぼすと誓ったのであった。
しかし、レッドブルドアが召喚した蛇の神イグの存在により、蛇人間が活発になった。
そのため菫はゲーム上は魔王のイグを殺すことにした。
そうして人間と蛇人間の戦争が始まった。
もはや止まることをしらない菫は、魔物や動物、人間が共存しているとされている塔を雷呪文で破壊した。その中に蛇人間もいたためである。
しかし人間と動物、そしてその塔で生物をまとめていた天使ドリエルも被害にあった。
宝剣を手にした後、上条夫婦が塔に立ち寄った時に天使ドリエルは勇者の上条夫をひどく気に入った。
天使は人間やその他生物に対し平等でなければならない。なのに1個人を気に入ってしまった。その罰で蹂躙されたのだと天使ドリエルは思う事にした。
自分のせいで死なせてしまった戒めとして両羽を自分で引きちぎり、天使をやめた。

菫は力をつけ、魔王イグを倒すが邪神官レッドブルドアは逃してしまう。だが世界は平和になり、ゲーム上はクリアとなったが菫の心は癒えないままとなる。
ゲームクリア報酬があるが、菫は忘却を望んだ。
辛く悲しく、絶望な5、6年を無かったことにし、現実世界に帰ったのだ。

そしてまた、「りめいく」の世界に巻き込まれた

天使ドリエル

ドリームランドの住人で、全生物を共存させるためやってきた。そのため、蛇人間と人間が争うことを憂いている。

りめいく世界での願いは共存

事情を知らない探索者に期待し、冒険に役立つドリエルのお守りや血塗られた2枚羽の場所に密かに誘導する。


邪神官レッドブルドア

元4賢者の1人。兄弟の中で1番賢く、優しく、1番魔力を秘めていた。何よりの平和を望んでいる。
だが老いには勝てず、禁術を使い若返ろうとするも失敗。失敗を繰り返し、禁術に染っていくうちにいつしか面影がなくなっていった。
犠牲を出したくない性格から、犠牲を出してでも成し遂げる性格になった。
世界平和の願いは全世界の支配になった。

りめいく世界での願いは征服

スネイプニル


蛇人間をまとめる長。
5、6年前の世界に巻き込まれ、追い込まれる。
疲弊しきった時に弱った上条夫(餌)が転がっていたためやむ無しで襲った。
しかし菫の復讐心が芽生え、ほぼ全滅した。
スネイプニルと一部の蛇人間は地底に身を潜めているうちに、気がついたら現実世界に戻っていた。
だが悔いしか残っておらず、やり直したいと思った。一族が滅ぶことなく、人間たちとの戦争をやめたいと。
そうして魔術を解明し、ツァトゥグァ呼び出した。
そして願いを構えてもらい、りめいくの世界が作られた。

りめいくでの願いは和解

ポリプ王

飛行するポリプ
5、6年前のゲーム世界にはおらず、たまたまりめいく世界に迷い込んだ。蛇人間が好物のため、ポリプ王を殺して成りすまし、蛇人間(餌)からやってくるように人間と戦争するよう企てる
人間に気づかれぬよう、城を城下町から離れたところに再建した。
そのため城下町だったところは廃れていき、オワリ村となった。

りめいく世界での願いは暴食

暗黒騎士

元勇者の上条夫。
食い荒らされ残った肉体から邪神官レッドブルドアが黒魔術で体だけ蘇生させたゾンビのようなもの。
全身呪われた装備で身を包んでもデメリット効果を受けず戦わせることが出来る人形
黒魔術で無理やり蘇らせているため、勇者特有の雷魔法が黒く変化している
意思もないはずだが菫に吸い寄せられるようにその方角に向かってさまよっている
菫を守るために探索者にしか攻撃しない

りめいく世界での願いは守護

キャラデータ

上条 菫(会社員)

レベル  2 HP11 MP8 STR8 DEX12 CON9 INT13 EDU18 SIZ13 POW8 ダメボ無し
技能:目星50% 聞き耳45% 図書館70%
回避90%  剣100%(探索者には伏せてください)

上条 菫(勇者)

レベル82 HP27 MP63 STR8+25(33) DEX12+18+4(34) CON9+32(41) INT13 EDU18 SIZ13 POW8+12(20)
ダメボ2d6 耐久22(肉体の保護分)  
1ターンに2回行動。即死無効

技能:刀剣100% 回避90% 跳躍85% 追跡88% 

武器:風神剣ウィンズバーン(刀剣技能、ダメージ2d8+2+ダメボ)
かまいたち(MP4 ダメージ4d6、相手は回避不可)
嵐を呼ぶ(MP1~10、MPの消費量によって微風から嵐まで呼べる)

呪文:サンダー(MP3 ダメージ:敵一体に1d20)
サンダーストーム(MP8 ダメージ:敵全体に1d20)
究極雷神呪文ライジング・バン・ボルトブラストウェーブ
(MP50 ダメージ:敵全体に1d100 雷無効の相手にも1d50)
テレポート(MP1 思い描いた場所にワープ可能)
ホーリースピリット(MP3 自分よりMPの低い敵を寄せ付けない)
ライトヒール(MP10 味方全体のHPを全回復)

癒し(ルルブ252p)
心臓停止(ルルブ260p)
肉体の保護(ルルブ275p)
破壊(ルルブ277p)

特技:ライトニングセイバー(刀剣技能、MP10+MP任意、敵全体に武器ダメージとダメボを与えた後に雷魔法ダメージを与える)
※上条(勇者)が風神剣ウィンズバーン装備時にMP50消費した場合、
ダメージは2d8+2+2d6+1d100となる

暗黒騎士

レベル? HP4 MP100 STR46 DEX3 CON52 INT2 EDU3 SIZ13 ダメボ3d6
耐久15    2ターンに1回行動、このキャラは回復不可
毒・麻痺・炎・氷・雷・風・闇属性・魔法ダメージを無効

武器:邪神剣ブラッディセレブレイク(刀剣技能、ダメージ:2d10+ダメボ、所持者は刀剣技能+50%、ダメージを受けた相手は傷がふさがらなくなり回復不可、常に破壊衝動)

呪文:ダークサンダー(MP3 ダメージ:敵一体に1d20+2)
ダークサンダーストーム(MP8 ダメージ:敵全体に1d20+1d4)

特技:破壊の一撃(刀剣技能、MP5 1d2で1が出ればダメージ20)

ダンベルドア

本気時HP18 MP0 STR18+4(22) CON18+4(22) DEX18 INT3 SIZ18+4(22) POW18 幸運90

通常時HP3 MP0 STR3 SIZ3 CON3 DEX3 INT3 SIZ3 POW3 幸運15

ギャンブルドア

HP10 MP25+25(50) STR7 CON12 DEX6 INT15+10(25) SIZ8 POW18+2(20) 幸運100

フレア (MP3 ダメージ1d8)
ヒール(MP3 味方1人の体力を回復1d10)
カケグルイ (MP5 幸運対抗ロール成功で敵は即死する。失敗すると自分は即死する。)
解呪、解毒(MP1)
めいそう(MP0 、MPを1d10回復する)

ファンブルドア

HP10 MP10+20(30) STR10 CON10 DEX10 INT10 SIZ10
POW3 幸運15※7版は幸運0

ミミック

HP8 MP20 DEX4 ダメボ1d4 装甲3
噛みつき40%  ダメージ1d6+1d4
火の玉 80% MP1 ダメージ1d6 +1
火炎 50% MP2 ダメージ全体に1d6+1
ドロッピングトレジャー 60%
弾丸、やくそう、謎の糞、火器の種の中からランダムに吐き出して攻撃する。

・弾丸:ダメージ1d8+1
・やくそう:HP回復速度がはやくなる。(HP全回復だと効果なし)HPが減っている場合、染みて1ダメージ負った後に効果を得る
・謎の糞:HPMP全回復、POT13の対抗失敗で頭痛、目眩、動悸、吐き気のどれかが発症
・火器の種:身体に当たった瞬間燃え上がる。ダメージは火の玉と同じ1d6

ドット絵や立ち絵などの素材


無料素材

タイトル画面
エンドタイトル画面①
エンドタイトル画面②
探索者サンプル:メガネ
探索者サンプル:おじさん
探索者サンプル:探偵


探索者サンプル:白衣
探索者サンプル:軍服
探索者サンプル:中性

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