リーダーシップがある親になるために家庭のルールについて考えた。
4つの養育スタイル
「PCIT」という親子対象の心理療法についての以下の本を読みました。
その中で、親の養育スタイルを①温かみを縦軸に、②しつけ(要求や制限)を横軸にして、4つに分類する考え方が紹介されています。
①許容的な親
子どもに優しく、寛容な態度であたたかみのあるかかわり。
一方で子どもの行動を制限することが苦手という特徴がある。
子どもは小さい頃はいきいきと活発、年齢あがるにつれて自己中心的に。他者との協力しないといけない場面で関係がつくりにくいなどが心配。
②関係欠如的な親
子どものに対してあたたかみが少なく責任感に乏しい。要求も関与もなし。心のネグレクト状態。
子どもは、感情のコントロール、人間関係、社会的ルール学べない。混乱すること多々。体当たりで学ぶ中で失敗も多くなりトラブルに巻き込まれやすい傾向がある。
③独裁的な親
子どもへの要求や制限が多い。あたたかみは少ない。子どもの希望には答えず、ルールの遵守に厳しく、時には親への絶対服従を求める。
子どもは不安が強まり、フラストレーションに耐える力が乏しくなる。また子どもは自尊心が低くなる傾向があり、引きこもりがちになることも少なくない。
④リーダーシップがある親
あたたかみがあり、子どもの年齢や発達に見合った、適切な要求や制限をする親。親として子どもにリーダーシップを発揮し、家庭内でのルールが明快なために子どもも納得していうことをきくことができる。子どもを一人の人間として尊重しながら子どもの選択を応援し、一方で社会を生きるうえで必要なルールを教えている。
子どもは親を信頼し、自己肯定感や社会的スキルを育みながら成長します。学校や社会ではものおじすることなく積極的に勉強やさまざまな活動に取り組み、周囲のひとたちと良い人間関係をつくることができる。
☆PCITで目指すのはこのリーダーシップのある親だそう。
わがやのルールはなんだろう?
親のその時の感情とか気分でルールが変わると確かに不満がたまるし、いつ怒られるかとびくびくしますよね。
リーダーシップの発揮のためにはルールが大切な気がしました。
わがやのルールは・・・・・
①食事中はテレビを消して、食事を味わって食べる
②食事中はうろうろしない、席に座って食べる
③食事の前にお菓子は食べないで、終わってから食べる
食事にまつわることばかり!
朝はお仕度ボードで、やらないといけないことを見える化しています。これもある意味、ルールかな?
くもんの宿題が終わっていないとまるわかりなのも・・・ルールの見える化でしょうか。「圧」にもなりますか・・・
帰宅後は、手と足を洗う、外出時はマスクをつける・・・
考えてみたらいろいろなルールがありました。
よくがんばってくれているものだとあらためて思います。
「ありがとう」
「たすかるよ」
「えらいね」
「すごいね」
たくさんのポジティブを息子に伝えていきたいです。
ルールがあると、ほめるタイミングもたくさんできますね!
家庭のルールのイメージ
我が家の次男くんと公園の階段を上っているときのこと・・・
一段、一段一生懸命上っていく次男くん。
隣にいる母には目もくれずひたすら階段を見つめています。
時々、困ったときに横にある「手」をつかむことも。
でも、さっと離して、やっぱり自分の力で上りたい
これだー!と。
何か困れば手をとってほしい、必要なければひっこめます🥲でも、見ているよー!
「ルールは必要、守れるように環境や習慣を作る。あとは見守りつつ時々手をとってもらう」
のスタンスでいってみたいと思います。
自分でするから楽しんですよね!
今日もお読みいただきありがとうございます😊
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