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【技術×マネジメント】(前編)SIerで生き残るための取得すべきスキル

(本noteは有料設定しておりますが、最後まで読むことができます。このnoteが有意義だなと思った方はご購入いただけるとモチベーションにもなるのでよろしくお願いいたします。)


にむです。

以前のnoteで「技術×マネジメント」のキャリアプランが求められていると書きました。


それについて、Twitterでもいろいろ感想いただきました!ありがとうございます。



まだ読んでない方は読んでください!


今回は「技術×マネジメント」における「技術」にフォーカスしたいと思います!


「技術」と言っても、ネットワーク、データベース、OS、クラウドと色んな要素があるので、何から勉強すればいいのか確かにわかりません。


そこで、SIerに入社してマネジメントは仕事やるので「技術」は自己研鑽でやろう!という方向けに、「何にも分かっていなかった自分」がどういった勉強をやってきたかを書こうと思います。


本noteでは以下に分けて説明します。

・どうやって勉強すればいいのか。(今回はこちら)
・普段からどういったマインドで仕事をすればいいのか。(別のnoteで!)

◆どうやって勉強すればいいのか。

それは、「資格取得」です。(結論ファースト)


私が新卒で入ったSIerでは資格取得を推奨しており、昇進条件に「○○の資格を取得していること」となっているほどです。


資格取得のいいところは、仕事では扱わないが体系的に知識を学ぶことができるかつ技術の証明になるところです。(+昇進)


技術書を読むとかWebサイトで調べるとかでもいいですが、目標が立てることが難しいのでなかなか長続きしません。(経験談)


では、何の資格を取ればいいのかについて説明します!


・情報処理技術者試験

1つ目は、「ITパスポート」「基本情報技術者」といった情報処理技術者試験です。

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各試験の立ち位置については上記の図の通りで詳細は説明しませんが、

まず、学生の間に「ITパスポート(IP)」「基本情報技術者試験(FE)」

社会人1年目で「応用情報技術者試験(AP)」を目安に進めていきましょう。


それ以降はどうすればいいの?


その次は「応用情報技術者試験(AP)」よりも上の「高度資格」を目指してください。いろいろ種類があるのですが、今携わってる実務近い分野の資格を取得することをオススメします。


例えば、

データベースを触っている人は「データベーススペシャリスト(DB)」
セキュリティ設計を携わっている人は「情報処理安全確保支援士試験(SC)」を受けてみてください。


この理論だとSIerの人だとマネジメントばっかりなので「プロジェクトマネージャー試験(PM)」を受けます!となる人が出てくると思います。


こういった方は、技術的な分野にチャレンジしてほしいです。


私は、「ネットワークスペシャリスト(NW)」をオススメします。ネットワークの知識は汎用的で仕事している中で何度も登場すると思っています。


それを示すように、システム開発する際に一番工数がかかるのは「ネットワーク」です。(「データベース」もかかりますが、、、)


なので、ネットワークを体系的に学ぶためにも「応用情報技術者試験」に合格した人は「ネットワークスペシャリスト(NW)」を受けてみてください。


(勉強方法、参考書は後ほど説明します!)


・シスコ技術者認定資格

まずは、「応用情報技術者試験」までを優先的に取得してください。その後は、「ネットワークスペシャリスト(NW)」と説明しました。


もう一つが「シスコ技術者認定資格」になります。


中でも、CCNA(Cisco Certified Network Associate)を取得を目指してみてください。


シスコ技術者認定資格とは、シスコシステムズ製品に関するネットワーク分野の認定資格で基礎的なネットワーク技術を持つことの証明にもなります。


シスコ技術者認定には6つのグレードがあり、「エントリー」「アソシエイト」「スペシャリスト」「プロフェッショナル」「エキスパート」「アーキテクト」の順に難易度が上がります。


今回、アソシエイトレベルに属する「CCNA」を勧めています。それ以上を目指しても問題ありません。

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CCNAの勉強を進めていく中で、幅広い知識を学ぶことができます。難易度も「応用情報技術者試験」を合格しているなら、十分合格が狙えるスキルは持ち合わせているのでチャレンジしてみてください。(もちろん勉強はしてください)


リンク貼っていますので詳細は確認してください。


◆参考図書

実際に私もすべての資格を取得しました。

「ネットワークスペシャリスト」は、「官公庁案件の入札」「プロジェクト計画時」に提出したりするため、資格を持っていることは「個人」としても「会社」としてもプラスに働きます!

名前だけでもいいから貸してほしい!みたいな話もあったりなかったり…笑

最後に、資格取得する際に使った参考書、サイトを資格別にお伝えしようと思います。


・ITパスポート、基本情報技術者試験

栢木先生シリーズは初学者でも駆け出しエンジニアでも分かりやすい本となっております。この本を読んで、まずどういった試験なのか、試験範囲やレベル感が分かると思います。

ITパスポート、基本情報技術者の試験対策本は、いろんな本がありますがこのシリーズで十分と思います。


・応用情報技術者試験

栢木先生シリーズは応用情報向けにはない?です。

私も困ってたくさん参考書を立ち読みしましたが、私は以下のシリーズが良かったです。

「応用情報で必要な知識が分かる」、「各問題、用語について詳しい解説がある」、「問題集が付いている」という観点で、この本が一番クオリティが高いと思っています。


上記の参考書でインプットした知識を定着させるために「応用情報技術者試験ドットコム」を使いましょう。(これは必須です!)

このサイトでは、過去に出た問題を解説付きで解くことができるサイトです。無料ですのでぜひ使ってください。ちなみに基本情報技術者試験用もあります。



・ネットワークスペシャリスト

ネットワークスペシャリスト、通称ネスペはこちらを使いましょう。過去問の解説が丁寧に記載されているので試験慣れと基礎固めにはもってこいです。


あとは、応用情報でも説明しました「ネットワークスペシャリストドットコム」で知識を定着させましょう。


ネットワークスペシャリストは難易度も高くて「いきなりネットワークは、、、」という方は「3分間NetWorking」というサイトで勉強してみてください。

「ネットワークって何?」「IPアドレスって何?」といった人向けのサイトでもあり、これを読んでいけば着実に力をつけていくことができます。

とてもボリュームがあって読破はしんどいかもしれませんが、1章が3分で読み切れます。空き時間や通勤時間に1日1章を目安にすると続けられると思うので是非参考にしてください。

ネットワークスペシャリストの勉強の前に、このサイトから始めるのも良いかもしれませんね。


・CCNA

CCNAといえば、以下の2つのサイトです。

「CCNAイージス」は、CCNAのWeb教科書でCCNAに合格するためのネットワーク技術力が身につけることができます。もし、CCNA受けない人でもこちらのサイトは読むだけでもとても勉強になります。


もう一つは「Ping-T」です。

こちらはCCNAの試験レベルと同じぐらいの問題を解説付きで受けられるサイトになります。有料ですが他にもLinuCやOracleの資格の問題集もあるので気になる人は調べてみてください。


最後に

たくさん書いてしまいましたが、SIerで生き残るために必要な「技術」について、何をすればいいかについてまとめました。


もちろんこれだけではまだまだです。


最低ラインとして上記資格を取得しましょう。取得したときには他にもあれやりたい、これやりたいと興味が湧くと思います。


資格を持っていると興味が湧いてもある程度の力はついているので、「難しそうだからなぁ」という理由で敬遠することはなくなっていると思います。


着実に基礎固めをしていき、「マネジメント×技術」のキャリアを歩めるSIerになっていきましょう。


また、質問箱でキャリアについての質問をたくさん頂いています。

気軽に質問ください。どんどん答えますし、それに対するnoteも書いていこうと思います!

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

にむ

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