最低君
雑記
学生時代、損害保険のコールセンターのアルバイトをしていました。
事故にあった相手方の人に対して怪我の有無とか車の被害状況を聞いて、担当者に伝えるお仕事。
で、アルバイト仲間にあまり好きではないA君がいて、どういう人かというとお客さんと話している最中に笑う人でした。
多分、
-さようでございますね とか
-とんでもないことでございます とか
普段使わない言葉を使っている自分に面白くなってしまったんでしょうね。
まぁ、僕もアルバイト始めたての頃はなんだか、そういう言葉を使う自分がはずかしくなってたりしたので、気持ちは分かるのですが。
ただ、事故にあった相手方というのは、ほとんどが赤信号で停車していたのに契約者側に追突されてしまった人たちで、そんな人たちを前に笑うA君のことはすごく嫌でしたし、A君の電話にあたった人たちはなんだか不憫だな、、と思っていました。
さて、現在の自分が行っている仕事の話。
僕の現在、所属している部署はよく「差押え」という言葉が飛び交っています。朝礼でも電話でも窓口でも。
僕の担当業務は少し違うのですが、同じ部署なので、差押えに関する文章を送付された人たち相手にいろいろ案内する仕事も割と行うことが多いのです。
で、これはお客さんには言っていませんが、差押えに関する文章を送付された人たちの中にも、本当に差押えになる人と放っておいても差押えにならない人たちが混在しており、比率としては本当に差押えになる人を1だとしたら、差押えにならない人たち30くらい、つまり、大多数は差押えにならない人たちだったりします。
上に書いたように僕の担当業務は、差押えとは違う業務。しかし、その仕事も電話や窓口対応で手が止まり、遅々として進まない。
差押えにならない人たちからの相談に、いやーこのままだと、差押えになっちゃうんでー なんて言っている間にも溜まっていく仕事。
だんだん、馬鹿らしくなって一度、電話で笑ってしまったことがあります。
まぁ、、なんでしょうね。
そろそろ僕も死んだほうがいい気がします。