最近みんなやってね?

Twitterを見てると、このnoteというものがよく目に入る。それぞれが感じたことや体験したことを書いてあって面白い。

私もやりたい!と思い立ち、最近のことを振り返ってみた。
実は最近気づいたことがある。

「小林はそこまで面白くない」

皆からすれば「ちょ、え、なに…今更?(笑)」と(笑)をかなり強調して言いそうなものだが、小林にとっては重要なことなのである。

幼稚園、小学、中学、高校とうるさく過ごした学生時代。右向けば笑顔、左向けば笑顔、というような一見、モブサイコのエクボが作り出した宗教のような状況が続いた。

話は少し飛び、現在。
コロナになり、外出といえばバイトか地元の友人と会うぐらいになった。少人数での行動が続いた昨今。私はついに気付くのである。

それはバイトの終わりの時。2〜3人の私を含めたアルバイトは皆ヘトヘトである。そんな中で訪れる駅までの時間。およそ2〜3分。やはり、なにも喋らずに帰るのは気まずいと思うたちの私は懐に温めてある渾身の会話ネタをお見舞いしようと考える。
まずは掴みで皆を笑わせて和やかな雰囲気にっ!
私は全神経を尖らせ、
声は明るくfunnyに!
動きはピエロのような奇抜さで!
It's show time!!

そこにはバイト仲間の死んだ顔があった。
私と同じ20歳そこらのイケイケゴーゴー!な若者がまるで時が止まり、息をするのも恐ろしいほどの空気感を作りだしていた。その黒目の奥は、耳を圧迫するのような静寂で満ちていた。

その表情と空気感を感じた時に私は確信したのである。今まで笑顔を「作り出してた」と思っていた世界は、私のわがままで「作り出させていた」世界なのだと。

きっと学校では、私の知らないところで
「本日の笑い当番」というものがあり、シフト制で私の言うことに笑わなければならないというなんとも劣悪な状況が生み出されていたに違いない。

すまない。そしてありがとう。
学生時代(今もそうであるが)の私と関わった人たちに心から感謝と謝罪をしたい。

そして、このnoteをここまで読んでくれたあなたが「本日の笑い当番」ではないことを切に願う。

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