【年表】オカルト・スピリチュアル・エネルギーワーク・都市伝説・占い年表〜日本の不思議な世界を辿る
「オーラ師のスピ認知」は、科学的な情報や独自の深い洞察に基づいた考察をお届けする自助活動の場です。ちょっと不思議な能力についても、人体の可能性を科学的に探究しています。
今回は、オカルト・スピリチュアル・占い・都市伝説・エネルギーワークなどなど、「不思議世界と時代の流れを感じてみたい」と思い、年表を作っています。
完全には把握しきれないため、皆さんの情報、ご指摘お待ちしております。コメント欄や、エックスに情報をお寄せいただけると嬉しいです。
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オカルトスピリチュアル年表
平安時代(794年-1185年)
平安京(京都)で陰陽師は、貴族皇族のために占術・天文・暦作成・災害の予知と対策・病気の治療を行う。
源氏物語や今昔物語集に天狗や河童が描かれる。
鎌倉時代(1185年-1333年)
浄土宗や浄土真宗の布教により、死後の世界が広まる。
室町時代(1336年-1573年)
武士階級の力が増し、陰陽師の活動範囲や影響力が下がる。
御伽草子などの物語、に妖怪や幽霊の話が収録。庶民の間にも広まる。
1500年代から1600年代中期:社会的不安や宗教的狂信によりヨーロッパ各地で魔女狩りのピーク。日本に影響があったという文献はない。
江戸時代(1603-1868年)
『百物語』や『怪談』などの怪異話が庶民の間で広まる。
妖怪絵巻や浮世絵などで妖怪が描かれる。
明治時代(1868年-1912年) 陰陽道の役割が消滅
1868年(明治元年): 明治維新により、日本の社会と文化が大きく変化し、西洋の科学や技術と共に心霊やスピリチュアルな思想が輸入され始める。
1900年代初頭: 心霊主義(スピリチュアリズム)が欧米で流行し、日本にも紹介される。霊媒や交霊会が注目を集める。
大正時代(1912年-1926年) レイキ誕生
1919年: 臼井甕男が臼井レイキを創始。京都でレイキ療法を教え始め、生命エネルギーを用いたヒーリング手法として広まる。
1922年: 臼井甕男が臼井霊気療法学会を設立。
1926年: 現在のレイキヒーリングの基礎を確立。
昭和(1926年-1989年)
昭和初期 戦争
1938年: レイキヒーリングが日本国内で広まり、医療の補完療法として注目される。
1940年代: 第二次世界大戦の影響でレイキの普及が一時停滞するが、戦後に再び広まりを見せる。
戦後復興期 UFOが注目される
1954年: 日本(北海道)で初めてUFO目撃報告が公式に記録され、UFO現象の関心が高まる。
1955年:日本初のUFO研究団体「日本空飛ぶ円盤研究会」が設立。
高度経済成長期 オカルトやスピリチュアルに関する書籍が増加
1960年: 気功が中国から日本に伝わり、健康法として注目され始める。
1965年: 気功師がテレビで紹介され、一般的な健康法として普及。
1969年: アポロ11号の月面着陸により、宇宙に対する関心が高まり、高次元宇宙思想が広がりを見せる。
1971年: アントニオ・アグパオアの「心霊手術」が日本のテレビで大論争を巻き起こす。
石油危機〜バブル期 オカルト専門雑誌が登場
1973年:ドラマ「あなたの知らない世界」夏休みの再放送が1997年まで不動の伝統化。
1974年: ユリ・ゲラーのスプーン曲げがブームに。学校でも子どもたちが真似をする。
1976年: 統一教会(現・世界平和統一家庭連合)が日本で大規模な勧誘活動を開始。
1978年: レイキヒーリングが注目を集め始め、自然治癒力を高める手法として人気に。
1979年: 雑誌『ムー』創刊。UFOや超常現象、オカルトに関する情報を提供し、多くの読者を獲得。
1970年代後半:降霊術「コックリさん」が若者の間で一大ブームとなる。都市伝説「口裂け女」もこの頃。
1980年代 テレビ番組の特集が増え、書籍も売れる
1981年: 江原啓之がスピリチュアルカウンセラーとして活動を開始。
1983年: 心霊写真や心霊スポットのブームが再燃。
1986年:シャーリー・マクレーンの「Out on a Limb」翻訳版が出版。ニューエイジの概念が広く知られるようになる。
1984年: 遠隔気功が話題となり、気功師による治療が注目を集める。
1985年: オウム真理教が創設され、後に社会問題化する。
バブル期
1986年: 幸福の科学が大川隆法により設立。
1987年: アニメ『うる星やつら』でラムのキャラクターが人気となり、妖怪やオカルト要素が注目される。
1988年: 細木数子の『六星占術』がブームになり、占いの一大潮流となる。
1989年: Mr.マリックが「超魔術」で話題に。
1980年代:都市伝説「トイレの花子さん」や「人面犬」が小学生の間で広く知られるようになる。
平成(1989年-2019年) ニューエンジブーム
バブル崩壊失われた10年
1990年代初頭:ニューエイジブームがピークに達し、様々なスピリチュアル関連のセミナーやワークショップが開催される。
1991年: ノストラダムスの予言が話題となり、終末論ブームが広がる。
1993年: 自然派思想が広まり、オーガニック食品や自然療法が注目される。
1994年:スーパーファミコン「かまいたちの夜」が発売。その後大ヒット。
ドラマ「Xファイル」のテレビ放送開始。大ヒットを巻き起こす。
阪神淡路大震災・地下鉄サリン事件
1995年: オウム真理教による地下鉄サリン事件が発生し、オカルト的な側面が注目され、社会的に大きな影響を与え、警戒感が高まる。
1997年: 映画『リング』の公開により、貞子がホラーキャラクターとして大ブームに。
心霊番組『奇跡体験!アンビリバボー』が放送開始。その後安定した人気を博す。
夏の恒例行事「あなたの知らない世界」放送終了。1998年: タロットカードが一般に広まり、占いの手法として広く受け入れられる。
1999年: 遠隔気功が再び注目され、多くのテレビ番組で特集が組まれる。
1990年代後半:
インターネットの普及に伴い電子メールの利用が一般化、幸運・不運・都市伝説・迷信等チェーンメールが出始める。
斉藤一人・小林正観など、スピリチュアル悟り系発信者の活動が活発に。自己啓発ブームが起こる。
風水に関する書籍が増え、人々の関心が高まる。
心霊スポット巡りが流行。
Dr.コパの風水が一大ブームを起こす。
2000年代 ADSLや光ファイバーが普及しインターネットが一般化
2000年代初頭:携帯電話が普及し携帯インターネットサービスの普及により、Eメールの利用が一般化。若者を中心にチェーンメールが流行、社会問題に。
2000年:エレイン・N・アーロン著「The Highly Sensitive Person」の日本語訳が出版される。スピリチュアルな体験をする人々の存在が心理学の分野で認知される。
2003年: アニメ『シャーマンキング』が放送開始され、霊やスピリチュアルなテーマが子供たちの間で人気になる。
2005年: テレビ番組『オーラの泉』が放送開始。スピリチュアルブームが再燃。
この頃HSPのスピリチュアルセッションやヒーリング活動が活発になる。2006年:ロンダ・バーンの「ザ・シークレット」が出版され、ニューエイジの概念である引き寄せの法則が広く知られる。
2007年: 天使やツインレイ、非二元(ノンデュアリティ)などの思想が紹介され、スピリチュアルな探求がさらに深まる。
2008年: アニメ『夏目友人帳』が放送開始される。
2009年: バシャールのチャネリングが注目を集め、宇宙人との交信が話題になる。
2010年:2ちゃんねるに、2062年から来た未来人が登場。
2000年代後半:インターネットリテラシーが向上し、チェーンメールが減少。
江原啓之の霊視が疑問視され、スピリチュアル批判が湧く。
スピリチュアルを利用する悪質なビジネスをする組織が増え、スピリチュアル全体の信頼性が損なわれはじめる。
のめり込む信者と家族友人との関係が悪化し、問題視されるようになる。2010年代初頭:ハッピーちゃんのメッセージが多くのフォロワーを獲得。
書籍やメディアで瞑想やヨガなどの精神的実践がHSPに推奨されるようになる。マインドフルネスがビジネス界などで取り入れられ、スピリチュアルな実践が広がる。
東日本大震災 予言に関心が高まる
2011年: 東日本大震災後、スピリチュアルや予言に関心が高まり、パワースポットやスピリチュアルカウンセリングの需要が増える。
スピリチュアル系の協会がいくつか設立され、活動が活発になる。
2ちゃんねるの未来人の予言が当たり、大きな注目を集める。2013年: 代替医療が注目され、遠隔気功やエネルギーヒーリングがメディアに取り上げられるが、批判や疑問が提起された。
2015年: 映画『貞子vs伽椰子』が公開され、再び貞子が注目さる。
2017年:SNSでオカルト・スピ・心霊のコンテンツが増え始める。
「繊細さんの本」武田友紀著が出版され、HSPに関する書籍の中でもベストセラーとなる。2018年: 幸福の科学が政治活動を開始し、社会的な注目を集める。
ハッピーちゃん「縄文祭」でトラブル。
令和(2019年-)
2019年:オカルトやスピを専門的に扱うチャンネルが増え、視聴者の関心が高まる。
心屋仁之助が不倫を告白。信者離れが起こる。2010年代後半:高次元宇宙スターシードが盛り上がりを見せる。
多くのスピリチュアルオンラインサロンが高額な会費が設定されているにも関わらず、結果がでない内容に対する不満や不信感が高まる。
新型コロナウィルスのパンデミック ステイホームでSNS利用が急増
2020年代:陰謀論が極端に増える。
陰謀論・代替医療・スピリチュアルなど、エビデンスのないものに対する警戒心や批判が強まる。
HSPに関する関心がさらに高まり、テレビ番組やニュースで取り上げられ、認知度が高まる。2020年: 新型コロナウイルスのパンデミックにより、オンラインでのスピリチュアルカウンセリングが増加。
2021年: 内面に向き合う人が増え、レイキヒーリングや遠隔気功が増加する。
2022年: YouTubeやSNSのオカルトやスピリチュアル、心霊などは、エンターテイメントの一部として定着。
2023年:ジョセフ・ティテルや松原照子の予言が話題を呼ぶが、不安を煽る内容で批判が高まる。
スピリチュアルや代替え医療の手法に対して科学的な検証を強調する動きが顕著になる。
HSPに関する研究や調査が進み、学術的な理解も深まる。2024年:監視カメラや電子機器を用いて、一般人が検証を楽しむ時代に。
UMAやUFOの特集がテレビで増え、視聴者の関心を集める。
出典
カルト宗教とフェミニズムについて|グズマニア。
オカルトブームを振り返る 70年代~90年代編 - サトミマンガ.com
オカルトブーム - Wikipedia
〖ムー昭和オカルト回顧録〗70年代オカルトブームに火をつけた「心霊手術」論争(ゲットナビ)
無宗教の日本人が「スピリチュアル」にはまる謎 2000年以降の江原啓之ブームは何だったのか | 宗教を問う | 東洋経済オンライン
カルト宗教の怖い教団ランキング37選!日本と海外に分けて紹介〖最新決定版〗 | WONDIA
〖2024最新〗世界・日本にあるカルト教団のすべてを徹底調査
Wikipedia - 奇跡体験!アンビリバボー
昔、夏休みと言えば「あなたの知らない世界」
Wikipedia - 日本空飛ぶ円盤研究会
国際未確認飛行物体研究所
「日本の妖怪図鑑」(村上健司著)
「妖怪大全」(高田崇史著)
「日本の怪異・妖怪伝説」(小松和彦著)
「四谷怪談考」(中村幸子著)
「円朝と牡丹灯籠」(小泉八雲著)
「日本の妖怪・幽霊大図鑑」(森野達弥著)
「都市伝説の真相」(松谷みよ子著)
「The Highly Sensitive Person」(エレイン・N・アーロン著)
「精神世界のゆくえ―宗教からスピリチュアリティへ― 」(島薗進著)