退院してきたものの…その3
前回の投稿で「ピークは超えた模様」とお伝えしましたが、それから4日経った今も熱は続いています。38℃を超えることは無くなりましたが、37.5℃前後の熱がダラダラと続いています。
患部の赤みは引いてきましたが、今日の乳腺外科の受診でも、血液と滲出液合わせて70ml抜いてもらい、もう一度同じ抗生物質が処方されました。まだ全快には程遠いようです。
今回摘出したがん細胞の生検の結果が、ホルモン剤がよく効くがんだったので、抗がん剤は使わずにホルモン剤と放射線の併用で治療していくことになったのです。ところが傷の治りがあまりに遅いので、先に放射線を当ててからホルモン療法をしようというプランが狂い、放射線がなかなか当てられないので、先にホルモン療法を始めることになりました。
前回受診時に卵巣の働きを止める注射、リュープリンというお薬を注文してもらっていたので、今回打ってきました。皮下脂肪の多いお腹に注射し、徐々に薬剤が溶けていって半年効果があるとのことです。
リュープリンの注射が初めてだったので、お会計の時に2万超えた請求額にびっくりして変な声が出てしまいました。今回注射したのはリュープリンPROという薬で、薬価を調べると2022年7月27日現在、75823円でした。3割負担で22000円ちょい。あー、びっくりした。これを3年から5年の間、半年ごとに注射することになります。懐が痛い。
あと、タモキシフェン錠というお薬も併用するらしいのですけれど、これは今回処方されませんでした。傷が治ったら出るのかな?こちらのお薬は5年から10年続けるらしいです。このままいくと閉経しそうですね。
これらのお薬の副作用としては、更年期障害の症状が出ることなどがあります。母の更年期障害が長くてつらそうだったので、私は症状が出そうになったらホルモン補充療法受ければいいや、と思っていたのですが、がんになったことにより、更年期障害が思ったより早くやってきて、しかもエストロゲンはがん細胞の餌となってしまうので、ホルモン補充療法は受けられないことになりました。何よりもがんの治療が最優先なので、仕方ないですね。
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