2024年びわ湖マラソン 4:17:08
ひょんなことから3月10日のびわ湖マラソンに出ることになった。23年の夏からランニングを取り入れて5キロ10キロと距離を伸ばしていき、ハーフを完走した時点でびわ湖マラソンにエントリーした。倍々ときてたからハーフの次はフルだろうっていう安直な考えだ(笑)。
あと、zwiftクラブのマーケン社でびわ湖マラソンに挑戦しよう!と盛り上がってたのも理由の一つ。もっとも、マーケン社の皆さんがサブスリーを目指してるのに対し、こっちは完走できたら上出来なレベルなので、ひっそりと走るつもりでいた。
が、いつの間にかマーケン社ランニング部のグループチャットに入っていた(笑)。正直ポルナレフ状態なのだが、VDOT的に目指せそうなサブフォーを目標に頑張ることに。
びわ湖マラソン当日は、マーケン社やJETTから多数の方が参戦していたし、マラソンに出ない方たちも自転車で応援にきていた。
スタート前や打ち上げで話す機会があったが、普段zwift上でやり取りしている方々と直接会うことは初めてで、とても緊張したしメッチャコミュ障だったと思う(笑)。でも、皆さん良い人尊敬できる人ばかりで、良い経験となった。
正直、サブスリーを目指すグループの中に1人だけサブフォーという目標でいると、自分がちっぽけなものに思えて恥ずかしかったが、目標に挑戦する1人として参加してよかった。
結果は4:17:08で目標に届かなかったが、皆で目標を決めて取り組んできた期間はとても楽しく有意義だった。でもこの結果は悔しいので来年リベンジしたいと思う。ちなみに、来年のターゲットは2月のさいたまマラソンらしい。
当日の服装はこんな感じ。
CRAFTメッシュインナー
CRAFTエクストリームロングスリーブ
マーケンTシャツ+ゼッケン
ASICSポンチョ
RxLメリノウールグローブ
ASICSセービングタイツ
ミズノマルチポケットパンツ
RxL5本指メリノウールソックス
貼るカイロ3枚
ASICS NOVABLAST3
走り始めて数キロでポンチョは脱ぎ捨てたけど、これがなかったら待ち時間の寒さに耐えられなかった。もっとも、皆は雨合羽で上下防寒してたので、来年は雨合羽を真似しよう。
補給食はアミノバイタルとマグオン他。5つ持っていって7キロ事に食べた。それぞれに岩塩タブレットをマスキングテープで貼り付けて、ジェルと一緒に摂取した。
朝ご飯は薄皮アンパンとホットミルク。コンビニでおにぎり。もう少し食べてもいいかも。
トイレは、起床時、朝の桂川駅、競技場に到着してすぐ、整列前、整列後スタートまで我慢できず、の5回行った(笑)。社会的に死ぬかと思った…
スタート
そんなわけで最後尾に整列することになった。アナウンスがあってスタートを知る。といっても全然進まない。脇から先頭が競技場からでていくのが見えた。速い。
その後Dグループも前に進んでいくので端から前に上る。スタート地点を通過したのは7分が経過してから。競技場内は混雑して速度は上がらないし後ろを見ないで斜行するランナーも多く、大人しくする。競技場を出てから徐々に速度が上がって、5分半ペースで走る。ペースの合いそうな人はいなくて、とりあえず前に。走り始めたら暖かくなったのでポンチョは脱いで捨てた。脱ぐときメガネが引っかかりそうになったので、前を少し破ってから脱いで、沿道のスタッフに渡す。
途中右に曲がったところで、マーケンやマーケン!って声が聞こえたので、あいよ!と返事を返す。自走での応援組かな?ありがとうございます。
大体同じくらいのペースのグループができても、微妙なピッチ差で走りにくかったり、坂をペースを落とすかどうか各自違ってたりして、グループの維持はままならない感じ。もっと上のペースだったり中盤以降は違うんだろうけど、序盤はそんな感じ。近江大橋でスマホで景色を撮影する人もいて邪魔だと感じたけど、楽しみ方は人それぞれ、楽しんでるなーって羨ましかった(自分はそんな余裕なし!)。
15キロあたりから折り返しとすれ違う区間。誰かいないか探したけど誰もおらず。もっと前だよねー。
給水所では必ず給水を心がけてた。そのおかげもあって脱水症にはならず。どちらかというと飲みすぎた気がする。
序盤の給水所では急に立ち止まる人にぶつかりそうになったり、もう少し気をつけないとと反省。
このあたりから青鬼のコスプレをしたランナーと一緒に走ってて、沿道からの声援がすごかった(笑)。有名な方なのかな?
ハーフタイムが1時間58分で貯金なし。このときの体力に余裕はあったかわからない。イーブンペースで走っててまだいけそうだったけど、疲れを感じていたのは事実で、この辺りで諦めたほうが良かったのかもしれない。
25キロ過ぎたあたりから、なぜか早く烏丸につきたくて仕方なかった(笑)。烏丸が見えてホッとしたことを覚えてる。
烏丸の出口でbeniさんとすれ違う。もうゴールするところだ!応援したかったけど。とっさに声が出ない。こっちもいっぱいいっぱい。28キロくらいから両足の四頭筋が痛みだしてきて、これがあれかー30キロの壁かー、みたいに考えてたら社長とすれ違って声をかけていただいた!おう!としか返すことができず…心は復活したけど脚が…
30キロ過ぎたころから脚を回すのが辛い。シロしばさんとすれ違ってかすれ声で応援したら振り向かせてしまった…もっと早く声掛けしないと危ないと反省。
考えてたのは11月の玉ねぎリレーのこと。あのときは1-3キロごとに交代したから、インターバル走でたいへん辛かった。あの時を思えば今の辛さは大したこと、あるわ(笑)どっちも辛いです。
ここから33キロの折り返しまでがとても長く感じた。沿道からあと10キロ!って2、3回声かけてもらったんで、どっちやねん!って心のなかで突っ込んだ(笑)。
SKH競技場に入る頃にはペースがガクッと落ちて、どこで止まってもおかしくなかった。とにかくさっき見た36キロの看板までは行こうと振り絞る。競技場内のエイドで近江牛ローストビーフがあるんだけど、お腹に入れたらアカンとパス。集中力も切れてて、周りのゴミ拾うの大変やなーとか考えてた…
フォームを意識せな!ってこのとき急に思って、反り腰にならないよう注意して走ってた。今更感(笑)
で、36キロの看板を見た瞬間、あーもう無理と脚が止まってしまった…歩きながら諦めたこと、心折れたこと、練習不足なこと。いろんなことを考えながら、時々思い出したように走る。このままゆっくり歩くのといったん休憩するのとどっちが速いのか?なんてことも考えた。
沿道の方からサロンパススプレーを貸してもらった。ありがとうとお礼を言ったけど声がかすれてて聞こえなかったと思う。改めてありがとうございました。
で、ゴール。
完走メダル、タオル、預けた荷物を受け取って、打ち上げに遅れるといけないから早々にバスで草津駅に。ああ、おにぎりと豚汁ぇ…
バスを降りた場所からの下り道、脚が痛くてまともに歩けなかった(笑)。
感想
スタッフ、ボランティアの皆様ありがとうございました。おかげで楽しく走り自分の限界に挑むことができました。
なによりマーケン社の皆さん、ヨワヨワな自分を仲間として迎えてくださってありがとうございます。皆さんのSNSでの報告やログを見てると自分もやらなと励みになりました。
立ち上げから打ち上げまで企画してくださったMatsuken社長、Iwakawa専務、玉ねぎリレーのときにすごい走りを見せてくれたOKD部長、beniさん、シロしばさん、HONDAチャンプ。ありがとうございました。あれがなかったら辛い時間で心折れてました。