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陶芸屋さんが作ったクラフト雑誌-The Craft Life Vol.1

「暮らしが仕事 仕事が暮らし」
陶芸家 河井寛次郎(1890-1966)の言葉です。

その言葉に憧れ、京都市から少し離れた地域で陶芸の仕事を始めました。
元農家をアトリエと自宅に改造し、日々土に触る生活です。

朝も夜も早く訪れるこの地域で
自然の時間に合わせて働き、よく食べてよく寝ることの大切さを日々感じます。

30年間、学業と仕事で慣れていた都心部の生活から離れ
出勤は敷地内の工房に10歩歩くだけ。

お昼は近所の方から頂いた新鮮な野菜か、地元で手に入る食材が大半です。
軽く炒めて少し味付けするだけでもとても美味しいです。

土に触れる仕事の魅力を知ってからは目に見える形(モノ)を売ることより
目に見えない形(モノづくり)で人と繋がることに興味を持つようになりました。

そこで手がけたのが「とにかく土に触ってもらう」プロジェクト、
土で出会った12人のストーリーThe Craft Life Vol.1の始まりです。


NIMBUS(雨雲)をイメージしたトレシングペーパーの表紙
ハーブティー屋さんのオーナーが作った白いカップ
アメリカで建築を学んだ空間彫刻家のオブジェ
作り手のライフスタイルをインタビューして記載
京都府綾部の茶懐石用お皿作りも手がける
古民家を受け継ぐ薬膳料理師の物語
地域のために働く方や
藁細工の仕事をされる方も
絵を描くアーティストも
古民家再生の仕事をされる方も
ヨガーの先生も
土に触って自分の作品を仕上げました。
The Craft LIfe Vol.1  by NIMBUS STUDIO

こうやって出来上がった初のクラフト冊子は、作り手の手元に届きます。
英文でできてるので、海外の雑誌を読む気分になります。

この冊子をきっかけに
これからもずっと、The Craft Life。


香陶作家の工房 
NIMBUS STUDIO
@nimbus_studio

                                     


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