【非常用ティラー】石橋(あるいは木材)を叩いて壊れたら渡れないのでステンレス
パンが無ければブリオッシュを食べればいいのに…
木材がダメならSUS(ステンレス材)でいいのに…
これはずっと前に完成していたんですが、県外移動自粛で長いこと受け取れていなかったステンレス製の棒の話です。 先日のセイリングの際にやっと受け取れたので、このステンレス棒の話を書きます。
昨年末にヨットを出した際、(自分の中だけに)激震が走ったティラーが折れて操船不能になり岸壁に叩きつけられた事件がありました。
ぽっきり折れまして、
まぁ、これじゃあ直しようもないので、
チークやスプルースの板を貼り合わせて角材にし、それを削り出してティラーを作ったわけです。
一応、ちゃんと動きますし特に問題はありません。
むしろ元のティラーがちょっと長かったので、自分好みの長さで作ったこれはなかなか調子がいいですわ。
とは言ってもですよ、前回チークの無垢製と思われるティラーがぽっきり折れてるわけで、
木工の知識が皆無なのに適当に板を貼り合わせて、
適当に色を塗った棒を完全に信用しきれない自分がおりましてですね。
色々と考えた末、ブームを普段固定している金具を作ってもらったヨット仲間の工場にお願いをしまして、
バーン!と非常用のティラーをステンレスで作ってもらいました。
非常用なので、何かあっても工具を使わずに、
アウトラダーユニットに突っ込んで、溝をここに掛ければ使えるようになっています。
強度はSUS材ですから完璧(本当はラダーユニットより弱い方がいいんでしょうが、非常用って事で)。
これで信頼度Cとも(私に)言われる自作ティラーのフェイルセーフとして非常に強固な予備のティラーが手元にあるわけで、少しは安心という物です。
欠点は、これは最初からわかってましたが「非常に重い(非常用だけに)」ことと「長いからしまう場所にちょっと困る」くらいでしょうか?
まぁ多少の不便があっても安心には変えられませんので。
もしマリン関係(じゃなくても)のステンレスパーツ等でお困りの方がいらっしゃればご紹介致します。