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【FFヒーター取付編11】君がプロジェクト再始動と言ったから今日は開孔記念日

FFヒーター取付編10はこちら

いやぁ、前回FFヒーターの取付を書いたのは2020年3月ですよ。
ウイルス禍→夏の暑さ→飽きた(暑いから必要性を感じなくなった)
と言う状況と気持ちの変遷を経て、寒くなった今再び必要に駆られて作業を開始です。
この冬に作業を終えないと東京オリンピック前に始めた作業が北京オリンピック後になっても終わらないと言う、六本木ヒルズ建設並の工期になってしまいます。
しかしオーバーホールで全てのパーツをバラバラにしたCF6(ボーイングやエアバスで結構使われてるジェットエンジン)でも10日もあれば組み上がる時代、こんな事に年単位のオーダーなんて…

と言うわけで気を取り直して作業再開です。

と、その前に。

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前回のビルジ騒動でエンジンルームの中がまだ湿っぽいので、エンジンルームのハッチを外し、ファンで中に乾燥した冬の空気をバンバン送ってやります。
エンジンもシャフト周りも常にドライに!

さて、トイレに設置する事にしたヒーター本体ですが、

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このシンクの青い部分を削るかヒーター本体に下駄を履かせないと無理と言う事で、手元にあったアルミチャンネルで、

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こんな感じになるマウントパーツを作ったのですが、実際に組み込もうとすると不可能な事が判明(ボルト留めが出来なかったり色々と知恵の輪状態だったから)。
そこでやる気が無くなりつつ、ウイルス騒ぎでの県外移動自粛等でヨットに行けなかった事が重なり、放置となった次第です。

そこで今日は、もう後にひけないように穴を開けます。

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このマジックで描かれた所に給気、排気、燃料のパイプが通ります。
まず穴を開けてしまい、背水の陣になったところでどうやってヒーター本体を嵩上げしようか考える事にします。
通称「いきあたりばったり背水の陣作戦」。

マルチツールで…

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騒音を響かせながら切っていきます。
ちなみにこのマルチツール、昨年夏の棚卸しの時に行方不明になっていましたが、後に同じマリーナの人に貸していた事が判明、今は無事手元にあります(貸した事を忘れてた)。
それにしてもブレードの摩擦ですっごい煙が出てトイレに充満し息苦しい、目が痛い…

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息を止めて(←本当に)作業し、やっと切れました。
マルチツールで初めて木を切ったのですが、熱で木が焦げるんですね。
切断面も焦げで真っ黒、切り子も真っ黒です。
いや、使い込まれて歯が丸くなったやつを使ったせいかもしれませんが。

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とにかくこんな状態なので、作業を進めるしかならなくなりました。
自分を追い込む作戦成功です。

で、改めてどのくらいの高さの下駄を履かせればいいのかを計測しまして…

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ややこしい課程で計測したので写真は撮ってないんですが、とにかく結果は16.4mmでした。
と言うことは…  確かソーラーパネルを取り付けた時に余った8mm厚のアクリル板があったはず。

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見つけたので、2枚重ねて穴を開けました。
これで組んでみます。
ヒーターのプレートと合わせてだいたい16.5〜17mmくらいのはず…

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ふむふむ…

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大丈夫です、16mm +αでシンクに接触せずヒーターを固定できるし、一番大事な事として、ちゃんとこの状態で組めそうです。

ここで時間切れ、そろそろ家路につかないといけません。
次回マリーナに来たら、この嵩上げ用のアクリル板の固定と耐熱処理をしたいと思います。

FFヒーター取付編12へ続く