【風向風速計取付編2】新しいウインデックス
風向風速計取付編1はこちら
風向風速計を取り付けるための、マストトップとマスト灯との間に噛ませる部品ですが、まだステンレスの棒が未入荷でお預け。
先に、他の関連作業を進めますよー。
■ウインデックス
3年前の令和元年房総半島台風(台風15号)では、千葉を中心に各艇が大きな被害を受けました。
ウチのヨット、特に大きな被害こそありませんでしたが、ウインデックスのベーンが若干歪んで動きが渋くなっていたのと、タッキングタブが1つ吹っ飛んだ状態で、見た目が貧相になっていましたので、今回はマストトップ周りの装備の刷新と言う事で、ウインデックスを新たに購入しました。
しかし、あのタブ、たまにすっ飛びますよね。
私が毎日読んでいるブログ(毎日更新してるのがすごい)の、kozy4さんのヨット、Blue wave Ⅱでも少し前にタッキングタブを修理していましたし、私も以前のヨットから合わせて、このタブが無くなるのは合わせて3回目です。
じゃあ今回はちょっと違うのを買うか…
バーン!
え?同じヤツじゃないかって?
はい、諸事情により再び同じ物を購入ですわ…
いや、正確に言うとですよ。
ほら!ロゴが違いますやん!
きっと、機能改善してるはず!
と言い聞かせて、早速組み立てますよー。
では開封。
シンプル(is bestと信じたい)。
タブバーは、ベーン本体と共締めなのか…
ベーンを止めて…
ベーンの上に付く、役割不明の針金部品を付けます。
これ何?避雷針か?? でもベーンは樹脂だから通電しないよね。
仮に金属が入ってて通電しても、本当に落雷したら、樹脂が溶けたり割れたりするわ(飛行機がそうなのよ)。
あ、鳥避けスパイクって箱に書いてあった。
なるほどね。
次に、
マスト灯のマウント金具に取り付けて…
このスクリューを緩めて、タッキングタブの向きを調整。
再び締めて固定。
これで
完成。
吹っ飛びがちなタッキングタブは、
おまじない程度ですが、
手元にある物で、一番耐候性がありそうなシリコンボンドをベタッと置きました。
ま、こんなんじゃね… 役には立ちませんが、無いよりマシ程度?
くるくる回るよ(当たり前)。
■マスト灯の配線
次に、取り外す時に、ハサミで切断したマスト灯の配線。
防水コネクタで接続しようかなーと思ってたんですが、風がバンバン当たるし、滅多に取り外す事なんかないよな… と思い直しまして、金具の固定後に配線はハンダ付けする方向で。
どちらにせよ、
取り外した時にカットした配線、残りは結構短い。
マスト灯を分解して、基盤から新しい線を生やす事にします。
ガチャガチャ…
って、バラせない? どうやって??
ずっとお日様の下、風雨に曝露していたヤツなので、無理にバラして樹脂の爪を割っても嫌ですから、正確な分解方法を検索する事に。
えーっと、小糸製作所のページから小型船舶用船灯に行って… 説明書を検索…
……無いか。
5年前、前のヨットの時に船尾灯を交換。
その時も小糸製作所のこのタイプを買ったはずなのに、まったく構造を覚えていません。
なんかもう帰らないといけない時間が迫ってきてるし、諦めるか!
仕方がないので、このままの残った線を使う事にしますわ。
どう考えても線の長さが足りませんから、ハンダ付けされている配線の先に新たな線を継ぐめ、更にハンダ付けする事になります…
なんだろう、老舗鰻屋のタレみたいな継ぎ足し継ぎ足し感…(「注ぎ」違いか)
もうダメ、タイムアップ!
本日のマリーナでの作業終了!
帰宅!
■余分なワッシャー達
帰りますと、新たに作る部品をマストトップに固定するためのボルト類が届いていました。
・アルミのアーレンボルト2本(予備を買わない美学)。
・アルミのナット20個
・アルミのワッシャー34枚
・PTFEのワッシャー8枚
実際に使うのは…
ボルト2本、ワッシャー4枚、PTFEワッシャー4枚、ナット2個だけなんですよね。
つまり、ナット18個、ワッシャー30枚、PTFEワッシャー4枚は余る事に。
単数で売ってないから仕方ないですね…
こんな感じで本日の諸作業は終了。
来週中に新しい部品が完成すれば、次回はいよいよ、そのパーツを使って、風向風速計のフィッティングになります。
部品が間に合わなければ、先にディスプレイ部の設置をしよう。
そう言えば、マストトップに据えるセンサーユニットの取り付け方法ばっかり考えていて、ディスプレイ部の方は全然考えてなかったな…
風向風速計取付編3へ続く