【オイル交換】オイルを交換しつつ、振動の原因が…
オイル交換に来ました。
毎年1回、年初の1月にオイル交換と言う(自分で決めた勝手な)ルールですが、先週海に出た時に油圧警告が出ましたので、一応ダメ元でオイル交換してみます。
オイルレベルゲージを見る限り油量は下限よりも上にありますし、オイル交換(油量合わせ)なんかで根本的解決になる可能性は限りなくゼロですけどね…
と言うわけで、隠れ家からカートに載せて持って来たこれは、
(自称)オイル交換セット。
中身は…
オイル交換に使う物だけ入ってます。
ついでに軍手がそろそろ無くなりそうなので、12双程買って来ました。
水道の蛇口からホース→モーターフラッシャー経由で冷却水取水口に水を流しつつ、10分くらいアイドリングさせてオイルを温めてから作業開始。
今回はオイルフィルターを交換しないダメ元いい加減オイル交換。
オイルレベルゲージを抜きまして、ここにオイルチェンジャーのノズルを突っ込んでズルズルと吸い出してやりますよ。
オイルフィラーキャップも少し開けておきます。
(ウチの)ヨットの構造上、オイルチェンジャーをエンジンより低い位置に置くことは出来ません(長ーいホースで船台の下まで持っていけばいけるけど…)。
故にサイフォン効果で自動的にチュチューと言うわけにもいきませんので、たまにシュポシュポとポンピングして負圧の力で引っ張ります。
電動のチェンジャーが欲しいな。
やるか… シュッ、シュッ…
と、小一時間やりました… 明日は筋肉痛確定。
明日の筋肉痛とトレードオフしたのは約1.7リットルの廃油。
こう言うのがヨットの上にあると、私の場合はロクな事になりませんので、早々に船外に降ろして…
オイルパックの中へ…
捨ててやります。
これで抜いて捨てる行程は終わりましたので、次は入れる行程。
オイルとオイルジョッキを用意。
先程廃棄したオイル量が1.7リットル程でしたので…
1.8リットル強(つまり適当)をジョッキに入れて…
オイルフィラーキャップから…
オイルを注いで…
オイルレベルゲージで油量を確認。
いいですね、ちょうど上限いっぱいくらいだ。
ここで再び水道から冷却水を注ぎ、アイドリングで15分程エンジンを回して馴染ませ、その後再度オイルをチェック。
油量や色に異常はありませんでしたので、これにてオイル交換(暫定版)は終了。
さて、では肝心の油圧警告灯はどうなったかと言うと…
変化無し。
3,000回転以上くらいにすると警告灯・音は消えます。
つまりオイルポンプの力が弱いか、油圧センサーが鈍感すぎるか?
色々と原因究明を始めたいところではありますが、その前にする事があります。
浦賀水道航路の真ん中でプロペラスクリューに何かが当たってエンジンが止まった後少し振動が大きくなった事件。
通称、振動事件(今命名)。
プロペラブレードの
トレーリングエッジのこの曲がりだけでそんな振動が出るものか?と言う疑問もありまして、今日はレーザー距離計と三脚を使い、実際にプロペラスクリューを回しながら歪みとかブレを計測してみるつもりです。
ま、その前に(普段なら危ないから絶対やらないけど)地上でプロペラスクリューを回して見るのもいいかもね。
そんな気軽な気持ちでアイドリングするエンジンの回転数を上げ、足下にプロペラの回転を感じつつヨットを降りて見てみると…
え!?
なんだこれ…
プロペラブレードがちょっと曲がってる… ではなく、シャフトが完全に曲がってますやん!
首折れってやつ?
ちょっと信じられないくらい曲がってるんですけど?!
むむむむむ…これで決まりました。
しかしこれ、ベアリングとか大丈夫なのかな?
シャフトはこれくらいなら修正出来る物なのか、作り直しするのか…
(お財布の中身が減る事も含めて)色々と考える事が多すぎて、悶々としてますわ…
ステンレスのシャフト曲がりって、どれくらいのレベルまでなら直るんだろ?(基本的に曲がった金属は二度と元には戻りませんが、許容範囲と言う意味で)
クラックが無ければかなりいけると言う話を昔聞いたような気も…
因みにこれは
2年前にシャフトを抜いた時の写真(PSS交換時)。
どちらにせよ、またあの手間がかかるのかぁ…
油圧問題で、もしかするとオイル交換は近々にもう一回やらないといけない可能性もあるので、オイルチェンジャーも綺麗に洗わず、オイル交換セットも持って帰らず、ヨット下に放置してきました。
ああ…失意が大きすぎて、今日は他にもラダーホイストの壊れたクリートを取り付け直したりとかあったのに、忘れてそのまま帰って来ちゃったよ…