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【FFヒーター取付編19】熱に負ける(←”夜に駆ける”みたいな感じで)

FFヒーター取付編18はこちら

前回は耐熱パイプを使用しましたが、耐熱パイプ外側の熱がダクトを変形させてダメでした。
そして最後に、

あと5〜10mm細い耐熱パイプを探して断熱材を巻いて同じ感じでやってみる(今のパイプだと断熱材を巻いたらダクトに入らないから)作戦

の決行を決めましたので、早速

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通販で切り売りしている所を発見し40mm の耐熱パイプ(今まで50mm)と、40×50の異径エルボーを買い求めましてマリーナに行き…

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視程こそそんなにありませんが、穏やかな海を恨めしい目で眺めつつ(←今ラダーが付いてないから出れない)、新たなダクトの製作にかかりますよ。

まずは

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三度目の正直的に、勝手知ったるダクト切り。
元々2,000mmのを買ってますが、毎回550mm前後使っていますからこれが最後ですわ、背水の陣。

The Last Samurai的なダクトの勇姿。

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映画見てないのでどんな話か知りませんが、多分幕末か明治初期の最後の侍の話か?と言うタイトルからの想像ですが。

次にエルボーに

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ヒーターからのアルミダクトを接続するため、熱に強い(と私のウェットスーツの説明書に書いてあったから多分そう)と噂のネオプレーンを巻いて…

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FFヒーター本体→アルミダクト→エルボー、まで完成。
ここまでは問題無いんですわ、今まで。

次に150円で買ってきたカーエアコンの吹き出し口を

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マジックで線を描いて

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ノコギリでカットして、壁に取り付けて…

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ダクトも取り付けてやります。
仮組みも含めて10回くらいこのダクト取付作業をしてますが、今回違うのは…

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こんな感じで、ステンレスの針金を、ダクトを固定するボルトとナットの間に入れました。
これでパイプを固定して、パイプの重みをダクトにかけないようにするのと、接地面をできる限り狭くし、熱を伝導させないようにと言う感じです。

次に耐熱パイプを…

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斜めにカットしましたが、これを女子挺身隊に配布して「B-29を墜とせ!」とか言うわけではなく。

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シリカウールを引っ張り出してきて、

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こんな風に巻いてやって、

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パイプをエルボーに差し込み、ダクトの中にさっきのステンレスの針金で固定し…

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エアコン吹き出し口とパイプを繋ぎ、念のためネオプレーンで塞いで…

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ダクトの表側と端っこのパーツをカチャカチャとはめて完成。ー

んー、これでダメならもうダクトを金属かカーボンで作るしかないな…


バッテリーと燃料系を接続し…

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電源を入れますと…

2分弱で点火し、吹き出し口から暖かい(と言うか熱い)風が出てきました。

その間、

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リネン類の在庫チェックをしたりとかしていましたが、20分ちょっと経過した頃にガタンと言う音がしましてダクトを見に行くと…

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んあ?? またゲリラによるサヴォタージュか?カバーが床に落ちています…

ヒーターを止めてよく見てみますと…

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なんと!吹き出し口が歪んでいました…
ここから熱風が漏れて、ダクトカバーの中に吹き出し内部を熱くさせたんでしょう…

カーエアコンの吹き出し口もダメなのか…

熱に溶ける
作詞・作曲:Ayase   歌:YOASOBI  編題・ラップ:私

 ♪(心が)しずむ〜ように (ダクトが)溶けてゆくように〜

思わず口ずさみながら(嘘)、完全に降参です。
戦時国際法に基づき白旗を掲揚します。

もうダクトは絶対熱に負けない金属製か300度くらいまで大丈夫なカーボンで作るかします!(←逆ギレ)

吹き出し口も何か考えます!

そして、

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これまで我が失策により犠牲となった熱で歪んだダクトには大変申し訳ないが…

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とか考えつつ、

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マリーナのドラム缶で天に帰って行きました…。

まずは「熱に負けない吹き出し口を探す。」、これが最優先になります。

FFヒーター取付編20へ続く