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【人力化計画05】ブラケットとペダルドライブの取り付けテスト

先週末は愛媛の知人艇の置いてあるマリーナで遊んでしまい(しかもヨットに乗ってない)、自分のヨットが疎かになりました。
さて、今週は普段通りのマリーナもうで、不人気企画のヨット人力化プロジェクトを進めますか。
もう5回もやってるのかー。

前回は本番用金属製のブラケットが完成し、

マリーナに行ったら、肝心のそのブラケットを家に忘れてくると言う漫画のような展開が。
いやぁ、我ながらびっくりしたなぁ…
だってバッグを開けたら入って無いんだもん。

今週はしっかりバッグに入れてマリーナに来ましたよ!
というわけで早速、ペダルドライブにフィッティングさせてみます。

まずは、ペダルドライブの穴にちゃんとブラケットが入るか?
何度も樹脂製の試作品で試したので問題無いはずですが、これで入らなかったら大問題。
ブラケットを再び金属で作る気力が、もう無いわ…
そして、きちんとペダルドライブが把持はじできるか否かのキーになる部分でもありますな。

うむ、うむ。
音もなくすぅっと入ってくれまして、かつガタも全くなし。
ノブ付ボルトで締めてやれば

フィッティング完璧だわ!(自画自賛)
ブラケットとペダルドライブが、ガッツリ一体化してくれています。

では、いったんブラケットとドライブを外して、このブラケットをスイミングラダーに取り付けますか。

カチャっと、

実際は内側にゴム貼ってるから、カチャなんて音しないけどね

所定の位置に置いてやり、ボルト2本、ワッシャー8枚、スリーブ2個、ナット2個で

自分で設計しといてなんだけど、メカメカしいな…

ガッツリ固定ですわ。
控えめに言って、完璧。

絶対、すねをぶつけるやつだ、これ

まぁ今回は樹脂で2〜3回実物模型を作ってから金属で作ったから当然か…

普段ならこの辺りで計測ミスの発覚とか、計算ミスとかやらかしてて、泣く泣く「削る」「拡げる」「曲げる」みたいな無理矢理な修正作業が発生する頃合いですが、流石に今回はスマートに行きました。
スマート過ぎて明日は雪が降るかもな…

さて、では再びブラケットにペダルドライブを取り付けます。
勿論、本番の位置でね。
どれどれ…

今回は形状的に縦長の写真多め

ほほぅ。
なかなかこれは、

収まりがいいですよ。

これを肴に一杯やれる程度には、ブラケットが良い仕事してます。

ノブ付ボルトを緩めて、ドライブを横にスライドさせると…

設計通りだと気持ちいいな
こう言う仕組みでティルトアップ

こんな感じで、ティルトアップした状態で固定出来ます。

と言うところまでの動画がこちら。
今回、縦に長い物だけに縦長動画で撮りましたので、スマホやタブレットみたいな縦長ディスプレイで全画面で見た方がいいかも。

さーて、これでドライブの目処は立ちました。

思わず久保田利伸歌っちゃダメですよ
ナオミ・キャンベルもダメ

クルクル回りますな、もうこのドライブ周りは海に浮かべてテストするまで触ることは(多分)無いでしょう。

次はサドル椅子の取り付け方を考えないと。

一応保険で、

スイミングラダーをこんな感じにした状態でもペダルドライブを取り付けられるし(スイミングラダーと一緒に)多少はティルトアップ出来るようには設計しています。
見た目が悪いのであまりやりたくはありませんが、最悪はこの状態でサドルを取り付けるやり方にする方がイージーモードですわな。
このやり方にした場合のメリットは

サドルの取り付けが、圧倒的に楽(だと思う)。
乗り降りの際に、スイミングラダーを使って楽な気はする。
下に何かあると漕ぎ手労働者が安心?するかな?
万が一ペダルドライブが落下しそうになっても引っかかってくれる。

逆にデメリットは

かっこ悪い。
大掛かり感たっぷり(こういうのは見た目がシンプルなのが一番)。
船がピッチングした時、横になったスイミングラダーが海面を叩くかも。

とにかくスマートでは無いよね

んーー、どうしようかなーー。

そんなわけで、上から「何かサドル取り付けのヒントになるような物を思いつかせよう!(←自分強制型アイディア出し)と、じーーーっと眺めてたんですよ。
そこでふと気がつく事が。
あれ?なんかドライブが微妙〜に斜めじゃない?

そうか…

つまりこう言う事

ウチのヨットのトランサムは真っ直ぐな平面じゃなかった。
全然気が付かなかったよ。
自分のヨットの形も把握してないのか… 今まで真っ直ぐな気でいた… と言うか、全然意識したした事なかったわ。
ま、今更ブラケットを修正するような面倒な作業は嫌だからしないけどさ。

さて、今日の作業はここまでかな。
次回は、

多分ですけど、「色々測って、取り付け方を考えていくの巻」をお届けする予定です。
いや、誰もこのプロジェクトは読んで無いか…
なにしろ役に立たないからね、こればっかりは全て役立たずで無駄な作業だし。

いやいや、フジコ・ヘミングさんは
人生に無駄なことなんか、ひとつもない。
生きるってことは、いろいろ経験すること。
その時は、自分とはまったく関係のないことのようでも、その経験が大切に思える時がきっとくる。

って、言ってますがな。

まぁ、松下幸之助さんは、
いくら熱心でもムダなことやったらいけませんで。
それがムダかどうかは、あなた自身で考えなさい。
これは無駄なことかどうか、一つひとつ検討しなさい。
必ずムダなことをやっているに違いない。

ぐぬぬぬぬ… 今週はここまで。


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