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【オートパイロット修理03】修理が終わったらリングが2つになる失敗

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前回は、新たに購入したプラグ(と、ついでにソケットも)が届き、家でバラしてみたら、たまたま一緒に買ったソケットのフタからプラグの分解ツールを発見すると言うミラクルが起きました。
プラグの取り付けに関しては、どうやってバラしたり組み立てたり…?と言う不安が解消されましたので、珍しく自信満々で作業に取り掛かれます。

まずはマリーナに来まして最初にしたのは拡大鏡を引っ張り出す事。

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菊川怜さんのお尻に踏まれてキャッ!と言われる事を想像し、ニヤニヤしながらかけちゃいけませんよ。
キャッ!
次にプラグを分解し、あらかじめ線に通しておかないといけない部品達を、順番通りに、向きを間違えないように確認しながら通します。

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これ、何か通し忘れてたり、向きが違ってたらもう一回やり直すと言う目も当てられないパターンだ…
「絶対に間違えん!」と、高飛車な感じで気合を入れて作業です。
で、次にそれぞれの線の…

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被覆をワイヤーストリッパーで剥いてやりますが、後で余分は切るつもりなので、かなり長めにね。
太い線(茶色と青色)が電源の+と-、細い線3本は白と緑がNMEAの+と-、黄色がSea Talkです。
それでは熱収縮チューブを…

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切って、それぞれの線に入れてやりますよ。

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そして、チューブが抜けないよう、とりあえず芯線を折り返しておきます。
ここで、ピン・アサインを再度確認。
タブレットに表示させて、作業を進めます。
下図はソケット側の図だから鏡像になりますよ、注意注意。

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これも間違えられないな… 絶対に。
さて、プラグのコアの部品に配線しますよー。

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余分な芯線の先をカット、セットスクリューを緩め、対応する所に差し込んで、セットスクリューを締めてやります。

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配線終了!
っていうか、熱収縮チューブ要らなかったな。

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特に大きなトラブルも無く完成しましたよ。

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しいて言えば、何か敷いて作業するんだったな(←ただ言ってみたかっただけ)。
さーて、アクセサリーバッテリーをオンにして、オートパイロットのスイッチを入れてやりますと…

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お!大丈夫ですね。
よかったよかった… って、うん?

ん?

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なんだろう?複視(物が二重に見える)かな?プラグをソケットに固定するリングパーツが、疲れのせいでしょうか?2つに見えますよ?

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と言うか、触った感覚まで2つあるような…
匂いも2つ分、重さも2つ分、どう考えても2つあるような。

うん…これは厳しい現実を受け入れるしかないですね。

確かに、1個でいいはずの… というか、1個で十分な。むしろ2個あったら邪魔になるリングパーツが、どこをどう見ても2個連なっています。

よく考えたら、最初にリングだけ通した記憶が薄っすらあるような。
その後プラグを分解し、各部品を順番通りに通すぞ… なんてやる時に、古いプラグのリングも通してしまったんでしょう。

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うむむ… もう面倒だから線は切りたくない。
リングを1つ切る? いや、なんかそのまま?

とりあえず、支障は無いのでそのままにしてます、今は…。
しかし、何か忘れるのがいつものパターンなのに、今回はむしろ余計な部品を盛ってしまうとは…

とりあえず、オートパイロット(オートヘルム)は直りましたよ!
部品が1つ余計に付いていますが、2個あったっていいじゃない。